【子連れインド世界遺産冒険記】
STWラグジュアリーバンで巡る贅沢北インド周遊旅♪
STWのラグジュアリーバンで快適に移動しながら、合計8箇所の世界遺産を巡る特別な旅♪
象乗り体験や憧れの宮殿ホテルに滞在するなど、インドならではの体験も満喫し、家族にとって一生の思い出に残る、かけがえのない時間となりました☆*。
■エリア デリー・ジャイプール・アグラ/インド
■テーマ 世界遺産/子連れ海外旅行
■時期 2026/02/07~2026/02/11
■投稿者 前田 麻夕子
【子連れインド世界遺産冒険記】STWラグジュアリーバンで巡る贅沢北インド周遊旅♪もくじ
- 1. 子連れでインド?なにゆえ??
- 2. 安心快適の羽田発着ANA便利用
- 3. デリー空港到着、現地係員と合流
- 4. デリーのホテルは【ヴィヴァンタ・ニューデリー・ドワルカ】
- 5. いざ!STWラグジュアリーバンでインド旅へ♪
- 6. デリー市内観光 世界遺産①【レッド・フォート】世界遺産②【フマユーン廟】
- 7. 人気レストラン【モティマハール】でランチ
- 8. 世界遺産③【クトゥブ・ミナール】
- 9. デリーからジャイプールへ長距離移動
- 10. 念願の!!宮殿ホテル【ラージ・パレス】に到着♪
- 11. 世界遺産④ジャイプール旧市街観光(風の宮殿/夏の宮殿/シティパレス)
- 12. 象に乗って世界遺産⑤【アンベール城】へ
- 13. アグラへの道中、世界遺産⑥【ファティプール・シークリー】に立ち寄り
- 14. アグラのホテル【グランドメルキュール】到着後、中華レストランで夕食
- 15. いざ!サリーを着て世界遺産⑦【タージ・マハル】へ!!
- 16. 朝霧のなかに浮かび上がる、世界屈指の世界遺産
- 17. 赤砂岩に刻まれたムガル帝国の栄華、世界遺産⑧【アグラ城】を歩く
- 18. インド最後の昼食は【ハルディラム】でベジタリアン❤
- 19. ★番外編★念願の!【チャンドバオリ】へ
- 20. 小さな旅人と歩いた北インド、最後に思ったこと
子連れでインド?なにゆえ??
飛行機が大好きな娘は、生後5か月で初めて空の旅を経験しました。
それ以来、国内線は数えきれないほど搭乗し、海外もセブ島、ロンドンに続いて今回が3か国目。
まだ幼稚園の年少さん、4歳。とにかくおでかけと旅行が大好きな娘です。
子連れでインド旅行なんて、そもそも候補にすら挙がらないご家庭も多いかもしれません。笑
しかも娘は偏食気味。
ところが不思議なことに、インドカレーだけは別格なのです。
子ども用の甘口カレーには見向きもせず、スパイスの効いた本格的なインドカレーと焼きたてのナンが大好物。
さらに、インド映画『RRR』の挿入歌「ナートゥ・ナートゥ」がとにかく大好き!
音楽が流れると、全力で踊り出します♪
もしかしたら前世はインド人だったのかもしれません。
そんな娘に、本場のカレーを食べさせてあげたい。
インドの音楽や色彩、空気そのものに触れさせてあげたい。
そう思ったとき、
「子連れでインドは大変そう」という不安よりも、
「娘がきっと喜ぶ」という確信のほうが大きくなっていました。
だからこそ、インドという選択は自然だったのです。
安心快適の羽田発着ANA便利用
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キッズミール
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今回のフライトは、安心のANA。
昨年のロンドン旅行でもお世話になりました。
ゆとりのあるシートピッチ、充実した機内食とエンターテインメント、そして何より心あたたまるホスピタリティ。
子連れ旅行にとって大切なポイントをしっかり兼ね備えた日系航空会社を選べば、やはり安心感が違います。
お気に入りのアニメや映画を楽しみ、機内食をしっかり食べたあとは、ぐっすり就寝。
途中で目が覚めてしまっても、機内後方のスペースを少しお散歩したり、CAさんからお菓子やジュースをいただいたりと、終始ご機嫌で過ごすことができました。
長時間フライトでも、大きなトラブルなく快適な空の旅。
インドへの第一歩は、とても穏やかなスタートとなりました!!
