ANAの国際線新シート発表!
1ランク上の乗り心地を一足早く体験してきました!
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時期 2026/3/12
投稿日 2026/3/23
投稿者 伊尻 秀徳
2026年3月12日(木)~2026年3月14日(土)にかけて東京・六本木にある東京ミッドタウンで開催されたANAの新シート体験会に、私たちエス・ティー・ワールドも参加してきました。
ANAの新シートを一足早く体験しました!もくじ
ANA Future Experience
今回体験したのは、今後ボーイング787-9中型機へ導入予定の長距離路線向け新シート。個室タイプのビジネスクラス「THE Room FX」をはじめ、プレミアムエコノミー、エコノミークラスまで座席が全面的に刷新されます。
実際に座ってみて感じたリアルな乗り心地や空間、そしてそれぞれのシートにどんな特徴があるのか、体験した順に詳しくご紹介していきます!
ビジネスクラスTHE Room FX
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今回の体験会で、ひときわ大きなインパクトを放っていたのがビジネスクラスの新シート「THE Room FX」でした。
中型機向けの座席でありながら“個室タイプ”を実現しているのが最大の特徴。さらに驚いたのは、そのゆとりある空間設計です。なんと、ボーイング777に搭載されているビジネスクラス「THE Room」と同等のピッチ幅を確保しているとのこと。
スライドドアを薄型化するなど細かな工夫を積み重ねることで、限られた機内スペースの中でも最大限の開放感を生み出しているそうです。実際に座ってみても窮屈さはまったく感じず、むしろ余裕のある“自分だけの空間”がしっかりと確保されている印象でした。
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また個人的に特に驚いたのは、ワイヤレス充電機能が搭載されている点。
モニター周りはイヤホンのコードや充電ケーブルでどうしても雑然としがちですが、このシートではBluetoothオーディオ機能も利用できるため、そうしたストレスから解放されます。ワイヤレス充電に対応していないスマートフォンでも、USBポートはタイプA・Cの両方が備わっているので安心です。
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また、背もたれにあらかじめ傾斜をつけた「プリリクライニング方式」を採用しているのも特徴のひとつ。着席した瞬間から、まるで少しリクライニングしているかのようなリラックスした姿勢を取ることができます。
ただ正直なところ、個人的にこの機能の魅力はそこまで強くは感じませんでした。というのも、長距離フライトでは離陸後すぐにフルフラットにして横になってしまうことが多いためです。それよりも印象的だったのは、ベッドポジションにしたときの圧倒的なゆとり。体を預けた瞬間に感じたのは、「これはもう機内というより、ほぼ自宅なのでは…?」という安心感でした。その快適さの前では、細かな機能の違いはあまり気にならなくなる——そんな完成度の高さを実感しました。
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シートそのものの快適性はもちろんですが、今回アメニティにもこだわりを感じました。
ポーチは、イタリア・ミラノの革製品ブランドFRANZIが手がけたもの。機内用とは思えないほど洗練されたデザインで、思わず「これ本当にアメニティ…?」と感じてしまうほどの高級感がありました。
ポーチの中には歯ブラシやアイマスクといった基本アイテムに加え、同じくミラノ発のライフスタイルブランドCULTIのリップバームやハンドローションもセットされています。長距離フライトでは乾燥が気になりがちですが、こうした上質なケアアイテムがあるだけで、移動時間の過ごし方も少し特別なものに変わりそうです。
さらに、日本発便ではUSB変換アダプタ(Type C to A)、海外発便ではエコバッグが付くという細やかな配慮も。実用性と楽しさの両方を兼ね備えた内容になっています。
ポーチの形はランダムとのことで、どんなデザインに出会えるかもひとつの楽しみになりそうです。実は今回のイベント特典として私もひとついただいたのですが、手に取った瞬間、少しだけ“おしゃれな旅人になった気分”になれたのが印象的でした。
プレミアムエコノミークラス
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エコノミークラスのひとつ上に位置するプレミアムエコノミーは、より快適なリクライニング性能と、ヘッドレスト左右に設けられた“ウイング”が印象的なシートでした。
