ポーランド・クラコフ Poland Krakow
クラコフ
かつて、ポーランドの首都として栄えた街クラクフ。中世の街並みが残る旧市街は世界遺産にも登録され、ユダヤ人が多く住んでいた歴史もあることから、ユダヤ人街のようなスポットも存在します。外せない観光地としては、まず旧市街のはずれにあるヴァヴェル城です。歴代の王の居城であり、オレンジ色の屋根が目を引きます。そして中央広場は、中世の時代から残っているものとしてはヨーロッパ最大の大きさを誇り、広場を囲むようにたくさんのレストランやカフェが立ち並び、1時間に一度ラッパの音が時刻を知らせます。他にも、ステンドグラスや壁画がきらびやかな聖マリア教会や旧市庁舎の塔など、見所はたくさんあります。クラクフはヴィエリチカ岩塩坑やアウシュヴィッツ=ビルケナウ強制収容所観光の拠点にもなっています。ヴェエリチカ岩塩坑は岩塩の採掘所で、世界遺産として登録されています。アウシュヴィッツ=ビルケナウ強制収容所は、第二次世界大戦時にユダヤ人に強制労働をさせ、最大級の犠牲者を出した収容所です。衝撃的な内容ですが、人類の負の遺産として歴史を学ぶために訪れてみてはいかがでしょうか。
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LOTポーランド航空で行くポーランド&チェコ2カ国周遊!女子旅の「行きたい」が満載★世界遺産のかわいい街巡り★妖精の街ヴロツワフ&ポーランド陶器工房訪問&アウシュビッツ立寄り!歴史×中世の街 9日間
9日間
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クラコフご旅行参加のお客様
旅行満足度
飛行機とホテルのセットのツアーとしてはとても好印象。質問にも丁寧に解答頂き感謝しています。寝台列車に朝食が付くとの案内でしたが、提供されなかったのが残念。。
投稿日:2020-02-24 02:34:51
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クラコフご旅行参加のお客様
旅行満足度
旅行は全体を通して非常に満足でした。しかし、クラクフからヴロツワフ行きのフリックスバスですが、発車数分前にターミナルが変わったり、ダブルブッキングや原因不明のトラブルで1時間近く出発が遅れました。まだそれは良いのですが、私たちの指定された座席番号が存在せず、現地スタッフに空いてるところどこでもいいから座るよう言われましたがほぼ満席で、非常に精神的に参りました。結果なんとか座れましたが、ものすごく座席は狭いし空調はなくみんな汗だく、3時間以上とても不快でした。これはSTWさんの問題ではなく現地会社が悪いのですが、このようなことがあった事をお伝えしたくてアンケートに回答します。このバスに関しては英語ができないと対応が難しいと思いました。夫だけだったらバスにすら乗れていなかったかもしれません。また、ヴロツワフとクラクフには、ほかの都市にあるような市街の交通機関マップなどが一切なく、ネットでも見つけられず難儀しました。私たちはグーグルマップを活用しましたが、ガイドブックの情報量が少ない国では、そのような案内図を旅行会社さんの方で添付して頂けたらとても有り難いと思いました。ポーランドはあまりメジャーではないので初心者向けではないと思いますが、これからの需要はある国だと思いますので一考して頂けたらなと思います。
投稿日:2019-07-26 09:27:08
クラコフの 旅行記
一覧を見るクラクフとは?
