この度弊社と株式会社アクションコーポレーション様と株式会社石川エナジーリサーチ社様と共同で液体肥料散布試験を行いました。
株式会社アクションコーポレーション様はアメリカの肥料Redox社の製品の日本販売総代理店であり、ストレス耐性の強化、栄養素を超高吸収率で供給、光合成の向上などの効果が確認されております。
また、株式会社石川エナジーリサーチ社様は当社が取り扱っている農薬散布用無人航空機(以下、ドローン)機体「アグリフライヤーTypeR」を製造・販売しております。アグリフライヤーの特長は、基本躯体にマグネシウム合金を使用しており強靭であること、バッテリーの有効時間が非常に長いこと、国産であるため修理、メンテナンスが非常に良いことなどがあげられます。
≪散布試験概要≫
2023年5月10日に株式会社石川エナジーリサーチ社(〒379-2304 群馬県太田市大原町2225-41)において実験。
当日の気象条件は右記の通りです。天候:晴時々曇り・気温:23度・風速:1~2m
8倍希釈で散布実験。以下のRedox社製の液体肥料で実験
CaSi(液体)・・効果:ストレス耐性の強化(細胞壁の強靭化)、栄養素を超高吸収率で供給、光合成の向上
ダイカップ(顆粒水和剤)・・効果:ストレス耐性の強化(抗酸化物質の生成促進)、栄養素を超高吸収率で供給、糖度・サイズ・色の改善
プラチナ(液体)・・効果:ストレス耐性の強化(根の強化)、栄養素を超高吸収率で供給、根の成長促進
メインステイマイクロ(液体)・・効果:必須微量栄養素(Fe, Mn, Zn, Cu, B, Mo)を超高吸収率で供給、品質(味・色等)の改善
肥料の詳細: https://stworld.jp/feature/drone/pesticide/susume.html
≪散布結果≫
ドローンで肥料を散布する場合、一般的には固着ならびに錆びと言った現象がみられる場合もあるが、散布自体には特に問題のある内容は見られなかった。
使用後に機体足回りに肥料が付着するため、チューブ、ノズル線上に加え、機体丸洗いが必要である。
液肥においてはタンク底への沈殿が見られるため、よく溶かして使用する必要がある。顆粒においては搭載する量に注意が必要である(撹拌機の使用が望ましい)。
現在当社ではモニター体験によりデータ収集にご協力頂ける方・団体様募集しております。詳しくは問い合わせフォームにてお問合せ下さい。
※和歌山県在住の方が対象となります。
※募集期間2023/07/31迄
株式会社アクションコーポレーション様 農業用資材HP: https://axxion-ag.com/
株式会社石川エナジーリサーチ社様 アグリフライヤーTypeR製品紹介HP: https://ier.co.jp/aflp/
株式会社エス・ティー・ワールド ドローンスクール ソラガク 農薬散布用HP: https://stworld.jp/feature/drone/pesticide/#plan04