世界遺産 エローラ石窟
3つの宗教が共存する神秘的な遺跡 ― エローラ石窟寺院
エローラ石窟寺院は仏教・ヒンドゥー教・ジャイナ教の3つの宗教が共存する、岩山を彫って造られた世界遺産です。
3つの宗教が1つの場所に集まっている世界遺産は非常に珍しく、宗教的・歴史的・文化的に極めて貴重な存在です。
エローラ石窟寺院へのアクセス方法
西インドの都市「アウランガバード」中心部から、車で約1時間でアクセス出来ます。
郊外へ向かう道中には緑豊かな田園風景や村の暮らしが広がり、移動時間そのものが旅の一部となります。
エローラ石窟寺院へ入場
5世紀から10世紀にかけて造られた合計34の石窟寺院があり、それぞれの宗教に基づいた建築様式や彫刻が施されています。
入場して目の前に見えるのはヒンドゥー教のカイラーサナータ寺院。
正面から左側がヒンドゥー教の石窟、右側が仏教の石窟、丘を登った上側に
ジャイナ教の石窟があります。
第16窟 「カイラーサ寺院」の魅力
カイラーサ寺院は初めて目にすると思わず息をのむほどの迫力です。巨大な岩山を丸ごと掘り下げて造られており、
細やかな彫刻や象のレリーフ、ヒンドゥー神話の物語が壁一面に広がっています。
岩山と一体化した「仏教石窟寺院」
仏教石窟は岩山の斜面に並んでいます。
外観はシンプルで落ち着いており、岩肌に四角い入口がぽっかりと開いている様子は、まるで自然と一体化しているかのようです。
エローラ石窟寺院の敷地内はとても広大なので、水分補給を忘れずに！
石窟寺院に入場後はお店が無いので必ず入場する前に飲み物を買っておくのがおすすめです。
石窟寺院のゲート前にはお店が並んでいます。
