オタワ

カナダの首都であり政治の中心オタワ。英語圏オンタリオ州とフランス語圏ケベック州を二分するオタワ川沿いに位置する街です。カナダの観光地の中では知名度が低い都市ですが、全長202kmある世界遺産のリドー運河をはじめ、街のシンボル国会議事堂、大きなガラス張りの建築が特徴のカナダ国立美術館、オタワ市民に親しまれたバイワードマーケットなどオタワも見どころがいっぱいです。特に、メープル街道は全長約800kmの観光ルートで紅葉の拠点都市のひとつとして多くの人で賑わいます。冬には結氷したリドー運河が、アイススケートリンクとなっている様子が見られるなど、季節に合わせて訪れるのもおすすめです。オタワの中心部はリドー運河が街を区切り、運河より西にあるダウンタウンには、国会議事堂があるパーラメント・ヒルをはじめ銀行やホテルなどが集まっています。リドー運河はオタワからオンタリオ湖に面した町キングストンを結んでおり、ボートで移動することも可能です。ネオ・ゴシック様式の国会議事堂では、一年を通して無料の内部見学ツアーが開催されていたり、カナダ騎馬警官隊による衛兵交代式（夏期限定）やプロジェクションマッピングなどのイベントも行われます。高さ約92mの国会議事堂のピースタワー（展望台）はオタワで一番高い建物で景色が一望できます。国会議事堂の向かいにあるノートルダム聖堂はオタワで最も古い教会として知られています。