現地在住スタッフが選ぶ!
「行かなきゃ損」と感じたカンクン観光地7選【研修記第3回】
カンクン在住中の私が自分の目で見て感動したスポットを、おすすめ順で紹介!
【第3回】カンクン研修記:お気に入り観光スポット紹介!
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こんにちは!エスティーワールド新卒1年目の伊尻秀徳です。
私は2025年の4月に入社してすぐ、研修の一環としてメキシコ・カンクンにやってきました。
目的は、カンクンのホテルや観光地を実際に見て、感じて、帰国後にお客様へカンクンの“リアルな”情報をお届けするためです。そして今、滞在から3か月が経とうとしています。そこで、「研修記」という形で、ここまでの感動や気づきを共有したいと思います。
カンクンってどんな場所?と気になっている方に、少しでもその魅力が伝わると嬉しいです!
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今回は第3回ということで、私の個人的なお気に入り観光スポットを7か所ご紹介します。
ホテルステイも最高ですが、せっかくカンクンまで来たのに観光しないのはもったいない!
1~10でおすすめ度(偏愛度)を書いていきながら、是非足を運んでほしいと思うスポットを紹介していきますので、参考にしていただければ幸いです。
【研修記第3回】現地在住スタッフが選ぶ! 「行かなきゃ損」と感じたカンクン観光地7選もくじ
おすすめ度:10 イスラ・ムヘーレス
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カンクン・ホテルゾーンの北側に位置する離島「イスラ・ムヘーレス」。
この島最大の魅力は、なんといってもその海の美しさです。
今年はホテルゾーンやプラヤ・デル・カルメンで海藻の影響が気になる中、イスラ・ムヘーレスの海は驚くほどクリア。波も穏やかで、安心して遊泳を楽しめるのも嬉しいポイントです。島の北側に位置する「プラヤ・ノルテ」は、私が今まで見たビーチの中で一番きれいだと思っています。また周辺には、おしゃれなお土産屋さんが並び、のんびり散策するだけでも楽しい時間に。ただし、物価はホテルゾーンより少し高めなので、ウィンドウショッピングがちょうどいいかもしれません。アクセスは、カンクン本土からフェリーが便利。あるいは、ツアーでの上陸も人気です。 特におすすめなのが、カタマラン(ヨット)でのクルーズ&シュノーケリング後に島へ立ち寄るプランや、ジンベエザメと泳ぐシュノーケリングツアーのあとに訪れるプラン。どちらも思い出に残る体験になること間違いなしです。また、近年では“世界一インスタ映えするホテル”と称されたImpression Isla Mujeres by Secretsも話題に。日帰りで気軽に訪れるのも、リゾートステイを楽しむのも、どちらの楽しみ方もできる万能な離島です。
おすすめ度:10 グラン・セノーテ
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メキシコ・ユカタン半島に3000以上点在すると言われる天然の泉「セノーテ」。
その中でも特に透明度が高く、美しさで名高いのが「グラン・セノーテ」です。石灰岩の地層が崩れてできたこの神秘的な泉は、太陽の光が水中に差し込むとまるで“光のカーテン”のような幻想的な景色が広がります。初めて入った時には、「地上の楽園」ってこういうことかと思わされました。
透明度はトップクラスで、水中の景色はまるで空気の中のよう。まさに“秘境”と呼ぶにふさわしい場所です。カンクンは年間を通して晴天が多い場所ですが、時折スコールに見舞われることもあります。しかし、グラン・セノーテの透明度は天候に左右されにくく、多少の雨でもその美しさは変わりません。
さらに、数あるセノーテの中でも、グラン・セノーテは比較的開放的で明るいタイプ。深すぎず足が届く場所もあるため、小さなお子様連れでも比較的安心して楽しめるのも魅力の一つとなっています。実際私が案内したご家族も、「ここなら子どもでも泳げるね」と仰っていたのが印象的でした。カンクンからの日帰りツアーも充実しており、自然好きな方にはぜひ訪れていただきたいスポットです。
おすすめ度:9.5 カーンルーム湖
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カンクン周辺で「誰にも教えたくない絶景スポット」と聞かれて、真っ先に思い浮かぶのがこのカーンルーム湖。実は日系旅行会社の中で扱っているのは、私が働いているSTWの現地支店であるMexico Travel Factoryだけ(…のはず)という、かなりのレアスポットです。この湖の何が面白いって、湖の中央にセノーテがぽっかり2つ空いているんです。湖自体は透き通った透明の水で、ドローンで上空から見ると、湖全体が緑色っぽく見えるのですが、その中にセノーテだけが“紺色の丸”としてダルマのようにぽっかり浮かび上がる。初めてその映像を見たときは、「え、湖に穴空いてる!?」と本気で二度見しました。
自然が作り出したこのコントラストの美しさは、写真でも動画でも、見る人を一発で惹きつける力があります。現地に行ってみると、いい意味で“ゆるい”。観光地というよりは、地元の人がスナックやビール片手にのんびりしてる、まさに「チル」の極みです。ハート型のフォトスポットやブランコがあったりして、ハネムーナーのお客様にはかなり刺さると思います。カンクンの喧騒から少し離れて、写真も空気ものんびり楽しみたい人には、全力でおすすめしたい場所です。
