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ケツァールを巡る旅へ

南米・コスタリカに住む美しい住人

ケツァールを巡る旅へ

コスタリカは中米に位置する共和制国家。日本の九州、四国を足したほどの面積でありながら、地球上にいる生物の約5%が生息しています。
ここでしか見ることができない生物も多くバードウォッチャーはもちろん、爬虫類・両生類マニアから昆虫好きまで「いつか行きたい聖地」として崇められている場所でもあります。
その中でも人気の高い生物が“幻の鳥”とも言われている「ケツァール」。飛来するモンテベルデやサンヘラルドデドタには世界中から愛好家が集まります。 「実物を見てみたい!」その夢を現実にすべく、ケツァールを見るのに最適なツアーやシーズンをご案内いたします。

野鳥の楽園・コスタリカ
ケツァールの住む森を目指して

野鳥の楽園・コスタリカ

コスタリカのケツァール事情

ケツァールはメキシコ南部からパナマまでの中南米に生息しています。中でも一番ケツァールを推しているのがグアテマラ。国鳥に認定、通貨の単位にも採用されています。
しかしながら、観察するとなると断然おススメなのがコスタリカ。90%近い高い遭遇率はもちろん、エコツーリズムが発達しており、ガイドや施設がしっかりしている点、動植物の種類数が多いため ケツァール以外の見所も豊富なのがポイント。
見られるエリアは首都サンホセから車で3時間ほどの「サンヘラルドデドタ」か「モンテベルデ」。 どちらも高確率で観察できますが、真逆の場所になるため翌日の行動が変わります。後に述べますので好みに合わせて決めると良いでしょう。

コスタリカのケツァール事情

もっと知りたい!
ケツァールはこんな鳥

妖艶な魅力を放つケツァール。
彼らの生態に迫ります。

ケツァールはこんな鳥

point1

世界で最も美しいと言われる風貌

世界中にいる1万種類もの鳥類。その中でも最も美しい鳥に選出されることもあるのが「ケツァール」です。
体長は35cm程度ですがオスは長い飾り羽をもち、これを含めると全長は90~120cmにもなります。 古代アステカではケツァールの羽毛を身につけることは最高位の聖職者と王だけに許された特権であったとも言われています。
長い飾り羽を携えながら空を舞う姿は一度見たら忘れられない美しさ。是非、その目で実物をご覧になって頂きたい。

尾が長いのはオスの限られた時期

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尾が長いのはオスの限られた時期

優雅な尾羽が生えているのはオスのみ。これは繁殖期にメスの目をひくために伸びるため、時期が終わると抜けてしまいます。 よって、一番美しく活発に活動する繁殖期前に訪れるのが一番ベスト(12月~4月頃)。
また、メスはオスよりも地味な色合い。尾羽が長く伸びることもありません。若いオスも尾羽が生えず、生後3年目までは伸びないようです。

好物はリトルアボガド

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リトルアボガドとの共存関係

アボガドの原種であるリトルアボガドがケツァールの好物。この実を丸のみして、胃の中で種を分離、吐き出します。 こうすることによって、リトルアボガドは発芽しやすい状態になり、繁栄を助けられているのです。まさに持ちつ持たれつの共存関係!

動物園では飼育されない自由の鳥

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動物園では飼育されない自由の鳥

ケツァールは非常に飼育の難しい鳥で、誰からも支配されない(自由)という意味をもつと言われています。国鳥であるグアテマラではそのような意味も込めて国旗の中心に描かれています。
さらにワシントン条約によって保護されているため、商業目的での取引も禁止されています。日本国内の動物園で見られる場所はどこにもありません。この美しい姿を見るためには、現地に赴くしかないのです。

いつ見に行くのがベスト?
ケツァールのシーズナリティ

どうせ行くならベストシーズン。
ケツァールを見るには
いつがいいのでしょうか?

ケツァールのシーズナリティ
12月~4月 この時期がベストシーズン。オスの尾羽が伸び、繁殖シーズンのため行動が活発になります。 また、乾季、好物のリトルアボガドが実るシーズンと重なります。木の下で待っていると見られるチャンスが広がります。
5月~7月 繁殖シーズンが終わると、長く伸びた尾羽は一旦抜け落ちます。個体差や年にもよりますが、このぐらいの時期から尾羽のない個体が出始めます。
8月~9月 オスの尾羽が抜けている時期。また見ることはできますが、遭遇率は多少下がります。どうしても長い尾羽のケツァールが見たい!という方は避けた方がいいシーズン。
10月~11月 遭遇率が徐々に上昇、オスの尾羽も伸びだす時期。

