アンマン

ヨルダンの玄関口であり、首都でもあるアンマンは、新しいものと古いものが入り混じり、砂漠と肥沃なヨルダン渓谷の間の丘陵地帯という理想的な場所に位置しています。発展を遂げてきたアンマンは、温暖な気候も相まって、ヨルダンの人口の約半分が集中しています。 郊外の住宅地は3車線の街路で構成され、統一感のあるエレガントな白い家々が立ち並んでいます。この美しい景観を保つため地方自治体法により、すべての建物の外壁を地元で取れた石から作ったセメントで塗ることが定められています。 アンマンの主な観光地に、ローマ劇場とシタデルがあります。ローマ劇場は、ローマ皇帝アントニヌス・ピウスの時代に建てられた古代ローマの建築の美しさが顕著に残る遺跡です。街の中心にあるので、気軽に立ち寄ることができます。シタデルは別名アンマン城とも呼ばれ、ローマ帝国時代に造られたヘラクレス神殿や洞窟などが残っており、敷地内の考古学博物館ではシタデルから発掘されたさまざまな品が飾られています。