おすすめ度:9 シアン・カーン
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自然を愛するすべての人にこそ体験してほしい、特別な1日が待っている場所。それがシアン・カーンです。カンクンのホテルゾーンのようなにぎやかなリゾートとはまるで別世界。ホテルでもなく、観光地でもなく、「何もしない贅沢」を味わうにはここしかないと思っています。
ツアーでしか入れない保護区なので行ける人数も限られていて、まさに静かな自然の中に“招かれる”感覚。行きのボートに乗って風を感じながら進むだけで、もうリラックスするスイッチが入ってしまいます。ライフジャケットを着て、ゆっくりと水に身をまかせると、その体験はまさに“自然の流れるプール”。聞こえるのは、マングローブの葉が揺れる音と鳥のさえずりだけ。スマホも時計も気にならない、心がほどけていく時間です。「遺跡にはあまり興味がなくて」「子どもに自然体験をさせたい」「大人こそ癒されたい」──そんな人には、間違いなくぴったり。実際、お客様からの満足度もNo.1なんです。一度訪れたら、「また行きたい」じゃなくて「また戻りたい」って思える。そんな特別な場所が、シアン・カーンです。
おすすめ度:8 チチェンイツァ
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マヤ文明の最高傑作「チチェンイツァ」。
世界遺産や新・世界七不思議としても有名で、ユカタン半島随一の一大観光地です。太陽の動きなども考えて精巧に作られたピラミッドの造形は衝撃的で、「こんな文明が本当に存在してたのか」というロマンを感じざるを得ません。訪れたお客様が皆口をそろえて「来てよかった」と言ってくださるのも納得です。アクセスとしてはカンクンから車でおよそ2~3時間。これだけ見ると長いように見えますが、日本からカンクンまでのフライト時間と比較するとそうでもないように思えてきませんか?だからこそ、せっかくカンクンまで来たなら、行かないのはもったいない。そんな遺跡がチチェンイツァです。
おすすめ度:7.5 バジャドリド
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にぎやかなビーチリゾートとは対照的に、時がゆっくり流れるような町。それがバジャドリドです。カラフルな建物が連なる街並みや石畳の道、歴史ある教会が魅力で、どこを切り取っても写真におさめたくなる風景ばかり。カメラを持つ手が止まりません。歩けば歩くほど味が出る町、というのがぴったり。
ふらっと入ったお土産屋さんでは、カンクンよりもお手頃な価格で、可愛い雑貨や民芸品が見つかることも多く、ついつい散財してしまいそうになります。その魅力はメキシコ観光省も認めていて、「プエブロ・マヒコ(魔法の村)」に選ばれているんです。最近はSNSでもじわじわ注目され始めていて、まさに今が行きどき。チチェン・イッツァやセノーテ巡り、ピンクレイク、メリダなどの人気観光地への中継点としても抜群なので、観光も街歩きもどっちも楽しめる穴場スポットです。
おすすめ度:7.5 ピンクレイク
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日本を出国する前からここだけは絶対に行こうと決めていたのがこのピンクレイクです。
というのも、カンクンのことをまだよく知らなかった頃からピンクレイクの写真だけはインスタで目にしたことがあって、研修中に絶対足を運びたいと心に決めていました。そして念願叶って訪れてみたら、やっぱり期待通り。いや、それ以上!
写真でも十分インパクトがありますが、実際に見た空の青と湖のピンクがぶつかり合う色彩の世界に、完全に圧倒されました。しかも実は、この鮮やかなピンクは乾季・雨季に関係なく楽しめるというのも嬉しいポイントです。難点を挙げるとすれば、カンクンからの距離。片道3〜4時間ほどかかるので、決して気軽に行ける距離ではありません。しかもピンク色の見え方も日によってまちまちなので、少しギャンブル的要素があります。
でも、あの景色を前にすると、長時間の移動もまるごと旅の一部に感じられるから不思議です。「SNS映え」の一言では片付けられない、本物の絶景。自分の目で見てこそ価値がある場所だと心から思います。
まとめ
以上が、私が自信を持っておすすめする「カンクンに来たなら絶対に行くべき観光スポット7選」です。カンクンに来られるお客様の多くは、「最初で最後、一生に一度」のカンクン旅行。せっかく日本から十数時間かけて来るのなら、後悔のない旅にしてほしいと、心から思います。
そのためにも、私は個人手配よりもツアーの利用をおすすめします!
これは旅行会社の人間としての営業トークではなく、実際にお客様の満足度・コスパ・効率のすべてを見てきた上でのリアルな実感です。
もちろん、現地の英語ツアーを自力で探せば、もっと安い選択肢もあるかもしれません。
でも、限られた滞在時間のなかで「最高の体験を」「日本人のサポートで安心して」楽しむには、プロの手を借りるのがやっぱり一番早くて確実。
また、STW及びメキシコ現地支店のMexico Travel Factoryではホテルをどの予約サイトよりも安く仕入れているので、まずは見積もりだけでも取ってみる価値は十分にあります。(学生時代から旅行漬けだった私ですら、入社するまでこの事実を知りませんでしたが、本当にお得になるんです。。)
あなたにとって、カンクンが一生モノの思い出になりますように。
そのお手伝いができることを、心から楽しみにしています!