リエカ

クロアチア首都ザグレブから南西に約185㎞に位置するクロアチア最大の貿易港がリエカです。アドリア海を渡る大型フェリーは、リエカを拠点に運航されています。石畳が続くコルゾ通りや時計塔、教会など昔ながらの町並みを残しつつ、レストランやお店なども軒を連ね、リエカの町は賑わいを見せています。町の背後には城塞の丘トルサットがあり、リエカの町並みを見下ろすことができます。リエカはクロアチア語で"川"という意味を持つことから、町の中心付近を川が流れています。リエカには別名フィウメ(fiume)という名もあり、イタリア語で同じく"川"という意味を持ちます。かつてリエカはイタリアの領地であった影響もあって、現在でもフィウメという名前で呼ばれることがあります。リエカはイタリアにルーツを持つ人も多く、イタリア語もよく通じますし、日帰りでイタリアのミラノやトリエステに旅行に行きやすい立地に位置します。街ではローマ時代の遺跡なども目にします。