カルロヴィ・ヴァリ
チェコはもちろん、ヨーロッパで最も美しい温泉保養地として有名なカルロヴィ・ヴァリ。その歴史は古く、伝説では14世紀に神聖ローマ帝国カレル4世が鹿狩りの最中に源泉を発見したのが始まりと言われています。そのため地名も"カレルの源泉"という意味のカルロヴィ・ヴァリと名付けられています。かつてはゲーテ、ベートーヴェン、モーツァルト、トルストイ等の著名人が、また現在でも世界各国から治療や療養目的で様々な人が訪れています。日本とは違い、ここでの楽しみ方は温泉を飲むことです。町のあちらこちらにコロナーダと呼ばれる飲泉所があります。中でもヴジーデルニー・コロナーダは一番の見どころで、ここには12mもの高さまで噴き上げる間欠泉も見られます。旅のお土産には、コロナーダで使う専用カップがおすすめです。温泉水を飲みながらパステルカラーの建物が立ち並ぶ"温泉街"を散策。日本とは異なる新しい温泉文化に触れてみませんか？
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