デリー空港到着、現地係員と合流
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STWの看板が目印
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両替所
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お外で待っています!
出国ゲートを抜けると、ずらりと現地係員たちが並んで待っています。
4番出口付近の両替所で、まずはチップ用の現金を両替し、そのまま外へ。
※こちらの両替所は政府公認のところなので安心して換金ができます
中から見ると出口番号が少し分かりにくいのですが、外に出ると赤いゲートに大きく番号が表示されているので安心です。
エス・ティー・ワールドの係員は、5番出口で待っていてくれています。
デリーのホテルは【ヴィヴァンタ・ニューデリー・ドワルカ】
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モダンで素敵なお部屋
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朝食会場
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ニューデリーで滞在したのは「ヴィヴァンタ・ホテル・ニューデリー」。
STWのデラックスクラス指定ホテルです。
空港から車でほど近く、地下鉄駅も目の前という抜群の立地。
長時間フライトのあとでも移動がスムーズで、到着した瞬間から“首都ニューデリー”のエネルギーを感じられるホテルです。
館内に一歩足を踏み入れると、モダンで洗練された空間が広がります。
ただおしゃれなだけではなく、どこか力強さも感じるデザイン。
都会的でスタイリッシュなのに、落ち着いて過ごせる絶妙なバランスが印象的でした。
客室は機能的で快適。ベッドもふかふかで最高♪
旅の疲れをしっかり癒やしつつ、翌日に向けて気持ちを整えられる空間です。
館内には活気あるバーや評判のレストラン、心身をリフレッシュできるスパ、半屋外のプールもあり
滞在そのものがひとつの楽しみになる5つ星ホテルです!
いざ!STWラグジュアリーバンでインド旅へ♪
インド旅行で心配になることといえば、やはり「移動」です。
広大な国土を周遊してこそインドの魅力を満喫できますが、長距離移動はなかなかハード。
ましてや子連れとなると、ハードルが高いと感じていました。
……と思っていたのですが、ありました!笑
STWのラグジュアリーバンなら、移動時間さえも快適なひとときに変わります。
リクライニングシートとフットレスト付きで、ゆったりとくつろぎながら目的地へ。
車内は広々としていて、長時間でも疲れにくい空間です。
娘も移動中はほとんどすやすやと眠っており、その寝顔を見ながら「これなら大丈夫」と何度も思いました。
「移動=大変」というイメージが、いい意味で裏切られました!
デリー市内観光 世界遺産①【レッド・フォート】世界遺産②【フマユーン廟】
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ラージガート ガンジーが火葬された場所
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ガンジーミュージアム
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フマユーン廟
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インド門
朝食をゆっくり楽しんだあとは、チェックアウトを済ませてホテルを出発!
いざ、デリー市内観光へ出発です♪
まず最初に向かったのは、ムガル帝国の栄華を今に伝える世界遺産、レッド・フォート(ラール・キラー)。
今回は車窓からの見学でしたが、赤砂岩で造られた堂々たる城壁は圧巻。
「これぞインド!」というスケール感に、車内からでも思わず見入ってしまいました。
続いて訪れたのは、インド建国の父マハトマ・ガンディーが火葬された場所、ラージ・ガート。
……ですが、この日はVIP訪問があり、残念ながら中には入れず。
静かな空気に包まれたその場所を外から眺め、手を合わせました。
その後は、デリーの象徴ともいえるインド門へ。
広々とした大通りの先にそびえる姿はとても美しく、青空とのコントラストも抜群。
子どもも「大きいね!」と大興奮でした。
そしてこの日のハイライトのひとつ、世界遺産フマユーン廟へ。
左右対称の美しい庭園と、赤砂岩と白大理石のコントラストが見事な建築。
のちのタージ・マハルにも影響を与えたと言われるこの霊廟は、どこを切り取っても絵になる風景でした。
広い敷地内をのんびり歩きながら、歴史の重みを感じるひととき。
娘も芝生の緑の中を楽しそうに歩き回り、移動続きだった旅の中で、ほっと一息つける時間になりました。
人気レストラン【モティマハール】でランチ
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タンドリーチキンおいしいね
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大好きなインドカレーを堪能
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おしゃれできれいな店内
お昼ご飯は、娘がずっと楽しみにしていた名店へ。
バターチキンカレーとタンドリーチキン発祥の店として知られる【モティ・マハール】でいただきました♪
店内はどこかクラシックな雰囲気で、「本場に来たんだなぁ」と実感。
インドグルメ好きにはたまらない聖地です。
オーダーしたのは、もちろん王道のバターチキンカレーとマトンカレー。
せっかくなので、どちらも頼んで食べ比べをしてみました♪
バターチキンはコクがありながらもまろやか。
マトンカレーはスパイスがしっかり効いていて、深みのある味わい。
それぞれに個性があって、どちらも本当においしい…!
