セスリウム

セスリウムは、ナミビアで最も観光客が訪れるナミブ砂漠観光への拠点となる都市です。約8,000万年前に誕生し世界最古の砂漠といわれるナミブ砂漠は、北のアンゴラから南の南アフリカ共和国まで伸びる広大な範囲を占めていますが、観光で訪れるのはそのごく一部である、ナミブナウクルフト国立公園がメインです。デューン45（Dune45）や枯れた大地デッドフレイ、ビッグママと呼ばれる大砂丘を擁するソススフレイなどが、非日常を感じられる人気観光地です。セスリウムにはソススフレイから地下水脈が続き、長い年月を経て水の浸食により大地が削られたセスリウム渓谷があり、こちらも見どころの一つです。2013年にはナミブ砂海として世界自然遺産にも登録されました。シーズン目安として3～5月、8～10月がベストシーズンとされ、11～2月の雨季も降雨量が少ないので年間を通して観光を楽しめます。7～8月は日本の冬のようにかなり冷え込むので、防寒対策も必要です。