どこで見る?
ケツァールが出現するエリア

ケツァール観察には「サンヘラルドデドタ」
「モンテベルデ」に行く必要があります。
どちらのツアーも現地に滞在、
遭遇率も高いものとなっています。

モンテベルデ

モンテベルデ
森林浴+温泉 癒しの旅 7日間~

1日目 アメリカ経由でコスタリカへ
初日はすべて移動時間。現地着は夜になります。

2日目 モンテベルデへ
午前中にモンテベルデへ移動。午後からいよいよケツァール観察。このままモンテベルデにて宿泊。

3日目 アレナル火山へ
午前中にアレナル火山へ移動。午後からタバコン温泉で露天風呂を満喫。このまま宿泊。

4日目 カーニョネグロ野生保護区へ
トキ、サギ、クイナ、レンカク、カモ、ヤマセミなど水辺に生息する野鳥が多く生息。世界一美しいと言われるトカゲ「バシリスク」も生息しています。終了後、首都・サンホセへ移動。

5~7日目 帰国
早朝空港へ移動。アメリカ経由、日付変更線を超えて日本へ。



サンヘラルドデドタ

サンヘラルドデドタ
世界で一番ケツァールに会える場所 8日間~

1日目 アメリカ経由でコスタリカへ
初日はすべて移動時間。現地着は夜になります。

2日目 サンヘラルドデドタへ
午前中にサンヘラルドデドタへ移動。午後からいよいよケツァール観察。このままサンヘラルドデドタにて宿泊。

3日目 サンヘラルドデドタ
午前中、遭遇率の高い早朝ケツァール観察へ。夕方にマヌエルアントニオへ移動。

4日目 マヌエルアントニオ国立公園
熱帯雨林と白い砂浜が続くマヌエル・アントニオ国立公園。ナマケモノ、イグアナ等によく出会え、シュノーケルも可能です。このまま宿泊。

5日目 サンホセへ
午前中はビーチリゾートでゆっくりおくつろぎ頂けます。午後、首都・サンホセへ移動。

6~8日目 帰国
早朝空港へ移動。アメリカ経由、日付変更線を超えて日本へ。

ケツァール以外も見どころ満載!
コスタリカの動物たち

環境先進国・コスタリカ。ケツァール以外にも
たくさんの動物たちとの遭遇が期待できます。
ここでは上記のツアーで通年見られる可能性のある
動物をご紹介いたします。

コンゴウインコ

コンゴウインコ

見られる、と言っても頻繁に見られるわけではありませんがコルコバード国立公園、サラピキなどで見ることができます。
さらに珍しいヒワコンゴウインコに会えたらかなりラッキーです。

シロヘラコウモリ

シロヘラコウモリ

世界で唯一の白いコウモリ。日中は葉の裏側で身を寄せ合って寝ています。
サラピキで見ることができ、高さ1mほどの場所なので間近で見ることができます。

アカメアマガエル

アカメアマガエル

学名が「美しい木の妖精」という意味を持つ独特の風貌のカエル。
写真もそうですが、実物が動く姿はよりインパクト大!是非実物をご覧になってください!

グリーンバシリスク

ワニ

コスタリカには比較的小型のメガネカイマンや5mを超えるアメリカワニなど、水辺には数多くのワニが生息しています。
見た目はかなり狂暴そうですが人の姿を逃げてしまうことがほとんど。

キツツキ

キツツキ

キツツキ類は街中などでも普通に見ることができます。ケツァール観察中も数多くの種類に会えるでしょう。
写真はよく見られるホオグロミヤビゲラ。

サル

サル

コスタリカには全部で4種のサルが生息しています(マントホエザル、ノドジロオマキザル、アカクモザル、セアカリスザル)。
一番よく見られるのはマントホエザル。樹上に数十匹の群れで生活しています。 、

グリーンバシリスク

グリーンバシリスク

「水面を走るトカゲ」として有名。非常に人気の高いトカゲで、背ビレを立てた様子はまるで恐竜!世界一美しいトカゲとも言われています。
グリーン以外にも茶色いノギハラバシリスクなども見られます。

グリーンイグアナ

グリーンイグアナ

最大全長は2m近くにもなるグリーンイグアナ。ジャングル地帯はもちろん、道路脇の樹上などでも気軽に見ることができます。
写真の個体は繁殖期が近いらしく体色がオレンジ色に染まりつつありました。

ナマケモノ

ナマケモノ

コスタリカではフタユビナマケモノ、ミユビナマケモノの2種類が見られます。高い木の上にいることが多いため姿をはっきり見られることは稀です。 ほとんど丸まって寝ているためガイドなしでは見るけることも困難!

迷って決められない方へ
東京発 おススメツアー

たくさんあって見つけられない!結局どれがいいかわからない、という方のためにSTWがおススメするツアーをご紹介。
もちろん、延泊やホテルチェンジ、オプション追加なども可能です。
せっかくのコスタリカツアー、是非ご満足行くものにして下さい。

エス・ティー・ワールドなら
ホテルの変更、お部屋のランクアップ、
ご旅行する都市の追加、延泊など、
ご希望にあわせて、
ツアーを1からオーダーメイドでおつくり致します。

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STWスタッフは「Travel + Emotion」を合言葉に、お客様のご期待を上まわる旅のプロデュースし、海外ツアーのプロフェッショナルとして、幅広く、豊富な知識を身につけるために努力いたします。
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