リヴィウ

「埋もれた宝石」とも称されるほど美しい街リヴィウ。チェコのプラハやオーストリアのウィーンのような、中欧らしく可愛らしい建物が印象的な街の風景です。リヴィウの街全体が世界遺産に登録され、リノック広場を中心に半径500メートルほどの中心地にはカラフルな家が建ち並び、昔ながらのトラムが走っている風景はどこを撮っても写真映えする街です。また美しい墓地があることでも有名で、観光客が訪れるほどです。リノック広場の市庁舎の展望台へ上がると、リヴィウの街を一望することができ、こじんまりとした街が手に取るように見渡せます。リヴィウにはウクライナ最古の薬局があることから薬局博物館があったり、反プーチン派の人たちが多いためにプーチンの顔が描かれたトイレットペーパーが売られていたりと、面白い一面もあります。首都キエフを起点に、ウクライナきっての観光名所となった「愛のトンネル」があるリヴネを経て、リヴィウまで足を延ばせばウクライナの奥深さを知ることができるでしょう。