そして何より印象的だったのは、娘の食べっぷり。
多少辛くてもなんのその!大きなお口を開けて、本場のカレーを夢中で頬張っていました。
「おいしいね!」と笑顔を向けてくれるその姿に、こちらまで胸がいっぱいに。
異国の地で、家族そろって同じ料理を囲み、同じ味に感動する時間。
旅の醍醐味は、こういう瞬間なのかもしれません。
お腹も心も満たされて、午後の観光へと向かいました♪
世界遺産③【クトゥブ・ミナール】
お腹いっぱいのあとの観光って、なんだか少しぼんやりしませんか?笑
私だけでしょうか…?つい食べすぎてしまうのも原因かもしれませんが、
だからこそ主要な観光はできるだけ午前中に済ませる派です。
そんな少しふわっとした気分のまま向かったのが、世界遺産クトゥブ・ミナール。
到着した瞬間、不思議と意識が一気にクリアに。
自分でも信じられないほど、この遺跡に引き込まれていきました。
ヒンドゥー教とイスラム教。対立と融合を繰り返してきた長い歴史があります。
多神教と一神教が共存するということ。
言葉にすると簡単ですが、実際にはとても難しいことだと思います。
クトゥブ・ミナールの遺跡群には、その複雑な歴史がはっきりと刻まれていました。
ヒンドゥー寺院を壊して建てられたイスラム教のモスク。
よく見ると、柱や装飾にはヒンドゥー様式の彫刻が残り、その上にイスラム建築の意匠が重なっています。
破壊と創造。対立と受容。
その両方が同時に存在している空間。
そして、空へと伸びるミナレット(尖塔)。
実は一代で完成したものではなく、何代もの王によって増築され、層が重ねられていきました。
赤砂岩と大理石が織りなす縞模様。繊細なアラビア文字の装飾。
見上げるほどに、圧倒的な荘厳さを感じます。
ぼんやりしていたはずなのに、気づけば時間を忘れて見入っていました。
デリーの喧騒から少し離れたこの場所で、
インドという国の奥深さを、静かに実感した時間でした。
デリーからジャイプールへ長距離移動
デリー市内の渋滞もあり、ジャイプールまでは約7時間のロングドライブ。
長時間を安全に運転してくれたドライバーさんに感謝です。
途中、サービスエリアでトイレ休憩もあるのでご安心ください。
施設は比較的きれいで使いやすいですが、トイレットペーパーがない場合もあるため、日本からティッシュを持参するのがおすすめです。
移動中、娘はほとんどすやすや夢の中。
起きている時間は車窓からの“動物探しゲーム”を楽しみました♪
牛やヤギなど、野生の動物がそこら中にいるのはインドならでは。
動物好きの娘は大興奮で、長時間移動もあっという間に感じられました。
念願の!!宮殿ホテル【ラージ・パレス】に到着♪
インドで“宮殿ホテルに泊まる”ことは、ずっと憧れでした。
カッパドキアの洞窟ホテルや、アルベロベッロのトゥルッリのように、
「そこへ行かなければ泊まれない」唯一無二の宿が大好きなんです。
そして今回宿泊したのが、ジャイプールにある【ラージ・パレス】
スモール・ラグジュアリー・ホテルズ・オブ・ザ・ワールド(SLH)加盟ホテルとしても知られる、格式ある本物の宮殿ホテルです。
門をくぐった瞬間から、まるでマハラジャの時代にタイムスリップしたかのよう。
アンティーク家具や繊細な装飾、色彩豊かな壁画――そのひとつひとつに歴史の重みを感じます。
そして夕食は、北インドの伝統的な定食「ターリー」をいただきました。
本格的なスパイス使いながらもどこか上品で、バランスの取れた味わい。
見た目も華やかで、目でも舌でも楽しめるひと皿でした。
豪華さだけではなく、文化そのものを体験できる滞在。
インドでしか味わえない特別な一夜となりました♪
世界遺産④ジャイプール旧市街観光(風の宮殿/夏の宮殿/シティパレス)
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風の宮殿
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夏の宮殿
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シティパレス
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ジャイプール観光では、ピンクシティを代表する名所を巡りました。
まず訪れたのは、ジャイプールのアイコン的存在【ハワー・マハル(風の宮殿)】。
蜂の巣のように並ぶ小窓がなんとも可愛らしい外観。
実はこの無数の窓は、かつて王宮の女性たちが外から姿を見られることなく、街の様子を眺めるためのものだったそうです。
通りから見上げるその姿は、まるでレース細工のよう。
