スペインに行ったら泊まりたい
パラドール特集
スペインに行ったら、一度は泊まってみたい「パラドール」。
このワードは耳にしたことがあるという方も多いのではないでしょうか。パラドールはスペイン全土に
点在しており、その数は90以上に及びます。ここでは、そんな数あるパラドールの中から、
「パラドーレス・エセンティア(歴史的な建物を改装したパラドール)」の
おすすめをピックアップしてご紹介いたします。
パラドールって何?
歴史的に価値の高い建築物を改装した
国営ホテルのこと
「パラドール」とは、かつての歴代王国の住まいとなった城や宮殿、由緒ある修道院や領主の館など、歴史的に価値の高い建築物を改装した国営ホテルです。 いずれも絶好のロケーションに位置しており、スペインが辿った歴史を感じながら優雅な滞在をお過ごしいただけます。 ロビーやパティオなどの公共スペースはもとの姿を活かし、客室は改装され近代的な設備を備えているため、中世の趣に浸りながらも快適なホテルライフが満喫していただけます。ここではパラドールとその街について、ご紹介します。
スペイン旅行の記念に、スペイン特有のパラドールで素敵な時間を過ごしてみてはいかがでしょうか。
Pardor de Granada
パラドール・デ・グラナダ
世界遺産の中に泊まる
パラドール・デ・グラナダの最大のポイントは、なんといっても、世界遺産の敷地内というその立地。そんな贅沢な願いを叶えてくれるホテルとしてパラドールの中でも常に高い人気を誇ります。もともとはサンフランシスコ派修道院として造られた建物で、庭園や館内の装飾、アーチ型の窓、客室それぞれにイスラムとキリストの異なる文化が融合した、独特の空間を作りだしています。アルバイシンを望む景観、宿泊客しか入ることのできないパティオ(中庭)など、贅沢この上ないひとときを演出してくれます。
- ホテルランク
- おすすめ度
エアコン:あり バスタブ:あり ※確約不可
宿泊されたお客様の口コミ
- アルハンブラの観光にも市街地の観光にもどちらにも便利でよかったです。
- 優雅で独特な雰囲気は、ホテル代を奮発した価値が十分にありました!
- 最高のロケーション。グラナダに行くなら泊まるべきホテルNO.1です。
グラナダってどんな都市?
スペイン南部アンダルシア地方を代表するグラナダには世界遺産「アルハンブラ宮殿」があります。市内には荘厳なルネッサンス様式の大聖堂がある一方で、アラブ人街やアラビアンなお土産が並び、キリストとイスラム2つの文化が共存する独特の雰囲気をお楽しみ頂けます。マドリードやバルセロナへのアクセスも良く、近郊のミハスをはじめとした白い街にも日帰りで行けます。他都市との周遊がおすすめです。
ツアー代金0円~
Parador de Ronda
パラドール・デ・ロンダ
断崖絶壁にそびえ立つ最高のロケーション
深い渓谷によって旧市街と新市街に分けられた街ロンダ。 パラドール・デ・ロンダはこの街のシンボルであるヌエボ橋のそばの断崖絶壁にそびえたつパラドールです。 18世紀に建てられた旧市庁舎の一部を生かした趣きのある造りで、客室など内部はモダンでカラフルに装飾されゆったりと明るい雰囲気に包まれています。 パラドール館内からは渓谷のすばらしい眺めや旧市街の街並みを望むことができ、宿泊者たちをもてなします。
- ホテルランク
- おすすめ度
エアコン:あり バスタブ:あり ※確約不可
宿泊されたお客様の口コミ
- いわずもがなロケーションが最高!ずっと景色を眺めていました。
- ロビーや客室など、全体的に新しくきれいで快適に過ごせました。
ロンダってどんな都市?
グアダレビン川の水の浸食によって深く断ち切られ二分されたこの街のシンボルは、両岸を結ぶ断崖に架かるヌエボ橋。橋の東側にはアンダルシアらしい白い街、右側には大平原が広がっています。脇にある坂道を下っていくと、渓谷の下へとくだっていくことが出来るようになっており、大迫力の景色を望むフォトスポットとして観光客に人気があります。また夜になるとライトアップされ、幻想的な雰囲気をかもし出します。
ツアー代金0円~
Parador de Toledo
パラドール・デ・トレド
世界遺産トレドの旧市街を一望
世界遺産に指定されているトレドの旧市街。パラドールはこの素晴らしい街を一望できる最高のロケーションにあり、ライトアップの際には美しい景観が映し出されます。一部の客室、サロン、テラス、プールなどから、蛇行して流れるタホ川の向こうに、歴史そのものの街全景が広がります。建物はこの地方独特の邸宅風の造りで、広々としたパラドール館内にはラ・マンチャ地方とトレドの地域色豊かな調度品で装飾されています。
- ホテルランク
- おすすめ度
エアコン:あり バスタブ:あり ※確約不可
宿泊されたお客様の口コミ
- 旧市街を見渡すシティービューのお部屋に泊まり、大正解でした!絶景の連続です!