クラクフはかつてはポーランドの首都として繁栄した都市です。中世時代の面影を残す旧市街は 1978年に世界遺産に登録されました。第二次世界大戦時にポーランドはドイツに占領されたましたが、クラクフは奇跡的に壊滅的なダメージを受けることなく、昔ながら美しい街並みが残されました。歴史に彩られたクラクフの古い街は、あてもなく歩いているだけでも、中世にタイムスリップしたかのような美しい街です。また、クラクフからはヴィエリチカ岩塩坑やアウシュビッツといった世界遺産へのデイトリップも可能。街並み・歴史・世界遺産など様々な魅力がつまったクラクフをご紹介します。
クラクフまでの行き方と日数
クラクフへは直行便は就航しておらず、飛行機で入る場合は経由便となります。
成田発ワルシャワ経由のLOTポーランド航空を利用すると、約15時間程で到着します。
クラクフ市内自体は1日でも見て回ることができますが、ヴィエリチカやアウシュビッツ等の世界遺産にもいかれる場合は、2~3日必要となります。
ワルシャワからの電車で入る場合は、高速鉄道で約2時間半ほどです。
クラクフの楽しみ方
クラクフの名所
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クラクフ旧市街(クラクフ歴史地区/世界遺産)
クラコフ旧市街は最初に登録された世界遺産12個の内の1つです。戦禍を免れて残ったこの街並みは、日本でいう京都のような古都。ドイツ占領時に総督府が置かれたため、街が破壊されずに残ったそうです。クラクフは中世時代は城壁で囲まれた城塞都市で、この城壁は破られたことがないとか。現在はほとんど残っておりませんが、旧市街北のフロリアンカ門や円形の砦バルバカンで当時の様子を垣間見ることができます。
ヨーロッパらしい中世の面影残る古い街並みはもちろん、市内を走るレトロな路面電車も情緒を感じる美しい街です♪街自体がコンパクトなので観光も徒歩で回ることができます。
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ヴァヴェル城(ヴァヴェル大聖堂・旧王宮)
旧市街の南に位置しているヴァヴェル城・ヴァヴェル大聖堂。16世紀末にワルシャワに首都が移るまでは ここに歴代のポーランドの王様が居城し、大聖堂では戴冠式なども行われました。城壁の中に大聖堂や王宮が あります。大聖堂の中には数々の国王の棺や、ポーランドにおいて英雄と言われている人々のお墓もあり、ここの権威の高さを感じることができます。外から見た黄金のドームも必見です。<br>
<span style="color:tomato;">ヴァヴェル城の近くを流れるヴィスワ川沿いは緑が多く、観光の途中休憩にぴったり♪少し歩くと川と城がきれいに映る写真を撮ることができるので、川沿いの散歩もおすすめです!</span>
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中央広場
旧市街の中心に位置する中央広場は、中世の時代から残っているものとしては、ヨーロッパ最大の大きさを 誇り、広場を囲むようにたくさんのレストランやカフェが立ち並んでいます。この歴史ある広場や 昔ながらの建物を眺めながらのお食事はいかがでしょうか?広場には1時間に一度ラッパの音がなる 聖マリア教会や、旧市庁舎の塔など見所がたくさんあります。広場の真ん中には織物会館という、 衣服や布地の交易所が、今はお土産屋さんやアクセサリーショップなった建物もあります。<br>
<span style="color:tomato;">中央広場の建物は夜はライトアップされて綺麗です♪夜の中央広場もぜひ訪れてみてください。観光地の中心のため夜でも人も多く安心です。夕食を食べた後にゆっくりと夜の街並みを楽しまれてはいかがでしょう?</span>
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カジミエシュ地区
カジミエシュ地区は、旧市街から南東に下った場所にあります。この地区は、もともとカジミエシュ大王 によって作られたクラクフとは別の街で、彼がユダヤ人の保護に熱心だったことから、多くのユダヤ人がこの街に移り住むこととなり、第二次世界大戦までユダヤ人街として栄えました。今でもシナゴーグというユダヤ教の集会所が残っていたり、ユダヤの商店を再現した建物があります。レトロなカフェやおしゃれなバーなどもこの地区にたくさんでき、地元の若い人たちでにぎわう地元でも話題のエリアです。旧市街とは異なる独特の雰囲気があるので、ぜひ行ってみてください♪旧市街から歩くと20~30分程かかりますので、路面電車の利用がおすすめです。<br>
<span style="color:tomato;">ヨーロッパの多くの街でユダヤ人街やゲットーなどは残っておりますが、ここはその中でも特にユダヤ文化を色濃く感じます。ヘブライ文字などが使われていたり、再現ですがユダヤの商店があったりと、旧市街とは全く違う雰囲気ですが、治安が悪い様子はないです。</span>
クラコフから日帰りで世界遺産へ
ヴィエリチカ岩塩坑
ヴィエリチカ岩塩坑とは
ヴェエリチカ岩塩坑はクラコフ郊外にある岩塩の採掘所で、世界遺産として登録されています。
旧市街同様こちらも世界で最初に登録された12の世界遺産の1つです!ヴィエリチカ岩塩坑は13世紀頃から稼働をしており、岩塩の輸出によって富をもたらすポーランドにとっては非常に重要なものでした。現在は商業用の採掘は禁止されており、観光用にオープンしています。内部は個人で見て回ることはできないため、ガイドツアーに参加しなければいけません。A4サイズ以上の荷物は持ち込めず、預り所に預ける必要があります。
ヴィエリチカ岩塩坑の行き方
クラコフ市内からだと、クラコフ本駅から電車で約30分、その後徒歩10分程。バスを利用する場合は、クラコフ本駅近くから出発の直通便があり、約40分程となります。バスで行けば降り場からすぐ岩塩坑の入り口があります。
ヴィエリチカ岩塩坑の見所
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岩塩坑内
ヴィエリチカ岩塩坑は、深さは地下325メートル、全長は300キロ以上あります。観光ができるのは その中の約3キロほどですので、全体の1%に過ぎません。それでもガイドツアーの所要時間は約2時間ほどかかります。ツアーの最初に地下へと階段で下っていきますが、ここで380段(地下64メートル)、最終的には 地下135メートルまで進みます。中の気温は夏場でも14~16度ですので、羽織るものがあると便利です。
休憩の途中でお土産を買うこともできます。迷っているとあっという間に休憩が終わってしまいますが、ツアー終了後出口でも購入できますのでご安心ください。料理用の塩やバスソルトなどいろいろなものがありますので、日本へのお土産にぴったりです♪
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聖キンガ礼拝堂
一番の見所が「聖キンガ礼拝堂」です。地下約100メートルの場所にあるこの礼拝堂は、シャンデリアや 祭壇、床も壁もすべて岩塩で作られていています。ダ・ヴィンチの「最後の晩餐」のレリーフもあり、これも塩で作られています。さらに驚くべきことにこれらを作り上げたのは芸術家や彫刻家ではなく、実際に働ていた抗夫だったのです!そうとは信じられないくらい精巧に作られています。
坑道内は基本的に撮影自由ですが、礼拝堂のみ有料で、10ズウォッティ(約300円)の支払いが必要です。非常にきれいなので、支払う価値は十分にあります!
