カルタヘナ

“カリブ海の真珠”と称されるカルタヘナはコロンビアで一番の人気観光スポットです。16世紀にスペインによる南米の植民地時代に建設され、大陸中から集められた金銀財宝がカルタヘナからスペインに送られ栄えました。イギリス、フランスの海賊達から財を守るために造られた強固な城塞が、今日のカルタヘナの情緒に溢れた独特な景観を作り出し、ユネスコ世界遺産にも登録されています。カルタヘナ旧市街は周囲約4kmの城壁に囲まれた地区です。城壁内には16～18世紀の人々の暮らしを垣間見ることのできる教会や邸宅、広場などがあります。古い建物を改装したホテルやレストランが点在し、当時の景観を損なうことなくまるでタイムスリップをしたような体験を味えます。クルーズ船も寄港するカルタヘナにはリゾートとしての顔もあり、ボカグランデ地区に立ち並ぶリゾートホテルではオールインクルーシブプランの滞在も楽しめます。カルタヘナから郊外へ約50kmのところにあるトゥトゥモ火山は、地中から噴き出す泥が積ってできたと山いう世にも不思議なスポットです。山頂には沈まないという27℃の泥温泉ができており、地元の人を始め温泉浴を楽しむ人々で賑わっています。カリブ海に浮かぶ30もの小さな島々はロサリオ諸島と呼ばれ、カリブ海らしいクリスタルクリアな海とサンゴが豊かな生態系を生み出しています。