ベトナム・ホーチャム Vietnam Ho Tram

ホーチャム

南部の大都市ホーチミンから120kmほど、車でわずか2時間半ほどで行けるホーチャムはまだ日本人旅行者にはあまり知られていない穴場リゾート。地元漁師たちがのどかに暮らしています。しかしサイゴンのビーチパラダイスと呼ばれるホーチャムは、町は小さいながらも近年リゾート開発がすすめられ多くのブランドホテルが立ち並び、都会の喧騒から離れてリラックスするには最適な場所です。港町ブンタウとリゾート地ファンティエットに挟まれていますが、ホーチャムブルーとも表現できる淡い色の青い海はベトナム本土の中ではトップクラスに綺麗と評判です。現在もリゾート開発がすすめられ、大規模で比較的新しいホテルが多いのもホーチャムの特徴です。それぞれのホテルがユニークでリゾート滞在に力を入れており、ニャチャンやダナンのように台風の進路ともかぶらず日照時間がベトナム内で比較的多いこともうれしいポイント。ホーチミン旅行と併せて行ければ大都市とリゾートの両方を満喫することができ、旅行の幅が広がります。リゾート好きの方や家族・友人旅行、一人旅などどなたにでもおすすめできる穴場リゾートエリアです。

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1. ホーチャムの概要
- ホーチャムってどんな場所？
- ホーチャムがおすすめできる理由
2. ホーチャムの魅力・楽しみ方
3. ホテル
4. レストラン情報

ホーチャムの概要

ホーチャムってどんな場所？

ベトナム南部のバリア・ブンタウ省に位置するホーチャムは南部の大都市ホーチミンからおよそ120キロ、車で2時間ほどの距離にあるリゾート地です。海岸線に長く続くビーチにホテルが立ち並び、反対側は自然保護区の緑がひろがっています。隣に位置する港町のブンタウと比較するとのどかで4～5つ星のブランドホテルがゆとりをもって並んでおり、ホーチャムの上に位置するムイネーやファンティエットと比較すると新しく、最近開発されたリゾート地といえます。都心から車で行けるリゾート地として週末はベトナム人でもにぎわい、日本で例えると熱海や白浜のようなイメージかもしれません。しかしホーチャムは南国のリゾート地。青い海とヤシの木が醸し出す南国の雰囲気は南ベトナムならではのものです。ホテルの他にも大規模なゴルフ場が整備されていたり、美しい自然を利用して乗馬体験ができたり、南ベトナム最大の天然温泉があったり様々なアクティビティも楽しめます。海岸線のビーチエリアはホテルや別荘が並び、地元の人々の居住エリアは若干内陸にあるので、海沿いは静かで綺麗に整備されているのもホーチャムの特徴です。
気候はホーチミンと同じく乾季と雨季に分かれます。11月～4月はドライシーズンで晴天率もベトナムの中ではトップクラス、5～10月はトロピカルシーズンで、ずっと雨が降るというよりはスコールになったり晴れ間が見えたりといった天候になりますが、海は若干波が高くなります。ダナンやニャチャンのように台風の進路にはかぶっておらず、地理的に恵まれた旅先ということができます。

ホーチャムがおすすめできる理由

美しい自然とどこまでも続くロングビーチ、綺麗な空気、漁師や農家ののどかな暮らし、ホーチャムにはベトナムの地方の魅力が詰まっています。日本からホーチャムを旅行する場合、南の大都市ホーチミンを経由する必要がありホーチミンとセットで楽しめるのがホーチャムの魅力の一つでもあります。ベトナム国内で比較的晴天率が高いのもうれしいポイントです。
ホーチミンから気軽に行けるリゾート地として南国のリラックスした雰囲気とビーチ、漁師町の文化、シーフードなどを堪能し、ホーチミンでは大都会の気品のある街並み、ショッピング、おしゃれなカフェやSNS映えするスポット、戦争証跡博物館などを巡る、一度の旅行で南ベトナムのあらゆる魅力を満喫することができます。
人気のリゾート地ダナン/ホイアンが雨季を迎えるころにベストシーズンを迎えるホーチャムは、リゾートを楽しむためのホーチャム滞在を目的としたベトナム旅行はもちろん、従来のホーチミン旅行の可能性と幅を広げてくれる目的地としてリゾート好きの方や女子旅、家族・友人旅行、一人旅などどんな方にもおすすめできる旅先です！

