ヨルダン大辞典~これを見ればあなたもヨルダンマスターだん~ | ヨルダンの旅行記

支店
渋谷
福岡

ヨルダン大辞典~これを見ればあなたもヨルダンマスターだん~

エリア
ヨルダン
/ヨルダン
テーマ
自然
時期
2018/12/10~2018/12/18
投稿日
2018/12/23
更新日
2018/12/23
投稿者
橋元 聖

みなさんこんにちは!

休暇を利用して、ヨルダン一人旅、行ってきました!
「ヨルダンってどこダン?」「治安がとっても悪い国ダン!」
なんて思っているそこのあなた!
ヨルダンにはインディージョーンズの舞台になった「ペトラ遺跡」や奇岩に囲まれた砂漠「ワディラム」、決して沈まない「死海」などなど、他にない魅力的な世界が広がっています!
そこそこ色んな所を旅してきたつもりではありましたが、ヨルダンは別格に素晴らしいと思っております。
この旅日記を読むのにかかる時間、5分ほどでしょうか。
絶対に損はしないので、是非この日記を最後まで読んで次の旅行先の候補にいれるんダン!(しつこいですかね)

  • ~~ヨルダンの歩き方~~

    • 旅仲間と。

    • ベドウィンディナー

    どこかの本のパクリみたいなタイトルで失礼します。。
    まずは、気になる現地情報をお伝えします!

    ★ヨルダンへの渡航方法!
    今回私はカタール航空でドーハ経由で首都アンマンまでフライトしました。他にも、エミレーツ航空やエジプト航空などの行き方もあります。

    ★国内移動方法!
    ヨルダンの北から南を縦断しても、およそ5時間~6時間ほどの小さな国になります。(面積は日本の北海道と同じくらいです。)そのため、一部を除いて主要な町まではバスもしくはタクシーで移動になります。

    特に首都アンマンでは、ダウンタウンの移動はタクシーやセルビス(乗り合いタクシー)がメインになってます。ただ、表記が基本的にアラビア語のみで、タクシーのドライバーも英語をうまく話せない。。というケースが多いので、出来るだけガイドブックなどを見せて確認しましょう。。。
    また、タクシーは平気でぼったくってくるので、注意が必要!
    市内移動は日本円で高くても160円~800円くらいで済むはず!
    (僕はかなりぼったくられた気がします。。。)
    まずは乗る前に料金を確認すること!これが重要!

    ★食事
    ヨルダンで多いのは、いろんな具材を薄いパンにはさんで食べる
    主食の「フォブス」、路上スナックの定番「ファラフェル」、ケバブ、街歩きしていると出店でよく見かける100%フルーツジュース、とんでもなく甘いアラビアお菓子等が有名です。

    ★気になる治安と、アラブ人
    治安ですが、メインで観光するところに関してはまず良い方だと思います!むしろ渋谷の方が治安悪いんじゃないでしょうか。。というレベル。もちろん、スリなどの最低限の注意は払ってくださいね!

    アラブ人ですが、困っていたらすぐに助けてくれます。
    ぼったくりタクシードライバーも一部いますが、ほとんどのアラブ人は質問したらすごく親切に教えてくれます。。
    アンマン市内の若者は基本的に英語は通じるので、困ったときは
    助けを求めましょう。バス乗り場なども英語表記はありませんでしたが、アラブ人に何度も助けてもらいました。。

    ★気候・地形
    ヨルダン北部は緑豊かで、中央部~南部にかけては砂漠地帯になっています。冬季(12月~2、3月あたりまで)は特に砂漠の朝・夜はとても冷え込むので、防寒着はしっかりお持ちくださいね。

    ★宗教
    大多数がイスラム教徒です。そのため、居酒屋やバーのようなものは限られた場所にしかありません!

