グアテマラシティ

グアテマラシティは中米の国グアテマラの首都であり、国際空港がある玄関口として機能している中米最大の都市です。地震の多いグアテマラの中で慎重に選ばれたこの地は、18世紀に首都となり以後同国の政治、経済の中心として発展を続けてきました。標高1,500m程の高原都市であり、年間を通じて温暖で過ごしやすい気候です。 市内にはマヤ民族の遺跡出土品から民族衣装までをも集めた国立考古学民族学博物館や、グアテマラを代表する画家の作品を集めたカルロス・メリダ国立近代美術館など、同国の特色を集めた観光スポットが点在しています。カテドラル(大聖堂)のある旧市街にはコロニアル調の建物も。住宅街の一角にあるカミナル・フユ遺跡は日本企業が中心となって出資・発掘調査が行われた事でも知られています。 治安の悪化から、旅行者には空港から車で1時間程の位置にある、近郊の都市アンティグアでの滞在が人気ですが、マヤ文明の世界遺産・ティカルへ飛行機で向かう際には、この町がゲートウェイとなります。