ニャチャン大聖堂
別名『山の教会』
岩山の上に建てられた美しい教会の魅力をご紹介いたします。
ニャチャン大聖堂とは...
ニャチャン大聖堂は街の中心にあるニャチャンで最も有名な教会。岩山の上に建てられた教会は"山の教会"として親しまれ、フランス統治時代を色濃く反映したネオ・ゴシック様式の建築や内部のステンドグラスはベトナム内でも屈指の美しさを誇ります。
【基本情報】
・営業時間:6:00~17:00
(※季節や現地都合により変動の可能性あり、昼時間は閉門される時があります)
・入場料:無料(寄付制)
・主なアクセス:中心部より徒歩10~20分程度
・注意点:入場は無料ですが寄付制となっているので少額(20~30,000vnd程度)の寄付があるといいかもしれません。高額な寄付の請求にはご注意ください。教会内では過度な露出を避け脱帽を求められます。日曜日はミサが行われます。
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教会の歴史
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教会の起源
ニャチャン大聖堂の設立には時代背景とフランスの統治、特にパスツール研究所と海洋研究所が深くかかわっています。1800年代後半、ニャチャンはまだ海沿いの漁村が広がる地方都市にすぎませんでした。そこにフランス植民地政府が到着したのが1886年でした。植民地政府の行政事務所がおかれ、のちにパスツール研究所や海洋研究所といった植民地政府の重要拠点は設立されていきますが、その際にフランス人役人や地元のカトリック教徒のニーズを満たす必要がありました。最初は海沿いに小さな礼拝堂があったとされていますが、ニャチャン教区のルイ・ヴァレ神父は当時からニャチャンにおける教会の建設を意図しており、1928年に建設が開始されました。
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教会建築
ホアンランの丘に建設された教会は建設開始から5年後の1933年に完成しました。当時この場所は岩山がありダイナマイトを使って岩山を爆破して地面を均した上に教会が建設されています。そのため地元からは山の教会という呼び名で親しまれ、小高い立地から市内を見わたすロケーションも魅力の一つです。ヨーロッパの石造教会を模倣して石造りのように見えますが、実際にはニャチャンの海岸環境に耐えるために鉄筋コンクリートで建てられているという工夫がなされています。フランス統治下の影響から典型的なネオ・ゴシック様式で建てられており、中世ヨーロッパの古き良きシンプルさとともに明るさも感じられます。重厚な建築において天井の高さを出すことを可能としたにリブ・ヴォールトによって、ニャチャン大聖堂もこの地の寺院にはない壮大さを生み出すとともに暑さを上に逃がして、大きなステンドグラスが設けられている点も注目ポイントです。
"山の教会"の見どころ
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マリア像と広場
教会の真下にある広場は小高い教会を見上げるビュースポット。多くの人が写真撮影や祈りをささげるマリア像が教会を背後に立ち、足元には絶やすことなく花束がささげられその後ろには聖書のストリートのレリーフがあります。交通量の多い街の中心部にありながら緑の木陰もあり欧風の落ち着きを感じられる美しい広場です。
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神父のお墓
正面の広場から右奥の教会へのスロープへ上がる直前、教会の岩山の麓にルイ・ヴァレ神父は眠っています。1945年に亡くなったルイ・ヴァレ神父は"生涯愛した教会のそばにいたい"という遺言から教会の麓に埋葬されたとされています。激動の時代の中、限られた予算の中で環境に適した教会建設を成し遂げ、布教活動と地域貢献した功績は今でも多くのカトリック教徒から信仰され、また多くの観光客もその美しい教会に魅せられて足を運びます。ニャチャン大聖堂観光の際には神父のお墓参りもお忘れなく!
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教会外観
入り口から教会へ上がるスロープも大切な場所。教会の基盤の岩壁沿いに名前の刻まれた小さな石碑がびっしり並びます。この石碑の裏に信者の遺骨が安置されているいわば"壁の納骨堂"。もともと教会付近のエリアにキリスト教墓地などがありましたが1980年代、ニャチャンの発展とこの中心の立地の開発、またニャチャン駅が近く線路を通すなどの関係で墓地の立ち退きが決定し、その際に遺骨が教会のこの壁沿いに移されました。坂を上りきると迫力ある教会建築をお楽しみいただけます。幅20メートル、全長38メートル、高さは26メートルもあります。(ポーナガール:23m、ロンソン大仏:24m)
高さのある鐘楼はとがりのある尖塔ではなくネオ・ゴシック様式の特徴であるシンプルな形をしており4面に時計があります。石造りのように見えるコンクリートブロックも外観の見どころの一つ。また教会の横にもルイ・ヴァレ神父の後を継いだ神父たちが眠るお墓があります。
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教会内部
中に入るとみられる大きなステンドグラスはベトナム屈指の美しさ。東海岸から太陽が昇り強い日差しが差し込む朝の時間に鮮やかに輝くように設計されており、また訪れる時間によって雰囲気が変わるので何度訪れても魅せられる美しさがあります。合わせて高さがありリブ・ヴォールトが見られる天井は見事。空間的な広さが教会内の厳かな雰囲気をより際立たせます。