カナイマ国立公園

南米・ベネズエラにあるカナイマ国立公園は、南米北部の6の国と地域にまたがるギアナ高地と呼ばれるエリアにあります。高さ2,000mを越えるテプイと呼ばれる岩の卓状台地が巨大なテーブルのようにジャングルや草原から突き出し立ち並ぶ様は圧巻です。国立公園の西側に位置する東京都23区ほどの広大な卓状台地“悪魔の山”アウヤンテプイと、その頂上から流れ落ちる世界一の落差979mを誇る“天使の滝”エンジェルフォールが最大の見どころです。ジャングルに囲まれたカナイマ湖のほとりに数軒のロッジと村人が暮らすカナイマ村があり、このカナイマ村からエンジェルフォールへのボートツアーやエンジェルフォール遊覧飛行、サポの滝ツアー、カバック村アドベンチャーツアーなどが発着しています。国立公園の東側には映画『ジュラシックパーク』の世界のようなグランサバンナと呼ばれる草原が広がり、コナン・ドイルの小説『失われた世界』のモデルとなったロライマ山を始め、大小の卓状台地が並び立っています。