- 古き良きホテル。とにかく景色が最高です。
トレドってどんな都市?
「もしスペインに1日しかいられないなら、迷わずトレドへ行け」という格言があるほど、スペイン人にとっても欠かせないのが古都であるトレドの街。マドリードの約70km南に位置する世界遺産の街で、鉄道で約30分ほどでアクセスすることが可能です。都会的な景色が広がるマドリードとはうってかわって、中世の古きよき町並みが残っており、タホ川が流れるゆっくりとした風景や、古い建物が並び中世の面影残す迷路のような町並みは歩くだけでとても癒されます。また画家エル・グレコが後世を過ごした町としても知られ、彼が残した作品を見ることができます。
ツアー代金0円~
Parador de Santiago de Compostela
パラドール・デ・サンティアゴ デ コンポステーラ
聖地に建つ荘厳なパラドール
サンティアゴ巡礼路の終着地であるサンティアゴの大聖堂の斜め向かい、オブラドイロ広場に面して建つパラドール・デ・サンティアゴ デ コンポステーラ。15世紀に建造された、かつての王立病院兼宿泊施設ですが、ゴシック、ルネッサンス、バロック美術に彩られた、芸術的かつ歴史的な建物です。荘厳な外観、美しい回廊、エレガントなサロンや客室、石造りの重厚なレストランなど、豪華に装飾された館内はまさに5つ星の風格を感じさせます。
- ホテルランク
- おすすめ度
エアコン:あり バスタブ:あり ※確約不可
宿泊されたお客様の口コミ
- 清潔感のあるお部屋、バスルームで快適に過ごせました!
- 大聖堂やバルのある通りがすぐそばで、立地◎
- カフェのテラス席から見える夕焼けの景色がとってもきれいでした。
サンティアゴ デ コンポステーラってどんな都市?
スペイン北西部、ガリシア州の州都であるこの街は、ヨーロッパ中から続く、サンティアゴ・デ・コンポステーラ巡礼路の最終到着地。街を歩けば、達成感に溢れた表情の沢山のバックパッカーたちに出会うことができます。12時頃になると、巡礼者向けのミサが始まり、中心部にあるカテドラルへ人々が集まってきます。運が良ければ「ボタフメイロ」と呼ばれる香炉を焚いて振る儀式を見ることが出来るかも。また世界遺産に指定されている旧市街では、バル巡りも楽しむことが出来ます。名物はやっぱりシーフード。特にvieira(ホタテ貝)は絶対食べたい一品です。
Parador de Hondarribia
パラドール・デ・オンダリビア
ビダソア河口に建つ10世紀の古城
スペイン北部、バスク地方の代表的な街の一つであるサンセバスチャンからバスで約1時間弱の場所にある港町オンダリビア。
980年、ナバラ王サンチョ・アバルカによって建設された城塞を改装して作られたのがこの街のパラドールです。石造りの高い天井と壁、歴史を感じさせるデザイナーの手による調度品や武具など、まさに中世の装飾品とモダンな快適さが見事に調和。エレガントな客室、フランス側の海岸を望む景色、むき出しの岩で飾られた美しいパティオなど魅力的なホテルとなっています。
- ホテルランク
- おすすめ度
エアコン:暖房のみ バスタブ:あり ※確約不可
宿泊されたお客様の口コミ
- テラスから眺めるビダソア川の河口の風景は、想像以上!息をのむ美しさでした。
- 外観からは想像がつかないくらいホテル内がゴージャス&可愛らしいです。
オンダリビアってどんな都市?
バスク地方の代表的な街の一つであるサンセバスチャンから、バスで約1時間弱の場所にある港町オンダリビア。フランスとの国境近くにある町で、スペインの他の都市とは少し異なる雰囲気が漂います。赤や緑などカラフルな色の木組みの家々がとても可愛らしい印象です。また「世界一美味しい魚介スープ」を頂ける町としても知られていて、観光客が集まります。
Parador de Avila
パラドール・デ・アビラ
城壁と聖人の町アビラの古城
ピエドラス・アルパスの旧宮殿で、城壁に沿って建つ歴史の町アビラのパラドールは、すばらしい雰囲気を醸し出しています。花崗岩の床、明るい色彩、広々とした客室、美しい装飾品が見事に調和しています。レストランでは豊富なメニューを取り揃え、仔豚のロースト、仔牛のステーキ、プチェレテス・テレシアノ(野菜と豚肉の煮込み)エルバルコ産のインゲン豆、またデザートにジェマス・デ・サンテ・テレサ(卵菓子)などをお楽しみいただけます。客室内は茶系をベースに柔らかな色調でまとめられており、心休まるひとときを過ごすことが出来るでしょう。
- ホテルランク
- おすすめ度
エアコン:あり バスタブ:あり ※確約不可
宿泊されたお客様の口コミ
- 素敵な中庭があったり、暖炉があったりと、静かでゆったりした時間をすごせました。
- スタッフの方も親切にしてくれたので、良かったです。
アビラってどんな都市?