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様々なオブジェやモニュメント
当時の採掘の様子を表すオブジェが置かれており、どうやって採掘していたのか、また採掘した岩塩の運搬法なども知ることができます。重機などはもちろんなかった13世紀頃から、重い岩塩を人力で地上に運搬をしていたため、大変な作業だったようです。途中から馬も使われたそうです。かつてここを訪れたというコペルニクスの像や、教会などもあります。
実際に運搬機を動かしてみる体験もできます。意外と簡単ですが、毎日やることを考えると重労働だったことでしょう。オブジェや礼拝堂などは作業員の安全を願ってという意味もあるそうです。
アウシュヴィッツ=ビルケナウ強制収容所
アウシュヴィッツ=ビルケナウ強制収容所とは
「アウシュヴィッツ=ビルケナウ強制収容所」は、第二次世界大戦時にユダヤ人に強制労働をさせ、最大級の犠牲者を出した収容所です。クラクフから50km程離れたオシフィエンチムという街にあり、元々はポーランドの反ナチスの活動家などを収容されていましたが、次第にユダヤ人の強制収容所へと変わっていきました。第二次世界大戦下で、ナチスドイツはユダヤ人の絶滅を最終目標としており、多くのユダヤ人達がここで虐殺されました。1972年に博物館として世界遺産に登録され、日本の原爆ドームと同じように、人類の負の遺産と言われています。当時の写真や書類などが展示されていたり、収容所に入れられた人々の物が置かれていたりと、ショッキングな内容となっておりますが、戦争時に行われた悲劇の歴史を知るためにも訪れてみてはいかがでしょうか。アウシュビッツ博物館には様々な資料や写真などが展示されており、ビルケナウではユダヤ人達の居住棟や列車の線路などが見学できます。
アウシュヴィッツ=ビルケナウ強制収容所への行き方
クラクフ市内からだと、バスを利用すると約1時間半で博物館の入り口に到着します。鉄道の場合はクラコフ本駅からオシフィエンチム駅まで約1時間45分、そこから徒歩だと20分程、もしくはバスやタクシーとなりますので、バスがおすすめです。
アウシュヴィッツ=ビルケナウ強制収容所の見所
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アウシュビッツ博物館
博物館には大きい荷物は持ち込めないので、預り所に預けての見学となります。収容所の門には「ARBEIT MACHT FREI(働けば自由になる)」と書かれていますが、実際はいくら働いても 自由になることはありませんでした。逃げ出したくても収容所の周りの鉄条網には高圧電流が流れており、脱走はほぼ不可能でした。よく見るとBの文字逆になっていますが、これは作成した囚人のせめての反抗とも 言われています。当時の写真や、収容された人々のカバンや靴なども展示されています。
入場前の売店にて博物館の日本語の案内書を購入することができます。地図や写真付きで解説がされてあり、こちらをもっての見学だと、より深く内容を知ることができるのでお勧めです。
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ビルケナウ収容所
アウシュヴィッツ=ビルケナウ強制収容所と言いますが、様々な展示があるアウシュビッツ博物館と ビルケナウ収容所は少し離れており、シャトルバスでの移動となります。アウシュビッツ収容所で入りきらなくなったため、あとから建てられました。内部まで電車の路線が引き込まれ、ここの門は死の門と言われています。広大な土地に無数の収容者の居住棟があり、内部を見ることもでき、非常に劣悪な環境だったことが分かります。ドイツ軍が撤退するときに証拠隠滅のため、建物は破壊をしていきましたが、破壊された建物も 残っています。
アウシュビッツ博物館からビルケナウまでのシャトルバスは時間帯により本数が異なります。利用する場合は、博物館の見学の前に時間を確認しておきましょう。
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