ホーチャムの魅力・楽しみ方

滞在重視のリゾート激戦区

美しい自然とのどかな田園地帯にあるホーチャムだからこそ、各ホテルはお客様のリゾート滞在に力を注いで展開されています。他都市と比べてもホテルの規模が大きく、ビーチフロントのヴィラで丸一日過ごすのもホーチャム流の贅沢。レストランやスパ、アクティビティプログラムなどリゾート内で滞在が完結するようにどのホテルも工夫を凝らしており、他のリゾート地よりも優雅な滞在になること間違えなしです。食事などは滞在先とは別のリゾートのレストランを利用するのも楽しみ方のひとつ。別のリゾートの雰囲気も楽しめちゃいます。

ベトナムの原風景

ホーチャムは近年海沿いに開発されたリゾート地で、海沿いはリゾートや別荘が並び地元の人の居住エリアは3キロほど内陸にあります。そのため一歩リゾートから踏み出すと田畑が広がり牛が放牧されているようなベトナムの原風景がひろがっています。また漁業が盛んなホーチャムは、ビーチの沖には漁船が停泊しており、海岸には地元漁師の渡し船や小型のボートが多くみられます。朝方は浜辺で漁師が貝広いをしていたり、漁具の手入れをしていたり、シーフードマーケットなども見学することができ、リゾート滞在と同時に海の町ならではの雰囲気を楽しむことができます。

美しい自然

リゾートが並ぶエリアは拓けていますが、それ以外の場所には多くの自然林が残り自然保護区に指定されています。Minh Dam山には森の中を巡るハイキングコースなども整備されており、アクティビティとしてリゾートがツアーを催行しているところも少なくありません。中心地からは少し遠いですがMinera Hot Springsは南ベトナムで最大の天然温泉で泥パックなどを楽しむこともできます。何よりの魅力は美しいホーチャムビーチ。きれいな海沿いにリゾートが立つので、滞在するだけでその贅沢を手に入れることができます。

ハンプトンズプラザ

ホーチャムのランドマークともいえるハンプトンズプラザはレストランやブランドショップ、ビーチクラブ、アイスクリームショップ、イベント会場などが入った複合商業施設です。レストランではホーチャム名物のシーフードなどをお楽しみいただけます。大型ホテルのメリアのとなりに位置し、メリアと同じオーナーが経営しているこの施設は、今後さらにテナントを入れて施設を充実させていくそうです。週末には音楽フェスティバルやウエディングなども行われ盛り上がります。注目はハンプトンズプラザから海にのびるハンプトンズピア。総延長270m以上のこの桟橋はベトナムで最初に建設された桟橋であり、アジア最長として登録されています。無料で訪れることができ、朝日、昼は青い海、そして夕日の時間を贅沢に過ごすことができます。

ブンタウまで足を運ぶと違う雰囲気も楽しめる！

港町ブンタウはホーチャムから40キロほど南に位置し、バリア・ブンタウ省の中でも最もにぎわう都市です。人口が多く日本食レストランもあるほどの都会ではありますが、ホーチミンとはまた違う雰囲気を持っています。港町独特の人々の活気とビーチや灯台などの観光スポットのにぎわいはブンタウにしかない発見があるはずです。海はホーチャムの方がきれいでリゾートの質も高いため滞在先としてはホーチャムをおすすめできますが、日帰りでブンタウを楽しめるのもホーチャムを滞在先として選ぶ魅力のひとつになります。

ホテル

Ho Tram Beach Boutique Resort & Spa

雰囲気良し！ホスピタリティ良し！価格良し！STWおすすめのオンリーワンリゾート

最近開発されたリゾート地であるホーチャムでは15年以上の歴史がある老舗リゾートといえます。ホーチャムの美しい自然を残した庭にたたずむバンガローやレストランなどは北中南ベトナムの伝統様式を採用し、ベトナムの魅力を凝縮したオーセンティックベトナムビレッジがコンセプト。大規模な国際ブランドホテルでは難しいきめ細やかなホスピタリティと、もはや他のホテルには真似できないユニークさを持ち合わせ、どこか懐かしさを感じるような心のよりどころになる上品なリゾートです。

