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フレーム・タワーズ
アゼルバイジャンのバクーにある高層ビルのトリオで最も高い塔の高さは182 m。
炎を表す塔は、アゼルバイジャンのゾロアスター教におけるアフラマツダの兆候としての火と、預言者ゾロアスターの生誕地としてのアゼルバイジャンの象徴。
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乙女の塔
「グズガラスゥ」の名で親しまれるバクーのシンボル。
拝火教寺院として最初に塔が建てられたのは紀元前5世紀のことで、塔は要塞の役割も果たしていました。 高さは30メートルの塔は12世紀に建て直されたものです。塔の名前の由来には望まない結婚を強要された少女がこの塔からカスピ海に身を投げたため、など諸説があります。
内部はバクーや塔の歴史に触れられる小さな博物館となっており、塔の屋上からはカスピ海と町の様子を眺めることができます。2000年、シルヴァンシャー宮殿と共にユネスコの世界遺産に登録されています。
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シルヴァンシャフ宮殿
15世紀に建造されたアゼルバイジャン初の世界遺産。ディワンハーネ、ハーレム、ハマム、そしてモスクなどから形成され、16世紀までこの地を支配したシルヴァンシャー朝の王宮として使用されていました。2000年のバクー大地震により一時は危機遺産となりましたが、その後の復旧工事が行われ危機遺産リストから脱しています。現在、1920年に改修された宮殿部分が、博物館として一般に公開されています。
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アゼルバイジャン歴史博物館
2008年春にリニューアルオープンした歴史博物館。もとは石油王ハジ・ ゼイナラブディン・タギエフの邸宅として建てられた建物です。古代から現代までアゼルバイジャンの歴史が、分かりやすく展示紹介されています。
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アゼルバイジャン絨毯博物館
外観の見た目ですぐわかる絨毯の博物館。
3階建で、古いものから新しいスタイリッシュなものまでたくさんのカーペットが展示されています。
カーペットの織り方を動画で紹介していたり、外観のカーペットの丸みの部分を生かした展示をしている、一見の価値ありの博物館!
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殉教者の小道
殉教者の小道は、ソ連崩壊時の戦乱や隣国アルメニアとの戦争における犠牲者を祀った場所。
たくさんのお墓には犠牲者の生前の姿が彫られており、その多くが若者であり、女性のお墓もあることが窺えます。今のアゼルバイジャンの発展までにはこういった悲しい歴史もあったことを殉教者の小道は教えてくれます。
犠牲者に哀悼の意を捧げながら墓石の道を抜けると高台があり、カスピ海とバクーの街を一望することができるので、歴史に思いを馳せながら絶景を堪能いただけます。
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ヘイダル・アリエフ・センター
ヘイダル・アリエフ・センターはアゼルバイジャンの前大統領名を冠した文化複合施設で、アゼルバイジャンの歴史を学ぶことができたり、近代の街並みを再現した展示もある、アゼルバイジャンの首都バクーのランドマークとなる観光地。ヘイダル・アリエフ・センターをデザインしたのは、2020年東京オリンピックにて新国立競技場のデザインコンペで最優秀賞に輝いた女性建築家、ザハ・ハディド氏。
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海岸公園
カスピ海に沿って,弧を描くように続く海岸公園は、遊歩道やベンチなどもあり、ちょっと休憩して公園の自然に触れてみたり、ウォーキング・ジョギングをすることもできます。
公園の中には小さい遊園地やカフェ・屋台・レストラン、ショッピングモールなどもあり大人も子供も楽しめる人気の観光地!
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カスピ海クルーズ
カスピ海側からみるバクーはひと味違うと言われる。
海岸公園にあるショッピングセンター「パーク・ブルバール」前から「EuroVision 2012」が行われたクリスタルホール付近までの往復するコース。1 回 30 分で3マナト。
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ケーブルカー
フレームタワーに行く際に利用すると便利なケーブルカー
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アテシュギャーフ(拝火教寺院)
バクー郊外にある18世紀に商人としてこの地に住んでいたパルシーと呼ばれるインドのゾロアスター教徒によって造られた寺院。かつては地表に沸く天然ガスが自然発火したことから、火を崇拝するゾロアスター教徒に聖地として見なされていました。インド北部、現在のトルコ、シリア地方を結ぶルートの中継地としても栄えました。
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ゴブスタン
バクーの南西へ約 60km のところに広がる石器時代からの遺産。こちらの文化的景観は2007 年に世界文化遺産に登録された。
100平方km に渡って無数の洞窟が分布して
いる。調査によれば1万年前からこの地には人が生活しており,彼らの生活の様子が無数に描かれた岩絵から窺い知ることができる。岩絵に描かれているのは, 太古の人類や動物, 戦い,宗教的な舞踏, 闘牛, 武装した漕ぎ手の乗る小舟, 槍を携えた戦士, ラクダの隊商, 太陽や星々など多彩である。また,中にはローマのポンペイウスがこの地へ遠征したとき,彼の部下の残した落書きもある。
当遺跡の入り口付近にあるベンチほどの大きさの石は,ガワルダシュと呼ばれるその反響性を利用した石の楽器があり,叩くとおもしろい音がする。
この遺跡に向かう途中に博物館があるため,
ここで岩山遺跡一帯への入場券を購入する必要がある。この博物館では, ゴブスタ
ンの歴史や岩絵の解釈について英語で展示説明がなされている。
また, ゴブスタンの遺跡から少し離れたところには, 泥火山が存在する。地下から
噴出する天然ガスにより泥が泡立ち, マグマがたぎっているように見える。
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ヤナル・ダグ
バクーの北 25 ㎞,ビナガディン地区にあり、車で 30 分程度の距離。ヤナル・ダグとは燃える丘の意味で, 石油採掘場近くにある小高い丘の地中から, 天然ガスが地表の割れ目から噴出し, それが自然発火することで 2000 年もの間絶えること無く燃え続けていると言われている。
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マサズィル・ギュル湖
バクーの北,車で 30 分ほどの距離に位置する湖。この湖の水に含まれるヨード成分のため,湖面がピンク色のように見えることで有名。時間帯によっては紫色に見えたりもする。他の時間帯に比べ,早朝が一番ピンクに見えるという。季節や時間によって, ピンクに見えないこともある。
湖では塩の生産が盛んで,湖の周りにはたくさんの塩山がある。現在,柵で囲まれ,湖の近くには行けない。