    ★物価
    移動に関する費用は、ぼったくられなければとても安いです。
    ただ、食べ物などに関しては日本より少し安いかな。。と感じる程度です。特にペトラ遺跡の中などは割高です。。。

  • ここを訪れなければ始まらない!究極の「ペトラ遺跡」

    • メインロードの終着地点

    間違いなく、ここが一番のヨルダンの見どころ!

    アンマン市内からバスもしくはタクシーで約4時間~5時間です。

    古代の人工物と自然が見事にマッチした、とんでもなく広大な大遺跡!周りながら、当時の暮らしなどをイメージしてみるのもよいかもしれません。。
    これを見なければ帰れません!福岡で豚骨ラーメンを食べないようなものです!(すみません、出身なもので。。)


    ★遺跡説明!
    簡単な説明にはなりますが、この遺跡は有名な「インディージョーンズ」の舞台にもなった古代遺跡。
    この地域は、紀元前の王国の首都として、またメソポタミア文明・インダス文明・エジプト文明などの古代文明を結ぶ要衝の地として栄えてきました。紀元後、歴史上に姿を現すことはずっとなかったのですが、1800年代に冒険家により再発見されたという、謎に包まれた遺跡になります。

    ★ペトラの歩き方
    まず初めに、ペトラ遺跡、じっくり見ようとすると到底1日じゃ足りません。じっくり2日間ほど観光することをお勧めします!

    また、ペトラに限らず南部は砂漠など中心になるので、しっかり水や、季節によっては調節のしやすい服装でご参加ください!
    想像以上に体力を消耗します。。

    さて、ペトラの歩き方ですが、もちろん徒歩でも回れますが、
    せっかくヨルダンに来たなら、遺跡内を行き来するロバや馬、ラクダなどに乗ることもお勧めします!(乗り終わった後、必ずチップを要求されるのでご注意を!)

    ペトラ遺跡は、メインルートが1本道でできており、そこからたくさんのルートが枝分かれしているため、様々なコースを楽しめます。ただ、メインを外れると観光客もかなり少なくなるので迷いやすいです。場所によってはガイド必須の場所もあります。
    縦横無尽に遺跡内を駆け回りましょう!

    メインの見どころは、

    ・「シーク」大きな岩の隙間を進むと突然視界が開けて現れる、エル・ハズネ(宝物殿)

    ・ペトラ遺跡最深部にある、800段の階段を登った先にある「エド・ディル

    になります。この2つは遺跡内で最も荘厳な2大建築物でどちらもメインルートになるため、外さずにみることができます。


    あとはもう。。私の言葉はいらないでしょう。写真をお楽しみくださいませ。(さぼっているわけではありません。笑)


  • 奇岩に囲まれた砂漠で快適ベドウィンキャンプ!

    • 満点の星空

    • キャンプサイト

    • 奇岩に囲まれたワディラム砂漠。まるで火星

    さて、私が特に感動したもう一つの見どころ、「ワディラム」です。ペトラ遺跡よりもさらに南に位置し、サウジアラビア・イスラエルとの国境に近づきます。


    ここは一帯が奇岩に囲まれた砂漠地帯となってます。
    奇岩の存在によって、まるで火星にいるような、そんな感覚になります。。。実際に映画「オデッセイ」で火星として撮影現場となっています。また、「アラビアのロレンス」もここで撮られています。

    なんだかんだで砂漠。。やっぱり徒歩でまわるのはとんでもなく大変。そこで登場するのが「ジープツアー」!
    道路のない道をジープで駆け抜けて観光するのがメインの楽しみ方!その景色も圧巻です。

    また、この砂漠、実は見て終わるだけでなく宿泊もできてしまいます!砂漠にキャンプ場があり、そこでベドウィン(原住民)式のディナーを楽しみ、夕焼け、朝日、夜は満点の星空を見ることができます!
    非日常。。。を味わうのにぴったりの場所です。

    夏はとても暑いですが、逆に11月~2月は日陰はかなり寒くなります。体調管理に気を付けてくださいね。


  • ここでしか味わえない浮遊体験in 死海!

