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コンダオ刑務所/遺跡群

コンダオの名所の一つであるコンダオ刑務所。フランス植民地時代からアメリカとの戦争時代にかけて主に反植民地主義運動でとらえられた政治犯が収容されていました。その数は推定22,000人。囚人は刑務所内で多くの拷問や残虐な扱いを受けたほか、刑期には懲役、限定重労働、終身重労働、死刑などがあり、逮捕後の判決のほかにも刑務所内での行動・態度で評価され刑罰が与えられたといわれています。釈放後にベトナムの首相となったPhạm Văn Đồngなど政治家や指導者として活躍した人もいますが、収容者の多くは強制労働、栄養失調、病気、虐待、あるいは処刑によってコンダオで命を落としました。博物館横に位置するPhu Tuong刑務所では牢獄を見学できるほか、当時の様子が人形によって再現されており、収容所の実態を学ぶことができます。そのほか観光地としてはPhu Son刑務所、Phu Binh刑務所の計3か所が公開されており、コンダオ博物館との共通券で入場が可能となっています。(チケットは博物館で買うことをお忘れなく!)
公開されているのは3か所だけですが、実際にはそれよりももっと多くの牢屋がコンソン島の町中にあるのも驚きです。

必見!鮮やかな庭と美しいコロニアル建築の邸宅

フランス植民地時代、島の領主が滞在した邸宅は築100年以上の歴史的建造物です。囚人による強制労働によって建設され、立派なアーモンドの木や花が整えられた綺麗な庭とコロニアル建築は美しく一見の価値ありです。目の前には青い海が広がり、かつて船が停泊した桟橋があります。914桟橋といわれるこの桟橋も強制労働によって造られ、建設中に亡くなった囚人の数にちなんで名づけられていると言われます。邸宅跡は博物館の共通券で入場可能です。

強制労働が行われた石灰窯跡地

刑務所近くにある石灰焼窯跡は建築資材の生産などのために稼働し、囚人による強制労働が行われていた場所です。道路沿いにあり入場料はなく観光地というわけでもありませんが、綺麗に保存され見ごたえがあります。

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