ホスタイ

ホスタイ山脈国立公園はウランバートルから西へ約90km、海抜1842mに位置しています。ホスタイ山脈は、モンゴル語で"白樺"の意味を表します。"タヒ"と呼ばれるモンゴルの野生馬を放牧する環境を維持する為に1992年に設立、 1998年に国立公園になりました。 国立公園の入口にゲルキャンプがあり、自然いっぱいのホスタイに宿泊します。お時間に余裕がある方は、ローカル博物館でタヒの歴史やビデオをご覧いただくこともできます。美しい自然だけでなく、世界で唯一の野生馬類であるタヒを見るために多くの観客が訪れます。タヒは過去に1度絶滅しましたが、1992年にオーランドから母国のモンゴルに移住を行い、自然環境のなかで再び野生化され、現在200頭以上になっています。 動物園ではなく、自然に生きている野生馬（モンゴル馬）はモンゴルにしかいません。ホスタイ国立公園では、運が良ければ放牧しているタヒの群れをはじめ、シカ、ガゼル、兎、マーモットなど約50種類の哺乳類や、タカ、鷲などの鳥類に会えます。また、モンゴルでしか咲かない薬草や突厥時代の鹿石や墓、石碑などの遺跡を見ることが出来ます。