    • 必ず背を向けてエントリーしましょう。

    • 浮いたーーーーー!

    • 南部から死海に向かう途中。「ダーナ自然保護区」

    • 中央部の車窓から

    ヨルダンと聞いてイメージする方も多いのではないでしょうか。

    「死海」!

    もちろんしっかり浮遊体験してきましたよ!
    といっても、死海は当初行く予定ではありませんでした。。
    交通の便がかなり悪く、貧乏一人旅では行きづらいからです。。
    結局、ワディラムで出会った方とシェアタクシーして行ってきました。

    ビーチの砂はかなり痛いので、ビーサンを忘れずに!!
    また、塩分濃度が高すぎるので、間違えても顔からつっこまないように!笑

  • アンマン市内観光+北部ジェラシュ遺跡と中央部マダパ&ネボ山観光

    • アンマン城から見下ろす市内&ローマ円形劇場

    • ジェラシュ遺跡はギリシャ様式

    • 緑豊かな北部ジェラシュ遺跡

    • ネボ山のオリーブの木

    さて、最後は市内+市内近郊の観光名所を御案内します。


    ★アンマン市内
    アンマンのダウンタウン部分は、お土産屋や日用品、スーパーや露店がずらりと並んでいます。
    (日記の事を考えておらずあまり写真がなくて恐縮ですが。。)
    また、市内にもアンマン城やローマ円形劇場などの遺跡、博物館などがあります。
    車も歩道も大混雑、ぶつからないように気を付けて歩いてください!
    ただ先述の通り、治安は全然問題ないと思います。公の飲み屋などは宗教的な観点からほとんどないため、夜中もそこまで遅くまでガヤガヤ。という感じでもないです。


    ★ジェラシュ遺跡
    アンマン市内からバスで1時間ほどの場所にあるジェラシュ遺跡。こちらは古代ローマ時代の遺跡で、石のギリシャ様式の建築様式です。その通り、以前みたギリシャのアテネにある遺跡群にかなり似通っていました。ただ、私の個人の感想では、アテネを上回る感動でした。

    ヨルダンの南部は乾燥地帯のため、緑が少ないのに対して、
    北部は豊かな緑が広がっています。
    全く違う景色なので、こちらも訪れる価値アリです!


    ★マダパ&ネボ山
    ???初めて聞いた、、という方がほとんどだと思います。
    隣の国、イスラエルでは多くのキリスト教関連の見どころがありますが、ヨルダンではここが一番のキリスト教関連の見どころになります。
    また、モザイクの町とも呼ばれており、モザイク柄の展示が多数あります。

  • 終わりに~

    • ペトラ遺跡

    • メインルートを外れると、渓谷ルート。迷いやすいので注意!!

    • 日没のワディラム

    • 砂漠ジャンプ!真ん中!笑

    ヨルダンの主要な観光名所はお分かりになったと思います。

    正直私も行くと決めるまでは、なんとなく遺跡がすごそうだから。。という理由で選んだのですが、行ってみて、見どころの多さにびっくりしました。


    フライトは、【成田-ドーハ-アンマン】という経路で行ったのですが、ドーハまでは多くの日本人がいたものの、ドーハからヨルダンのフライトでは全く日本人を見かけませんでした。。
    また、ヨルダン滞在中も1度見かけたのみでした。。

    ヨルダンは、世界遺産の「ペトラ遺跡」をはじめ、沢山の特に自然派の方、旅で非日常を味わいたい方にはもってこいの旅行先です!是非もっと多くの人にヨルダンの魅力を知ってほしいと思い、この記事を書いてみました。
    (私は普段はダイビングのツアーを販売しているのですが。。。笑)


    ということで、これから色んな人に訪れてほしいので、
    今この旅行記を見たみんなは次の旅行で
    是非ヨルダンに行くんダン。。。。。
    ということでさようなら。。。