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フィリピンにあるアマンプロに行ってきました。もくじ

【アマンプロ到着まで】

フィリピンにあるアマンプロに行ってきました。
コロナ禍初の海外旅行。
海外旅行なんて永遠に行けないのかと思ったけど、マスクをして行ける日がやってきました。
まずはマニラまで約4時間のフライト。到着後、空港ではアマンプロのスタッフがお出迎えしてくれます。
そこから案内されたのは、マニラにあるアマンプロ専用のラウンジ。
落ち着いた空間で、お茶とお菓子をいただきながら専用機の出発までゆっくりと過ごします。
ラウンジを後にし、専用機でマニラから約1時間。
少し長旅で疲れていたものの、アマンプロの島影が見えた瞬間、一気にテンションUP!
島に到着すると、ウェルカムカナッペとシャンパンでおもてなし。
これがまたおいしすぎて…ディナーが控えているのを忘れてついつい食べ過ぎてしまいました。
さらに、ウェルカムフルーツとデザートがとってもかわいらしくて、目でも癒され、心がほっこり。

【ディナー】

ウェルカムディナーはフィリピン料理。
プールサイドには心地よい風が吹き抜けます。
ロブスターや魚のグリル、アマンの菜園から採れたての新鮮な野菜の数々。
どれもとてもおいしく、旅の疲れが一瞬で吹き飛んでしまいました。
さらに感動的だったのは、スタッフの方がギターを手に、日本の歌「桜」を披露してくださったこと!
その国のお客様に合わせて歌を覚え、心を込めて演奏してくれるのだそうです。
その優しい歌声とギターの音色が、ディナーの時間をさらに特別なものにしてくれました。
お腹いっぱいで心地よい眠りにつきました。

【ビーチクラブでの朝食】

朝はあいにくの雨模様。それでも、どこまでも続くビーチの美しさは変わらず、雨が降ることで一層しっとりとした魅力を放っていました。
そして何より、幸せを運んでくれるような贅沢な朝食が、この日を素敵な一日のスタートにしてくれます。
アマンプロの朝食は、フレッシュジュースやスムージーなどの豊富なドリンクメニューが魅力的。
また、その国のスタイル(ここではフィリピンスタイル)と西洋スタイル、どちらもオーダーできるのがアマンならではのお約束です。
今回は、彩り鮮やかなフルーツの盛り合わせに始まり、パンケーキ、エッグベネディクト、そしてフライドエッグを皆でいただきました。
フィリピン風のメニューでは、香ばしいフライドライスやお魚のグリルなども用意されていて、ローカルの味わいを楽しむこともできます。

波の音を聞きながらいただく朝食は格別。
アマンプロに来たことを改めて実感し、心も体も満たされる幸せな朝のひとときでした。

【タートルリリース】

アマンプロでは、亀の卵の産卵シーズンにあわせて、毎年3月から10月に行われるタートルリリースに参加することができます。
今回はその特別な機会に恵まれ、小さな亀たちを海へ送り出す感動的な体験をさせてもらいました。
手のひらに乗るほどの小さな亀たちを、波打ち際でそっと海へ放ちます。
波に押されながら、懸命に進んでいくその姿はなんとも愛らしく、同時にとても頼りなく見えました。
柔らかくて壊れそうな体が心配で、思わず見守る手にも力が入ります。
この小さな命たちのうち、生き残って大海原を旅することができるのは5分の1にも満たないと言われています。
でも、それも自然の摂理。彼らが強く成長し、大きな亀となって再びこの島に戻ってきてくれる日を祈りました。

【ラグーンクラブでのランチ】

たくさんのパンフレットやウェブサイトで見かける、ラグーンクラブからの美しい眺め。
そうそう、この景色が見たかったんです!
澄み渡るラグーンと広がる空のコントラストは、まさに絵葉書のような絶景でした。
ラグーンクラブでは、本格的なピザ窯で焼かれるイタリアンや、和食まで楽しむことができます。
和食のラインナップが気になって、メニューをチェックしてみると…

KATSUDON(かつ丼) 税込みで約8,700円
SOBA(そば) 税込みで約4,500円

「和食は日本で食べよう」と心の中でつぶやきつつ(笑)、今回はイタリアンをオーダーしました。
これがとても美味しくて大満足!
ちなみに、和食は海外からのゲストにも非常に人気だそうです。
(参考までに、2022年7月のレートでは1円=約2.6ペソでした。)

【スパ】

アマンプロのスパは、リゾート内でも一番高台に位置しており、見晴らしの素晴らしい場所にあります。
肩を集中して、ってお願いしたのに足から肩に行く前に眠りにつきました。
施術後には、温かいジンジャーのお茶をいただき、体が芯から温まったような気分に。ジンジャーの香りとともに、心も体もリフレッシュされ、すっかり元気を取り戻しました。

【アマンジャンキーTシャツ】

ついに私のところにもキターーーーー!!
憧れのアマンジャンキーTシャツをついに手に入れました。
アマンジャンキーとは、アマンに強いこだわりを持って熱烈に愛する「アマンマニア」のこと。
アマンの魅力に取りつかれ、何度も訪れることで手に入ると言われていますが、実際には「何回行けばもらえるのか」「どこでもらえるのか」など、謎に包まれた特別なTシャツです。
このTシャツ、実は非売品で、どこでもらえるわけではないので、その希少価値がまた一層価値を高めています。
アマンのエッセンスが詰まったアイテムなので、手に入れた瞬間は感動もひとしおでした!
置物に見える亀さんはチョコレートです。

