サンチャゴ

チリの首都サンチャゴは人口約600万人の南米でも有数の都市です。都市の東にはアンデス山脈を望み、晴れた日には美しい山並みが姿が見えます。北のアタカマ砂漠から南のパタゴニアまで気候の変化に富んだチリの中でも、サンチャゴの地中海性の穏やかな気候とマイポ渓谷に代表される地理条件により世界的にも有名なチリワインを製造されワイナリーが点在しています。この地域のワイナリーではワインの製造工程や貯蔵施設を試飲しながら見学することができます。他の南米都市と同様に中世のスペイン統治時代を経て、旧市街には往時を偲ばせる荘厳な教会や建築群など観光スポットが点在しています。サンチャゴ旧市街にはチリ共和国大統領宮殿のモネダ宮殿、サンチャゴの中心であるアルマス広場、市内を一望できるサンクリストバルの丘などがあります。活気のある中央市場ではチリ産の海産物を味わうこともできます。バルパライソとビーニャデルマルは、サンチャゴから北へ120km約2時間の場所にある港町で歴史的地区が世界遺産にも登録されています。カラフルな街並みが印象的な街で、近郊のビーニャデルマルは国内外の観光客に人気のリゾート地として多くの人々で賑わっています。