朝の光に照らされたピンク色の建物は、ジャイプールらしい優雅さにあふれていました。
続いては、“夏の宮殿”と呼ばれる【ジャル・マハル】。
湖の真ん中に佇む姿はとても幻想的。
水面に映る宮殿が美しく、思わず写真をたくさん撮ってしまいました。
遠くから眺めるだけでも十分に楽しめるスポットです。
そして最後は【シティ・パレス】へ。
今も王家が暮らすエリアを含む宮殿で、敷地はとても広大。
色鮮やかな門や中庭が印象的で、歩いているだけでワクワクします。
華やかな建築を巡りながら、ジャイプールが“宮殿の街”と呼ばれる理由を実感しました♪
象に乗って世界遺産⑤【アンベール城】へ
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鏡の間
ジャイプール観光の中で、娘が「いちばん楽しかった!」と何度も言っていたのが【アンベール城】です。
その理由はずばり象に乗ってお城へ向かったこと。
ゆっくり、ゆっくりと坂道を登っていく特別な時間。
高い目線から見下ろす景色に、「すごい!」「楽しい!」と終始笑顔でした。
今回のインド旅で一番の思い出になったようです。
アンベール城は16世紀に築かれたラージプート族の城。
重厚な城壁はまるで要塞のようですが、中に入ると一転して華やかな宮殿空間が広がります。
特に有名なのが「鏡の間(シーシュ・マハル)」。
壁一面に小さな鏡が施され、光が反射してきらきらと輝く幻想的な空間です。
山の上に建つため、城からの眺めも抜群。
湖や丘陵地帯を一望でき、防御のために造られた城であることも実感できます。
歴史的にも見どころが多いアンベール城ですが、
わが家にとっては何より“象に乗った体験”が特別な思い出となりました。
「また象に乗りたい!」という娘の言葉に、この旅の成功を感じました!笑
アグラへの道中、世界遺産⑥【ファティプール・シークリー】に立ち寄り
夕暮れが赤砂岩の建物をやわらかく照らす中、世界遺産【ファテープル・シークリー】を訪れました。
アクバル帝が築いたこの都は、わずか十数年で放棄された“幻の都”。
そのためか、どこか時が止まったような静けさが漂っています。
広大な宮殿群を歩くと、赤砂岩は夕陽を受けて深い朱色に染まり、
昼間とはまったく違う表情を見せてくれました。
中でも印象的だったのが、巨大な門「ブランド・ダルワーザ」。
見上げるほどの大きさに、思わず足を止めてしまいます。
宮殿の装飾や彫刻はとても繊細で、イスラム様式とヒンドゥー様式が美しく調和しています。
歩いているだけで、まるで映画の世界に入り込んだような気分に
観光客も少ない時間帯だったこともあり、より幻想的な雰囲気に包まれていました。
廃墟でありながら、こんなにも美しい、、、それが強く心に残った場所でした。
アグラのホテル【グランドメルキュール】到着後、中華レストランで夕食
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グランドメルキュールのお部屋は広々快適です
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中華レストラン【ゴールデンチャイナ】
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日本人の口にあう優しい中華です
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グランドメルキュールの朝食バイキング
ジャイプールからアグラもなかなかの長旅でした…。
到着のころにはお腹もぺこぺこ!カレーに少し飽きてきたタイミングで出会えた中華料理は、まさに救世主。
やさしい味の卵スープがじんわり体にしみわたり、思わずほっとひと息。
春巻きや炒め物も安定のおいしさで、胃袋も心も満たされました。
夕食後はホテルに戻ってゆっくり休むことに。(本当は夜の街を少し歩いてみたい気持ちもありつつ…ぐっと我慢。笑)
アグラのホテル、【グランドメルキュール・アグラ】は、モダンで落ち着いた雰囲気の快適なホテル。
ロビーは天井が高く開放感があり、インドらしいエッセンスを感じさせながらも洗練されたデザインが印象的です。
お部屋は清潔感たっぷりでベッドも広々。観光で歩き疲れた体をしっかり受け止めてくれる安心感がありました。
シャワーの水圧も問題なし★★★
翌日は早朝からタージ・マハルへ!!しっかり眠って、明日に備えます。
窓の外に広がるアグラの夜景を眺めながら、
「いよいよあの景色に会えるんだ」と思うと、自然と胸が高鳴りました。
いざ!サリーを着て世界遺産⑦【タージ・マハル】へ!!