【お部屋について】

私たちは4ベッドルームヴィラを4人で利用しました。ヴィラタイプ以上になると、共用のリビングルームと広いプールが完備されており、専属のバトラーさんがサポートしてくれます。
これにより、まるで自分たちだけのリゾート空間のように、プライベート感たっぷりの時間を過ごせます。
ヴィラの内装は、ツリートップカシータ、ヒルサイドカシータ、ビーチカシータと同じデザインで、自然と調和した美しい作りが特徴です。ヴィラから続く小道やデイベッド、さらにお部屋の前のビーチにはクルーズ船が迎えに来てくれるなど、まさに贅沢なひとときを提供してくれます。
プールはとても大きく、メインプールに行くことは一度もありませんでした。
プールサイドで食べるハンバーガーはなぜこんなにもおいしいのだろうか。
居心地が良すぎて一日中ヴィラにいてもいいくらい。
ひとつの島がひとつのホテルになっているアマンプロは島一周約1時間半。
各お部屋にカートがついており自由に運転できます。
ハネムーン仕様のカートにはお花がデコレーションされています。

【お部屋でディナー】

今回、ヴィラタイプに泊まって本当に良かったと思ったポイントの一つは、専属のシェフさんがいて、ヴィラ内で食事を作ってくれることでした。
レストランまでわざわざ出かけなくても、美味しい食事がヴィラで楽しめるなんて、特に雨の日にはありがたみが倍増しました!
暖かいお食事がヴィラにいながらにしてサーブされるのは、本当に贅沢な気分。
シェフさんは特にメキシカンが得意で、タコスやその他のメキシカン料理を作っていただきました。
どれも絶品でした。
夜になると、プールがライトアップされ、雰囲気は最高に◎。
静かな夜の中で、時間を気にせず、ゆっくりとおしゃべりを楽しむことができました。
ディナーの後は、わずか30メートルで自分のヴィラに戻れるという手軽さも最高!
まるで自分たちだけの小さな楽園にいるようでした。

【カワヤンバー】

アマンプロの沖合にぷかぷか浮かぶバー。
その名も「カワヤンバー」
ここはボートでアクセスする、絶景を楽しみながら過ごせる浮かぶバーです。
2時間利用可能でのんびりお昼寝したり、泳いだり、使い方は自由自在。
お昼寝して起きたら、あれ天国にいるのかな?と勘違いしそう。
ナマコを踏んづけちゃったのはここだけの話。

【アマンプロ・ファーム ジン】

アマンプロに滞在したら、ぜひ試してほしいのがアマンプロオリジナルカクテル。
特におすすめは「アマンプロ・ファーム ジン」を使ったお酒です。
このジンは島内のオーガニックファームで 収穫されたボタニカルジンとのこと。
ライムやカラマンシー、 ディル、バジル、レモングラスの風味があるさっぱりしたジンで南国リゾートにふさわしい味わいです。
飲み終わる頃にはとってもきれいな夕日が見られました。

【ビーチディナー】

最終日のディナーはビーチにセッティングされたBBQディナー。
専用のシェフさんが目の前で焼いてくれますのでライブ感たっぷり。
前菜としてはセビーチェや新鮮なサラダが登場。この時点でお腹が満たされそうなほど美味しく、メインのグリルに備えて少し我慢。
そしていよいよメインの登場。鳥、豚、牛、シーフードのオールスターが一堂に会して、ジューシーで本当においしい!
焼いただけ(…とはいえ、下ごしらえやスパイスなど色々と手が込んでいるのでしょうけど)なのに、なぜこんなにもおいしいのかと驚きました。
デザートに進む頃には、お腹がはちきれそうになるほど満たされ、完食できなかったのが無念で…次回は全力で挑戦したいです(笑)。

最後に、バックアップスペースの話。もし雨が降った時に備えて、ビーチにセッティングしたディナーのために用意されていたスペースがありました。
結局、雨は降らず、そのスペースは使用されることなく翌朝には撤去されていました。
この細やかな配慮が、まさにアマンらしいなと感じました。
午後からヴィラの前でセッティングしているのを見ていて、その心遣いに感動。
雨が降っても楽しい時間を中断させないよう、しっかりと準備しているのはさすがです。

【その他】

ショップ:ショップに美しく並べられているセンスの良いグッズたち。アマングッズもあります。
ライブラリー:ウッディなライブラリー。日本の本もたくさんありました。雨が降った時はここで静かに本を読むのも素敵。
クラブハウスレストラン:フィリピン料理やステーキなどグリル料理もお楽しみいただけます。天気がいい日はプールサイドもおすすめ。
ジム:食べ過ぎてしまったらジムで体を動かしましょう!
いろいろな生き物たち:自然を生かしたつくりなのでいろいろな生き物たちがいます。特にトカゲさんは滞在中何度も遭遇しました。
その他カラフルな鳥や、コウモリ、カメ等もリゾートで見られます。

【お別れの時】

いよいよアマンプロにお別れを告げる時が来ました。
アマンプロ名物(!?)の、各部門のマネージャーさん勢揃いのお見送り。
フライトの出発と到着が1日に2回ずつあるため、なんと1日計4回もやっているそうです。
大変なことですが、それだけトップ同士が頻繁に顔を合わせる機会があることで、仲の良さやスムーズな情報共有、そして円滑なコミュニケーションが生まれているのだなと感じました。
そして、滑走路を飛び立つ飛行機を見送りながら、皆さんが一斉に向きを変えて手を振り続けてくれる姿には胸が熱くなりました。
最後の最後にこんなにも心温まるお見送りを受けてしまうと、もう次の予約をしたくなってしまいますね…。

今回の旅を通して、さらにアマンの魅力に惹かれ、ますますファンになりました。
ありがとう、アマンプロ。また会う日まで。

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