ロヴァニエミ

ロヴァニエミは、フィンランド北部、北極圏の入口から南へわずか8kmに位置するラップランド地方の州都です。この都市の見所は、なんといってもサンタクロース。郊外にはサンタクロース村があり、オフィスでは本物のサンタクロースに一年中会うことができます。サンタと話したり記念撮影をしたり、大人から子供まで楽しめるスポットになっています。一方で、ロヴァニエミは1944年にナチス・ドイツ軍の攻撃により徹底的に破壊された歴史を持ちます。そんな壊滅した町を復興させたのは、フィンランドの誇る建築家アルヴァ・アールトでした。町にはアールトの設計によるモダンな建物が点在しており、特にロヴァニエミ行政センターは代表的な建物となっています。町の地図にはアールトの発想による"トナカイの頭"が隠されているといいます。探してみると面白いかもしれません。そして、忘れてはいけないのはオーロラ鑑賞も楽しめるということ。北部の町がオーロラ鑑賞では有名ですが、ロヴァニエミでも見ることができます。その場合はオプショナルツアーなどに参加するのがおすすめです。合わせて犬ぞりやスノーモービル体験も楽しめます。