クラクフといえばポーランドいちの観光都市!
「クラクフ歴史地区」 として1978年に文化遺産として世界遺産にも登録されている街です。
そんなクラクフから半日でいけてしまう世界遺産を2つご紹介します!
体力があれば弾丸1日で二つとも楽しめちゃいます。
趣がまったく違う2つの世界遺産。
どちらかを選ぶもよし。どっちも行ってみるも良し。
共通するのは事前予約必須!!ということです。
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日本でも有名なこちらの世界遺産は1979年に文化遺産として登録をされました。
アウシュヴィッツの名称はおなじみですが、実際はアウシュヴィッツ収容所とビルケナウ収容所の2つの近隣にある収容所があり、アウシュヴィッツ収容所が現在博物館として様々な展示を行っています。
アウシュヴィッツ博物館自体は入場無料なのですが、4-10月の間は10:00~15:00の訪問についてはツアー参加のみでの見学となっており、それ以外の時間は人数制限のため事前予約が必須となっています。
予約をしたうえでそれにあわせて移動というのが望ましいです。
収容所があるオシフェンチムOświęcimまでは、クラクフからバスまたは列車で訪れることができます。
今回はバスで移動をしてみました。
クラクフ中央駅の裏には大きなバスターミナルがあります。
私は朝早くの出発だったので、切符売り場が空いておらず運転手さんからチケットを買いました。
日中は乗車にけっこう並ぶこともある様なので、前日に購入しておくと安心かと思います。
所要時間は1時間半前後で、博物館の目の前に停車します。
途中何箇所か停車があり、路線によっても時間が異なります。
指定席ではないので、特に復路は早めに待機をしておかないと繁忙期は座れないこともある様です。
列車の場合はクラクフから直行でオシフェンチム駅にて下車後、駅から15分程度徒歩またはバスでの移動となります。
往路はバス、復路は見学終了にあわせてのんびり鉄道というのも良いかもしれません。
入り口ではチケットのバーコードをスキャンして入場します。
その際にセキュリティーチェックがあり、大きな荷物を持っていると入ることができません。事前に手荷物預かり所で預ける必要があります。
できるだけハンドバックのみで行くと楽ちんです。リュックは基本的に不可なのですが、小型の人は許されている様でした。
ガイドツアー参加の場合にはこの後イヤホンを受けとり、各言語のガイドと一緒に回ります。
日本語ガイドの方は1名のみとなっており予約が困難となっています。
STWでは英語ツアーに日本語アシスタントを同行して参加というアレンジも承っておりますので、ぜひお役立て頂ければと思います。
アウシュヴィッツ博物館は1棟ごとが展示室となっており、
それぞれに入って展示物を見学する様になっています。
日本語の説明書きはないので、個人で見学される際には事前に資料や文献等を見られて行かれる方が多い様です。
また、展示物の中にはかなり生々しい写真や記載があります。歴史を学ぶ為、ぜひ目を背けずに見学をお勧めしたいのですが、
正直なところショッキングな内容に体調を崩される方も稀にいらっしゃる様なので、事前に史実を確認し、心の準備をされてから見学の判断をされると安心かと思います。
アウシュヴィッツ博物館の見学が終了したら、
入口前から出ている無料シャトルバスでビルケナウ収容所へ移動することが出来ます。
今回は朝早かったため、まだ運行してませんでしたが、ガイドツアーの行われている時刻は巡回運行をしてるとのことです。
外には展示パネルもあるので、時間があればこちらを見学しながらゆっくり待つことも可能です。
こちらの世界遺産は1978年に文化遺産として登録をされました。
スゴイのは、ヴィエリチカ岩塩坑は世界遺産第一号として最初に登録された12件のうちのひとつなんです。
廃坑になっていない岩塩坑としては世界最古、同時に世界最古の製塩企業でもあります。
深さは地下 327 m 、全長は 300 km 以上に及びます。そのうちの一部が観光地として見学できる様になっています。
その昔、ハンガリーの王女キンガ姫がポーランド王家に嫁いだ時、強い想いをこめて投げた指輪の示した場所がヴィエリチカであり、そこから塩があふれるようになったという伝説があります。
ロマンチックですね!
アクセス方法は下記の4つです(観光局公式サイトより)
① クラクフ中央駅前ショッピングセンター「ガレリア」横バス停Dworzec Główny Zachód (Galeria)より市バス304利用。バス停Wieliczka Kopalnia Soliにて下車。※終点ではないので注意! 日中は約20分間隔で運行。
② ポーランド鉄道PKPでクラクフ(Kraków)よりヴィエリチカ・リネク(Wieliczka Rynek)駅まで。所要時間約25分。
③ クラクフ中央郵便局付近から運行している私営ミニバス(Lux社または Contra社)利用。
④日帰りツアーを利用
ただ、個人で行く場合にもやはりツアーで見学をすることが必須なんです。チケット買うのに行列・・そしてツアー待ちに行列・・・・
ということで、安心の日帰りツアーで参加をしてきました。
岩塩坑ってことは塩を採掘する様な場所を見学するだけ??
と思ってましたが、スタートから某テーマパークの様なドキドキした雰囲気。
見学は専任ガイドさんが案内をしてくれます。制服もかっこ良いです!
まずはエレベーターで途中まで下りーの、階段でどんどん地下へ・・・
とにかく深く下ります!スニーカーなど歩きやすい恰好でご参加ください。最大深度135mとなり、途中寒くなってきますので上着もお忘れなく。ご年配の方も多くご参加されてますので、ペースはある程度ゆっくりです。
内部では基本的な採掘や塩の説明はもちろん、様々な石像のオブジェ、採掘を再現した模型、音楽を使ったライトアップショー、今はやりのプロジェクションマッピングまで飽きることなく見学を満喫できます。
深さ約100mのところには一番の見どころである見事な装飾を施された聖キンガ礼拝堂があります。
美しいシャンデリアに地底にいることを忘れてしまいそうです。
すべてが岩塩で作られており、岩塩を削って造られたレオナルド・ダヴィンチの「最後の晩餐」のレプリカは見事です。
岩塩坑といえば塩!
ということで、塩はもちろんのこと、バスソルトも各種ありお土産にぴったいです。
サイズもお値段もお手頃です♪
お土産屋さんは入口外にもありますが、内部にも大きなお店があります。ツアーはお店で解散し、数分後に出口集合場所へという流れとなります。
じっくり学んで観光するならアウシュヴィッツ、楽しく観光するならヴィエリチカ
どちらも外せない世界遺産観光です。ぜひ行ってみてください★