実際に行ったスタッフが解説!
カプリ島の移動方法と荷物事情
もくじ
意外と複雑なカプリ島の交通機関
青の洞窟で有名なイタリアの観光地、カプリ島。一生に一度は行ってみたい場所です。
カプリ島には青の洞窟以外にも見どころは多く、何泊か滞在してゆっくりしたい島です。小さな島とはいえ高低差もかなりあり、歩いて回れるほどではありません。島内の移動は主にバスですが、孤立した観光地の島なので独自のシステムがあり意外と複雑…
そんなカプリ島の移動手段と、移動する際に問題となる荷物事情について、2026年7月に実際にカプリ島へ行ったスタッフが解説します!
カプリ島のバスを解説!
カプリ島で最も主要な移動手段はバスです。カプリタウンやアナカプリを結ぶ路線や青の洞窟へ行く路線など、主に7本の路線が運行されており、15~30分おき程度の頻度で早朝から深夜まで走っています。
カプリ島のバスを利用する際に一番注意が必要なのが運行会社。路線バスは2社存在し、チケットの相互利用はできません。また路線バスとは異なる完全着席制のバスも存在します。
以下、それぞれのバスと路線を解説します!
路線バス会社① ATC
2社あるカプリ島のバス1社目はATC。主に島内の都市間移動路線を担っています。注意が必要なのは青の洞窟へ行くバスは運行していないことです。€8.2の1日券も存在し便利ですが、この1日券で青の洞窟へ行くことはできません!
運行路線
・カプリタウン⇔アナカプリ
・マリーナグランデ⇔カプリタウン
・マリーナグランデ⇔アナカプリ
・カプリタウン⇔マリーナピッコラ
・アナカプリ⇔マリーナピッコラ
チケットの購入方法
①チケット窓口で購入
ターミナルバス停であるカプリタウン、アナカプリ、マリーナグランデにはチケット窓口があり、クレジットカードもしくは現金にて購入可能です。紙カード型のチケットがもらえるので、車内の端末にタッチして乗車します。
②バス車内で購入
乗車時、運転手に人数を伝え、クレジットカードのタッチ決済で支払います。窓口での購入とは料金が異なり、通常1回€2.4のところ、€2.9での購入となります。
③オンラインで購入
ATCの公式アプリからクレジットカードを使って購入し、チケット画面を運転手に見せることで乗車できます。料金は窓口での購入と同じです。
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車両正面に書かれたATCのロゴが目印!
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船から降りて右へ進むとATCのチケット窓口があります。ケーブルカーのチケット売り場と一体化していますが、違うレーンなので注意。写真の一番右側がバスチケットのレーンです。
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チケット窓口からさらに西側へ向かうとATCのバス乗り場があります。
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カードタイプのチケットは乗車した際端末にタッチします。
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カプリタウンのバス停はこんな感じ!
路線バス会社② Staiano
もう1つの路線バス会社はStaiano。主に末端の路線を運行しています。青の洞窟へ行く際に乗るのはこちらのバスです。
運行路線
・マリーナグランデ⇔カプリタウン
・マリーナグランデ⇔アナカプリ
・アナカプリ⇔青の洞窟
・アナカプリ⇔ファロ
チケットの購入方法はATCとほぼ同じ。マリーナグランデやアナカプリにあるチケット窓口での購入、バス車内でのクレジットカード決済、公式サイトでのオンライン購入が可能です。料金も1回€2.4で変わりません。なお、Staianoは車内購入の場合も€2.4です。
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船を降りて目の前にあるのはStaianoのバス乗り場。チケット窓口で買えるのは1回券のみです。
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こちらも目印は車両正面に書かれたStaianoのロゴ。アナカプリバス停には青の洞窟線、ファロ線の専用乗り場があります。
完全着席制バス Staiano Tour Capri
路線バスは座席数が少なく、満員になるまで乗客を詰め込んで走ります。坂道の多いカプリ島を立ち乗りするのは大変です。
より快適に移動したい方向けの移動手段、それが完全着席制バスStaiano Tour Capriです。路線バスを運行しているStaiano社が運営していますが、1台8席程度しかない路線バスとは異なり、20席ほどの座席があります。
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カプリタウン、アナカプリ、マリーナグランデの主要ターミナル間を10~20分おきに運行しており、区間内のどこでも乗り降りが可能です。完全着席制のため、満席の場合は乗れません。
€25で1日自由に乗れるというもので、1回券などは存在しません。島内で何度も移動する日などに使う移動手段です。
マリーナグランデのバス乗り場の隣にチケット売り場があります。青いバスが目印です。
路線バスに荷物は乗せられる?
