ウルグベク天文台
君主であり,天文学者でもあったウルグベクによって建てられた天文台。
ウルグベク天文台は、サマルカンドにある世界的に重要な中世イスラム天文学の研究施設であり、15世紀に学者であり統治者でもあったミールゾ・ウルグベクによって建設されました。ここは当時、世界最高水準の天体観測拠点の一つとされています。
この天文台は主に天体観測のために設計され、地中に埋め込まれた巨大な四分儀(セクスタント状の観測装置)が特徴です。この装置を用いて、星や惑星の位置を非常に高い精度で測定することが可能でした。
ウルグベクとその学者たちは、ここで有名な天文表「ジージ・スルターニー(Zij-i Sultani)」を作成しました。この星表は中世天文学の中でも最も正確な成果の一つとされ、その後のヨーロッパの天文学にも大きな影響を与えました。