ザコパネ

ポーランドの最南部、スロバキアとの国境にほど近い街ザコパネ。日本人にはあまり馴染みのない都市ですが、夏はトレッキング、冬はスキーを楽しめるので、ヨーロッパで人気の山岳リゾート地です。ザコパネに行くには、クラクフからバスで約2時間、ワルシャワからだと列車とバスを乗り継いで約5時間です。ザコパネの町には、伝統的な木造建築が多く残っており、中でもポーランド最古の博物館、タトラ博物館には木製の伝統的な家具やインテリアが展示されています。ザコパネで一番古い教会である旧木造教会も木のぬくもりやあたたかさを感じます。ザコパネを訪れるなら、大自然を満喫しないわけにはいきません。ロープウェイに乗って、標高1987メートルの大カスプロヴィ山に登ると、山頂からはポーランドの広大な山岳風景を見渡せます。山頂からは様々なトレッキングコースがあるので、レベルに合わせて山歩きを楽しんでみましょう。王道の観光地に少し飽きてしまった、ちょっとマニアックな場所に行ってみたいという方は、ザコパネまで足を伸ばしてみてはいかがでしょうか。