路線バスに乗る際不安なのが荷物問題。カプリ島のバスは通常の街で走っている路線バスと比べて3分の1程度の大きさしかなく、座席は8席程度しかありません。ハイシーズンは非常に混み合うため満員電車のような状態になります。そんな中で大きな荷物を持ち込めるのか、不安ですよね。実際、ネットで調べると「カプリ島のバスにスーツケースを乗せるのは難しい」という話も見かけます。
ですが、実際に乗ってみると、
意外と多くの人がスーツケースを持ち込んでいます。
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バスのチケット窓口には荷物規定が書いてあり、ATCは50cm×30cm×25cm以内の荷物は無料、Staianoだと42cm×30cm×18cm以内の荷物は無料で、それ以上はどちらのバス会社も€2.4の追加料金がかかるとあります。つまり、機内持ち込みサイズくらいの荷物は無料で、それ以上は有料だけど持ち込み可能というのがバス会社公式の見解なのです。バスに乗っている客はほとんど観光客なので、特別周りの人から何か言われるということもありませんでした。
ただ、バスはカーブの多い坂道を走るためかなり揺れます。また、バスの車内はエアコンはありますがあまり効いておらず、真夏は満員になるとかなりの暑さにもなります。そんな中大きな荷物を抱えて立って乗車するのはかなり過酷です。不安な方はポーターサービスを利用しましょう。
カプリ島のケーブルカーを解説!
カプリタウンの中心部分の標高は約140m。マリーナグランデからカプリタウンへ行くときは坂道を登ることになります。この区間はバス移動のほかケーブルカーで移動することも可能。現地ではフニコラーレと呼ばれています。
乗り方はいたってシンプル。窓口でチケットを購入し、改札でチケットのQRコードをかざして入場し、乗車するだけです。改札機はクレジットカードのタッチ決済にも対応しており、VISAもしくはMastercardが使えます。
時間帯によっては非常に混雑します。12時台にマリーナグランデの乗り場を見た際は駅を大きくはみ出す行列ができていました。乗車時間はそこまで大きく変わらないため、混雑状況に応じて移動手段を使い分けるのが良いと思います。
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斜面上に作られたホームから乗車。カプリ島の起伏の激しさを表す乗り物です。
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改札の端末でチケットを読み取る、もしくはクレジットカードをタッチして入場します。
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斜面を昇り降りする際はまるでアトラクションみたい。スイス製の登山鉄道車両が使われているようです。
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時間帯によっては行列ができることも!
カプリ島のタクシーを解説!
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カプリ島にはタクシーもあります。オープンカータイプの車なのが最大の特徴で、景色の良い坂道を登っていくのはちょっとしたアトラクションのようです。
料金は区間ごとの定額制。マリーナグランデ~カプリタウン間だと、1~4人で1台€25、5~6人で1台€30となっています。マリーナグランデのタクシー乗り場に料金表があるので、島内でタクシーに乗る予定がある場合はカプリ島到着時にチェックしておきましょう。なお、明確な荷物規定はないようですが、荷物は1台2個までという決まりはあるようで、あまり大きな荷物や多くの荷物を乗せることはできなさそうです。
カプリ島のポーターサービスを解説!
カプリ島の交通機関はいずれもスーツケースなどの荷物を乗せられないわけではないものの限界があります。荷物を持ってのバス移動が不安な方、非常に大きな荷物を持って行きたい方はポーターサービスを利用しましょう。
マリーナグランデにポーターサービス会社の積込場所があるほか、ホテルがポーターサービスを提供している場合もあります。ホテルにより利用可否や利用方法が異なるので、宿泊するホテルに事前確認が必要です。
マリーナグランデのポーターサービス会社は距離により料金が異なるようで、マリーナグランデ~カプリタウン間で€15~20くらい。混載車での運搬になるため預けてから届くまでは少し時間がかかります。また、1人だけだと受け付けてもらえない可能性もあるようです。こちらを利用する場合もホテルに確認するのが良いかと思います。
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マリーナグランデの荷物預け場所は2つのバス会社の乗り場の中間付近にあります。
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狭い道も多いカプリ島。小型車で運搬することもあるようです。
カプリ島の船を解説!
カプリ島と島外の行き来に使う港はマリーナグランデただ一つ。船の運航会社はNLG、SNAV、Alicostなど複数あり、ナポリやソレント、アマルフィ、サレルノなどへの船が出ています。
チケットはオンラインで購入可能なほか、マリーナグランデのATCバスチケット窓口の奥にNLGやSNAVなどそれぞれの会社のチケット窓口があります。
港には複数の乗り場が並んでいますが、路線や会社ごとに決まった乗り場があるわけではありません。自分が乗る船のロゴが書かれた船を見つけたら近くのスタッフなどに確認して乗船しましょう。
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SNAV社の船。このように船体に会社のロゴが書かれています。
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ATCバスチケット窓口の左側奥に船のチケット窓口があります。
カプリ島に行こう!
小さな島でも様々な移動手段があるカプリ島。何も調べず島に到着すると戸惑うかもしれませんが、それぞれの移動手段を上手く活用して絶景だらけのカプリ島観光を楽しみましょう!
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本ページに記載されている料金等の情報は2026年7月現在のものです。現地状況は変わることがあります。