まず特出していたのはリクライニング幅の拡大。しっかりと体を預けられる角度まで倒すことができ、さらにフットレストを併用すると、まるでソファでくつろいでいるかのようなリラックス感が得られました。長距離フライトでも無理のない姿勢で過ごせそうだと感じます。
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また特徴的なのがこのヘッドレストのウイング。左右の視界をやさしく遮ってくれるような構造になっており、隣席の視線や存在感がかなり軽減されます。完全な個室タイプではないものの、十分なプライベート感を味わえる設計でした。
一方で、その遮蔽性の高さゆえに、やや囲まれているような圧迫感を覚える方もいるかもしれません。さらに正直なところ、先に体験したビジネスクラスの完成度が非常に高かったため、どうしても比較してしまい、やや物足りなさを感じたのも本音です。
そして物足りなさを感じたもう一つの理由が、このあと紹介するエコノミークラスの快適性。エコノミーでも想像以上に完成度が高かったこともあり、「プレミアムエコノミーを強くおすすめするか」と聞かれると、個人的には少し悩んでしまう……そんな率直な感想を持ちました。
エコノミークラス
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最も“いい意味で裏切られた”のがこのエコノミークラスのシートでした。プレミアムエコノミーと説明されても納得してしまいそうなほど、全体的な快適性が大きく向上しています。
まず驚いたのはシートピッチ。従来より約2.5cmスペースが拡大され、さらに膝元部分の設計にも改良が加えられたことで、足元の余裕がしっかりと感じられました。実際のピッチ幅は約86cmとのことですが、体感的にはそれ以上。「窓側の席の方が席を立つ際でも立たずに済むのでは?」と思えるほどのゆとりを感じたのが印象的です。
リクライニング性能も進化しています。可動域は従来より約5cm広がり、約15cmまで倒せる仕様に。ただしシートピッチ自体が広くなっているため、前の座席が最大まで倒れていても圧迫感は想像以上に少なく感じられました。長距離フライトでありがちな“前の人との距離ストレス”が軽減されている点は、大きな安心材料になりそうです。
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そして個人的に感動したのが機内モニター。13.3インチのタッチパネル式ディスプレイは、まるでタブレット端末のような大きさと美しさで、映像の没入感も大きく向上していました。従来装備されていたコントローラーが廃止されたことで軽量化にもつながっているとのことですが、操作性の面でもこれは嬉しい進化。個人的にはコントローラー操作にやや使いづらさを感じていたため、このシンプルな仕様は歓迎したいポイントでした。
日系航空会社ならではの映画ラインナップの充実も期待できるため、ダウンロードした作品を小さなスマートフォンの画面で観るよりも、機内モニターでしっかり楽しみたい——そんな気持ちにさせてくれる完成度です。
テーブルにも仕様変更が加えられています。従来の2つ折りタイプではなく、1枚構造のテーブルへと刷新されたとのこと。体験した段階では大きな違いまでは感じ取れませんでしたが、実際のフライトで食事を広げたり読書をしたりといったシーンの中で、 その使い勝手の良さをより実感できるのかもしれません。
快適なご移動になること間違いなし!
今回体験した新シートは、現時点では導入路線や機内サービス(機内食など)の変更有無といった詳細はまだ発表されていません。それでも、実際に座ってみて感じたのは、「これからの長距離フライトの過ごし方が大きく変わりそうだ」という確かな手応えでした。
導入は夏頃から順次予定されているとのことで、春先には新たな情報発表もあるのでは……と期待が高まります。どの路線に投入されるのか、どのような形でサービス全体が進化していくのか、今後の動向から目が離せません。
アメリカ大陸方面を担当する立場としては、特にロサンゼルス線やバンクーバー線への導入に注目しています。これらの路線に新シートが投入されれば、より多くのお客様に快適な空の旅をご提供できるようになるはず。実際の就航を楽しみにしながら、今後も最新情報を追いかけていきたいと思います!
航空券は“早めのご相談”が安心です
券の価格は空席状況によって変動するため、ご予約のタイミング次第では大きく料金が変わることもあります。特にビジネスクラスなど上位クラスの場合、数十万円単位で差が出るケースも珍しくありません。
また、ツアーの場合はご出発日の31日前まで(ピーク時は41日前まで)であればキャンセル料がかかりません。まずは早めにご相談いただくことで、より良い条件でご旅行の計画を進めていただけます。
「まだ少し先の予定だから…」という方も、気になる路線や時期があればぜひ一度お問い合わせください。海外旅行のご相談はエス・ティー・ワールドにお任せくださいませ!
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