Melia Ho Tram

オールインクルーシブやヴィラが魅力！ベトナムベストビーチリゾートを受賞したホーチャムを牽引するリゾート

ホーチャムのリゾートの中心に位置し、広大な敷地を活かしてホテルルームと上品なヴィラが立ち並んでいます。中でもヴィラは１ベッド～４ベッドルームまであり、専用ラウンジが使えるなど特典多数でリゾート内で滞在が完結するようにホテルによってプロデュースされています。そのほかメリアの強みでもあるオールインクルーシブや国際ブランドの安定感で多くの支持や受賞歴のあるホーチャムを代表するホテルです。

Dhawa Ho Tram

快適さとチャーミングなデザインが魅力のレアブランド

バンヤングループが運営するDhawaホーチャムはベトナムにある唯一のDhawaブランドで、世界では京都、中国、モルディブ、キューバなどで展開されています。スタイリッシュかつカジュアルがコンセプトのDhawa Ho Tramは、チャーミングなデザインとまとまりのある設計で快適なホーチャム滞在が演出されています。

Angsana Ho Tram

ゲストと旅先を繋ぐ、ラグジュアリーなセレニティヴィラ

Dhawa Ho Tramと同系列で同じ敷地内にあるAngsana Ho Tramは全室スイート/ヴィラタイプで、カジュアルなDhawaからのランクアップの選択肢となります。きれいに整備されたガーデンに並ぶヴィラは静けさに包まれ、ラグジュアリーながら落ち着いた雰囲気のデザインとなっています。2024年の国内リーディングファミリーリゾートにノミネートされているブランドリゾートです。

STW流ホテル選びのポイント

それぞれユニークさのあるリゾートを取り揃えておりますが、一押しはHo Tram Beach Boutique Resort & Spa！
のどかなホーチャムらしさを一番活かした隠れ家のようなリゾートデザインと行き届いたホスピタリティ、お手頃価格も相まっておすすめできるホテルです。
ビルディングタイプや新しめのホテルが好きな方にはホーチャムを代表するMeliaがおすすめ！
大規模リゾートとして充実の設備やアクティビティをそろえており、特にMeliaの強みであるオールインクルーシブは他のリゾートと比較しても他都市のMeliaと比較しても魅力的に感じます。ヴィラタイプのお部屋はさらに滞在が優雅になります。
ビルディングタイプのホテルであれば価格、デザイン、オーシャンビューなどの条件でDhawaが負けていません！
チャーミングなホテルデザインとモダンなコンセプトは誰にでも受け入れられ、ユニークなサービスとともに魅力的なホテルです。
ラグジュアリーなヴィラをお探しであればAngsana！
価格条件はMeliaよりも良く、Dhawaと同じくユニークさやコンセプトの良さが光ります。
リゾートが多く並ぶエリアからさらに海岸線を進んだところにはGrand Ho TramというInterContinental、Holiday Inn、Ixora by Fusionの3つが入った大規模複合ホテルがあります。隣にはゴルフ場も併設され、多くのレストランやカジノ、ゲームセンター、ナイトクラブ、シネマ、ブランドショップなどが施設内に入った、もはやホテルというよりは都市。内装の豪華さや大規模なプールが魅力的ではありますが、価格や窓が開けられない、大規模過ぎて平日と週末でオペレーションが異なるなどの条件を総合して上記4つのホテルをおすすめします。しかし、Grand Ho Tramの充実した設備は魅力的なので、レストランなどの商業施設としてお昼に訪れてみるのはおすすめします！

レストラン情報

各リゾートホテルやハンプトンズプラザにバラエティー豊富なメニューを取り揃えたレストランがあり、一見のどかなホーチャムですが実は様々な食事の選択肢があります。
基本はリゾート内で3食お楽しみいただけますが、お隣のリゾートのレストランをのぞきに行くのもアリかも⁉
※リゾートによっては一部レストランを平日休業にしているところもございます。営業時間を事前に調べることをおすすめします。

Muoi

Melia Ho Tram内にある本格ベトナム料理レストランです。Muoiはベトナム語で「塩」を意味し、料理を高めるというのがコンセプトになってます。海の見えるテラス席や水槽に入ったシーフードなど内装もおしゃれな中でいただく本格ベトナム料理のディナーは、きっとホーチャム旅行のダイジェストに入ります。