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子供用のサリーも丁寧に着つけてもらいます
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大好きなピンクで大興奮❤
タージマハルに行く前日に、急遽セーシェルの大統領がタージマハルを訪問するとの情報が入りました。
訪問時間は09:00-11:30予定…。今回2回目のVIP乱入。笑
本来は朝食を食べてからの訪問予定でしたが、朝5:50ロビーに集合してサリーのレンタルショップへ行き着付け
まだ真っ暗な中入場の列に並びなんとか入場することができました!
当日スムーズに着付けができるように前日の夜に予めレンタルショップでサリーとアクセサリーを選びました。
柔軟に対応をしてくれたレンタルショップの方やガイドさんドライバーさんに感謝です。
娘も眠たい目をこすりながら、念願のサリーを着るために頑張って置きました!!
某子供番組のマンスリーソングでインド風の歌があり、親子共々その歌が大好きです。
うたのお姉さんが着ているサリーに憧れていて、今回着ることができると楽しみにしていました♪
朝霧のなかに浮かび上がる、世界屈指の世界遺産
夜明け前の静けさ、、、はなく。笑 タージマハルのゲートには人が押し寄せていました。
インドで驚いたことの一つにセキュリティチェックの厳しさがあります。
タージマハルは特に厳しく、セキュリティチェックだけでも時間がかかってしまいます。
持ち物は最低限に、パスポートと財布、スマホだけにしておいたほうがスムーズに通過できますよ!
セキュリティチェックが終わったくらいで、お空が少しずつ明るくなってきました。
美しい大楼門をくぐると目の前に現れたのは、朝霧にやさしく包まれた タージ・マハル。
真っ白な大理石が、朝の淡い光をまとってほんのりピンクがかって見えます。
写真で何度も見てきたはずなのに、実物はまったく別物。静かで、やわらかくて、どこか神秘的。
早朝入場ができて逆によかったなと思えるほど澄んだ空気感に包まれて幸せな時間でした。
「禍福は糾える縄の如し」悪いことばかりじゃない、ちゃんといいこともある。もちろん逆もしかり。笑
霧が少しずつ晴れていくにつれて、タージの輪郭がくっきりと現れていく様子は、まるで舞台の幕が上がる瞬間のようでした。
子どもにとって世界遺産は少し難しいかな?とも思っていましたが、
この幻想的な景色は、理屈抜きで心に残ったようです。
赤砂岩に刻まれたムガル帝国の栄華、世界遺産⑧【アグラ城】を歩く
タージ・マハルと並び、アグラを代表する世界遺産が アグラ城 です。
正直に言うと、訪れるまでは「お城…?」くらいの気持ちでした。
でも、足を踏み入れた瞬間、そのスケールに圧倒されます。
赤砂岩で築かれた巨大な城壁。ぐるりと弧を描くその姿はまるで要塞そのもの。
ここがかつてムガル帝国の政治の中心だったと思うと、一気に歴史が動き出すような感覚になります。
内部には、優美な白大理石の宮殿や繊細な装飾が施された謁見の間が点在し、力強さと華やかさが同居する空間。
赤と白のコントラストも美しく、建築好きにはたまらない場所です。
晩年、幽閉された皇帝シャー・ジャハーンが、ここから愛する妃の眠るタージを眺めていたそうです。
手が届きそうで届かない距離、見えたかと思えば霧で見えなくなったり、、、
その切なさまで含めて、アグラ城は権力の象徴でありながら、どこか哀愁をまとった場所でもあります。
華やかな白の世界だけでなく、重厚な赤の世界も見てこそ、アグラという街の物語が立体的に見えてきます。
インド最後の昼食は【ハルディラム】でベジタリアン❤
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マサラ・ドーサ 辛くておいしい♪
