ビービー・ハーヌム・モスク
中央アジア最大級と言われる巨大なモスク。モスク前の「説教台」を3周回ると願いが叶うと言われています。
ビービー・ハーヌム・モスクは、サマルカンドにある最も壮大で有名な歴史的建造物の一つであり、ティムール朝時代を代表する大規模なモスクです。14世紀末から15世紀初頭にかけて、アミール・ティムールがインド遠征から帰還した後に建設され、当時イスラム世界でも最大級の金曜モスクの一つとされていました。
このモスクは、巨大なイーワーン(アーチ型の門)、高いドーム、そして精緻な装飾タイルによって構成され、ティムール朝建築の圧倒的なスケールと美しさを象徴しています。短期間で建設されたという伝承もあり、そのため構造的な問題が一部生じたとされていますが、それでもなおその壮麗さは失われていません。
名称の「ビビ・ハーヌム」はアミール・ティムールの妃に由来すると伝えられており、この建築物が王朝の権威とイスラム建築への強い関心を示す象徴であったことを物語っています。
現在では、広大な中庭と巨大な正面ファサードが観光客を圧倒し、サマルカンドを代表する観光名所の一つとして世界中から多くの旅行者を魅了しています。