もし皆さま、ザグレブ観光があっという間に見終えて、お時間があれば是非ヴァラジュディンへ行かれることをお勧めします。 ヴァラジュディンは・・・ あまり日本人には聞きなれない場所ですよね。 私も実際に訪れるまでまったく知らなかった町でした。 ザグレブから北に80kmに位置する街。 ザグレブからは電車またはバスで約2時間前後で到着します。 18世紀には、一時クロアチアの首都にもなった街であり、街にはたくさんのバロック様式の美しい建築物がいっぱいのところです。 また毎年8月末から9月にかけて、野外音楽祭のシュパンツィルフェスタ、バロック音楽祭が開催される音楽の街でもあります。
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街の中心へは、鉄道駅やバス停から徒歩で移動が出来ます。
街の中心と呼ばれているのがトミスラフ広場です。この広場では毎日7:00~13:00までマーケットが開かれ人々で賑わっています。街のシンボルのひとつの塔を持つ市庁舎は、広場の北側に立っています。
市庁舎の入口には衛兵が常駐していて、4~9月の毎週土曜日、正午頃に衛兵交替式が行われます。
残念ながら私は昼過ぎに訪れたためマーケットも衛兵交替式も見れず、残念でした。
(写真:左)カラフルな家々がいっぱいでした
(写真:中央)バロック様式全開の街並みでしょう?
(写真:右)市庁舎
マーケットも終わった頃のトミスラフ広場は、カフェでのんびり過ごす人がたくさんいました。
ヨーロッパに訪れるといつも素敵だなぁと感じる場所が、カフェでのんびり過ごす昼下がりの様子です。
日本では忙しくてそんなことはなかなか出来ないのですが、ヨーロッパのゆっくりするスタイルはとても羨ましく良い雰囲気ですよね!?
(写真:左)広場にはカフェの椅子がいっぱいでした
(写真:中央)オシャレなゼブラ柄のカフェを発見!
(写真:右)ちょっとコーヒーブレイク友にジェラート♪
(写真:左)マンホールの蓋が、とても素敵で思わす一枚パシャリ♪
(写真:中央)おっ!発見しました!クロアチア名物のダルメシアン犬
(写真:右)歩いていて見つけた街中にキノコが生えてる・・・!!!
聖フランシスコ教会の前にはニンの大司教、グルグール・ニンスキの銅像がありました。
この銅像は、スプリットでも同じような銅像をみましたが、その際は銅像の左足の親指に触ると、幸福が訪れるといれていましたが、これはどうかな?
(写真:左)銅像
(写真:右)聖フランシスコ教会
広場からちょっと行ったところには、自分でお土産にコインを作る場所があります。
昔のコインを作る器具のため、ハンマーで上からひと押しして型作りをします。
このハンマーがなかなか重い!!!
是非思い出に挑戦してみてください。
(写真:左)コインを作る器具
(写真:中央)ヨイショっとハンマーを持ち上げてエィっと一振り!
(写真:右)私が作ったコイン。ちょっと歪んでしまいましたが良い思い出です!
ヴァラジュディンには、数多くの教会が立ち並びますが、最も見応えがありバロック音楽祭時にメイン会場として利用されるのが、大聖堂です。
このバロック様式の大聖堂は、かわいい薄いピンク色をした女の子ウケよさそうなファサードが特徴的です。
外観はシンプルですが・・・対照的に内部は大変凝った装飾がなされていて見応えが十分あります。
(写真:左)かわいい薄ピンクの外観
(写真:中央)豪華な祭壇
(写真:右)内装も薄ピンクと白でまとめられています
(写真:左)大きな素晴らしいオルガンもあります
(写真:)天井絵も見事
(写真:右)聖堂近くには何かモニュメント的なカラフルな卵を発見!
見応えある大聖堂を後にして、広場方面に戻っていくと一風変わった建物を発見しました。
ここはセルマゲ宮殿で、1759年にヴァラジュディンの貴族であったセルマゲ家によって建てられた。現在は市立美術館とされているようです。
この何とも言えない四角いアートが特徴的な建物で、とてもユニークですよね!
(写真:左)セルマゲ宮殿の横からショット
(写真:中央)セルマゲ宮殿真正面から見たら
(写真:右)ピンクの家々がいっぱいでキュートな街歩きです
セルマゲ宮の北西には、ヴァラジュディン最古の建物の「スタンリー・グラード」があります。
13世紀に砦として建てられ、16世紀に周囲に堀が巡らされたルネッサンス様式の城となり、この地方の防衛拠点とされました。
現在は博物館とされていて、ヴァラジュディンの歴史など様々な様式の部屋見学ができます。
(写真:左)入口
(写真:中央)真っ白な美しい様式の建物
(写真:右)門の向こうにはセルマゲ宮殿が見えます
最後にヴァラジュディンの一押しレストランをご紹介しちゃいます。
全体的にピンク色の可愛い町のレストランは、レストラン内もロマンチックなオシャレなレストランがいっぱいです♪
そのなかで今回私が食事をしたところは、ガイドビックの「地球の歩き方」にも掲載されていた『ズラトネ・ルカ Restoran Zlantne Ruke』です。
店名は黄金の手という意味のようで、建物は地下利用で石造りの白い壁とオレンジ色のライトアップが、素敵な雰囲気を演出していました。
料理は肉も魚料理とあり、サラダからデザートまで美しい盛り付けにうっとりしちゃいます。料理もどれも繊細な味付けで、日本人でもちょうど良い量でありとても美味しかったです。
是非皆さま、ヴァラジュディンへ訪れたら、ディナーはこちらのお店に足を運んでみてください♪
(写真:左)レストラン入口です。地下の素敵な雰囲気へようこそ!
(写真:中央)とっても美味しい2種類(ホウレン草とカボチャ)の味のスープ。
(写真:右)メインは肉料理。お肉のほかにも、たくさんの工夫されたお野菜料理もdelicious♪