アグラ城の観光を終え、サリーを着替えてホテルへ戻り朝食を食べました。
朝食前にすでに世界遺産を2つも巡っているなんて……改めて、インドって本当にすごい国だなと感動してしまいました。笑
チェックアウトを済ませ、いよいよアグラを出発。デリー空港へ向かいます。
早かったなぁ、本当にあっという間。なんか寂しい…。
途中、ランチ休憩で地元のベジタリアンにも人気の ハルディラム に立ち寄りました。
ところが娘は、隣に マクドナルド を発見。迷わずそちらをテイクアウトです。笑
ちなみにハッピーセットは売り切れでした。
私は最後のインド料理に、マサラ・ドーサをチョイス。
毎朝焼き立てのドーサを食べて、すっかり気に入ってしまいました。
スパイスがしっかり効き、コリアンダーの香りも爽やかで、ぺろりと完食♪
もともとインド料理は大好きでしたが、実際にインドで味わって、さらに好きになりました
ちなみにハルディラムでは、ばらまき土産にぴったりなお菓子も豊富に揃っています。
空港で買うよりもかなりお得に手に入るので、お土産探しにもおすすめです!
★番外編★念願の!【チャンドバオリ】へ
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圧巻の階段井戸
ツアーの行程の中には入っておりませんが無理を言って立ち寄ってもらった【チャンドバオリ】はジャイプールの郊外にある都市です。
SNSで見た瞬間から心を奪われた、幾何学模様のように広がる階段井戸。
実際に立ってみると、その迫力は想像以上でした。
整然と並ぶ無数の階段が井戸の底へと吸い込まれていく光景は、静かなのに圧倒的。装飾の華やかさではなく、規則正しさが生み出す美しさに息をのみました。
水を確保するための実用的な建造物でありながら、ここまで心を揺さぶる景色は唯一無二です。
世界遺産になるのも時間の問題では?
※通常チャンドバオリのアレンジは専用車ツアーのみとなっております。
小さな旅人と歩いた北インド、最後に思ったこと
学生時代、世界史が大好きで、特に西洋史と中国史が好きでした。
でもインド史がどうも苦手で、頭に入らないというか、なんだかぼんやりとした印象をもっていました。
今回インドの世界遺産を訪れて、その“ぼんやり”の理由が分かった気がします。
ヒンドゥー教とイスラム教という個性の強い宗教がありながら、対立だけではなく、融合や共存を繰り返してきた歴史。王朝が幾度も交代し、そのたびに文化や建築様式が重なり合い、溶け合っていった背景。
ひとつの時代が次の時代を完全に塗り替えるのではなく、上書きされながらも前の時代が残り続ける――。
だからこそ、インドの歴史は一本の直線ではなく、幾層にも重なった模様のように感じられたのだと思います。
実際に世界遺産を目の前にすると、その重なりが石や装飾、空気感となって立ち上がり、教科書ではつかめなかったインド史が初めて立体的に見えてきました。
“分からなかった歴史”が、“肌で感じる歴史”に変わった瞬間でした。
そして何より印象的だったのは、4歳の娘の反応でした。
壮大な宮殿を前に目を輝かせたり、モスクの静けさに自然と声をひそめたり、寺院の装飾を「きれいだね」と素直に見つめたり。
宗教や歴史の複雑さを知らない娘は、ただ「すごい」「きれい」「たのしい」と感じている。
そのまっすぐな感性に触れたとき、私は難しく考えすぎていたのだと気づきました。
インドは、理解しようとするよりも、まず【感じる場所】なのだと。
娘と一緒に見た世界遺産は、私にとって“苦手だった歴史”を、“心で感じる歴史”へと変えてくれました。
そして気づけば、あれほど遠く感じていたインドの歴史が、いまは自分の中に静かに重なり、息づいています。
インドを選んでよかった。そう心から思えた、旅の終わりでした。