モトヴン

小高い丘の斜面に沿うように建物が立ち並ぶ天空の城と云われるモトヴン。丘の高さは277メートルで頂上に近づくに連れて街の端からは周辺に広がるミルナ川やトリュフの森やブドウ畑や連なる丘、さらにずっと向こうにはアドリア海も望むことができます。モトヴンの街並みは13～16世紀に出来上がり、今もほぼそのままの形をとどめています。モトヴンは「ドラゴン・ライン（zmajske crte）の十字路に横たわる町」と古くから言い伝えられているパワースポットのため、日頃の疲れを癒すスピリチュアルな空気に満ちています。モトヴン周辺は"トリュフの森"との別名があるほど有名です。クロアチアのイストラ半島ではフランスとは違って訓練された犬がトリュフを発掘します。夏から初秋は黒トリュフ、晩秋から冬は白トリュフが収穫できます。モトヴンではイストラ半島は果樹栽培が盛んで、特にブドウとオリーブも定評があります。トリュフ、ワイン、オリーブオイルやオリーブのピクルスは、良いお土産になるでしょう。