城壁に囲まれた世界遺産の街アビラは、マドリードからバスで約1時間半ほどの場所にあります。この街の見所はなんといっても、町をぐるっと囲む城壁。11世紀に作られたものですが、保存状態が非常に良く、城壁の上を実際に歩くことが出来るようになっています。全長約2.5km、その間にはおよそ90もの塔があり、それぞれの塔からは異なる景色を望むことが可能です。川を挟んだところにある「クワトロ・ポステス」からは、この壮大な街が一望できます。またこの街は「聖人の町」としても知られ、聖女であるテレサ・デ・ヘススにまつわる建物が点在しています。
Parador de Cardona
パラドール・デ・カルドナ
塔をいただく中世の古城とロマネスク様式の教会
9世紀の古城内にパラドールがあり、2世紀に建造された塔と11世紀に建造された教会があります。かつてのお城そのままの面影を残すその外観と館内はとてもロマンチックな雰囲気をまとっています。要塞都市を望む展望台、頑丈な石造りの壁が中世を偲ばせる家具で飾られたパラドールのサロンは、天蓋付きベッドが配された客室もあります。またレストランでは、カタルーニャの郷土料理を取り揃え、ブティファラ・コン・モンヘテス(腸詰めと豆の料理)、キノコの盛り合わせ、バラエティ豊かな腸詰め類などをお楽しみいただけます。
- ホテルランク
- おすすめ度
エアコン:あり バスタブ:あり ※確約不可
宿泊されたお客様の口コミ
- 憧れの古城ホテルに宿泊できて、大満足!とっても居心地がよかったです。
- 山頂にそびえ立つパラドールは圧巻。広々した内装は、新しく清潔感がありました。
カルドナってどんな都市?
バルセロナからバスで2時間弱の場所にあるこの街は、かつて軍事戦略的な拠点として、また塩鉱山による収入によって、西暦986年頃から徐々に重要な町へと発展していきました。 中世のカルドナに住んでいた貴族は「冠のない王様」と呼ばれるほどの隆盛を誇りました。 約1000年前のお城であるカルドナ城や、カタルーニャ地方の中で最も大事な教会の一つであるサン・ミケル教会、今でも残る中世の街並みや塩の山など、たくさんの見所がある街です。
Parador de Carmona
パラドール・デ・カルモナ
丘の頂にそびえる14世紀のアラブの古城
セビーリャからバスで1時間弱、小高い丘の上にある白い街がカルモナです。シーズンである6月頃には、この街の周辺の畑いっぱいに広がる満開のヒマワリを見ようと観光客が集まります。そんな街の中でも、見晴らしのよい高台にあるパラドール・デ・カルモナ。 14世紀のアラブの古城を残酷王ペドロ1世が宮殿に改装した歴史あるパラドールです。美しいアラブ美術、プール、庭園、パティオ、ムデハル様式の噴水、テラス、コルボネス川が流れる平原の見事な景観が、このパラドールに独特の個性を与えています。客室はゆったりと広く、クラシックな内装が施されています。
- ホテルランク
- おすすめ度
Parador de Merida
パラドール・デ・メリダ
ローマ遺跡に囲まれた白亜の歴史館
世界遺産にも指定されているローマ時代の遺跡が残る町メリダは、地図でいうとスペインのちょうど真ん中あたりに位置しています。
18世紀、ローマ寺院跡に建造された修道院がこの街のパラドール。当時の姿がそのまま残る歴史的な建物には、ムデハル、ローマ、西ゴートの影響がいたるところに見られ、メリダの長い歴史を感じられます。モサラベ風の美しい庭園とパティオも魅力的です。パラドールは旧市街の中央に位置していて点在するローマ遺跡を歩いて巡ることができる好立地にあります。
- ホテルランク
- おすすめ度
Parador de Leon
パラドール・デ・レオン
壮麗なパラドールで過ごす最高の贅沢
レオンの街は、マドリードから列車で約3時間ほど北西に進んだところにある古都。ここには全パラドール中、最大かつ最も荘厳・華麗なパラドール・デ・レオンがあります。16世紀に建設が始まり、2世紀かけて建造された病院兼修道院で、プラテレスコ様式の装飾が施された、長さ100mにもおよぶ外観は圧巻です。回廊や教会など当時の姿を残す一方、パラドール内の客室や館内は念入りに改修され美術品で見事に飾られています。パラドール1美しいと言われる玄関ロビー、風格あるサロンや客室など、ここで過ごす一夜は最高の贅沢と言えるでしょう。
- ホテルランク
- おすすめ度
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