バヌアツ共和国は、オーストラリア・ケアンズの東約1,800kmに位置し、83の島々が南北1,200kmにわたって広がる島嶼国で新潟県とほぼ同じ広さの国です。
1980年7月独立するまで、英仏の共同統治下におかれました。
人口は約25万人、主要産業は農業と観光で、人口の70%が自給自足農業を営み、経済概況では、都市部と農村部では大きな格差があります。恒常的な輸入超過で、赤字を外国援助で補填。近年は農業の多様化と観光振興に力を入れ、オーストラリア・ニュージーランドからのバカンス、かなりの観光客が渡航しています。現在、日本からは途上国支援の関係者が多く滞在しています。
本年3月13日~14日にかけて巨大サイクロン「PAM」がバヌアツを襲い、一瞬にして、人々の顔から笑顔を奪いました。
首都ポートビラでは、外国からの救援隊が入り、復旧も進んでいますが、地方においては、従来からのインフラの未整備などで、復旧には時間がかかりそうです。
住民の基本的な食料品である家庭菜園も甚大なダメージを受けており、数か月後の食品の欠乏状態が深刻だと言われています。
また、子供たちの8割が精神的なストレスを抱えているとの調査もあり、ショックに対するケアーの必要性も専門家から指摘されています。
復興支援スタディツアーでは、現地に入り、ホームステイをしながら復旧のお手伝いをし、「復興支援」について学びます。本ツアーは、バヌアツ慣習、異文化を学ぶとともに、バヌアツの観光促進の一助になればと考えます。
南の島に興味をお持ちの大学生、団塊の世代の人には是非参加していただきたい内容となっています。
【一般情報】
- 1)パスポート:
- バヌアツ入国時から有効な残存期間が6か月以上のものが必要
- 2)VISA :
- 30日以内の観光での滞在の場合は不要
- 3)両替 :
- 日本での両替はできません。現地で必要な金額を両替しましょう。トラベラーズチェックは殆ど使用出来ません。
クレジットカードはポートビラ市内のホテル・特定のレストラン・お土産店以外は利用できません。(クレジットカードを利用する場合、約5%の手数料が加算される)
- 4)保険 :
- 旅行は手配旅行になります。現地では保険制度は完備していないため、必ず日本より旅行損害保険にご加入ください。
- 5)物価 :
- 現地での市場は安いですが、スーパーマーケット・飲食店・ツアー代は日本とほぼ同額です。レストランでの飲食は一食2,000円位~を目安にしてください。
- 6)チップ :
- チップの習慣はありません。
- 7)気候 :
- 南半球のため日本と季節が反対です。11~3月夏期、6~9月は比較的に涼しい季節です。
- 8)電気 :
- 電圧220v(電圧は安定していません)50Hz
- 9)交通 :
- ポートビラ市内に限り、バス(ワンボックスカー)やTAXIがあります。バスは全て個人営業のため決まったルートはなく、お客様の目的に合わせて走ります。
最低150VT~で乗車前には料金確認が必要です。(2015年現在。値上がりの可能性あり。)
【首都 ポートビラ】
首都のあるエファテ島は、中央に標高647mの【マクドナル山】がある小さな島です。この【マクドナル山】と豊富な森林のお蔭で水は豊富に有る豊かな島です。
市内は電気・水道・通信回線等のインフラ設備はかなり整っておりますので、通常の市内生活と変わりません。
【宿泊ホテル】
●メラネシアンホテル
ポートビラ市内まで徒歩にて10分程度で行ける場所です。ホテル内には、ロビー・プール・レストラン・バーも完備。客室には、冷蔵庫・TV・電話が設置。
こじんまりとしていますが、大変衛生的なホテルです。
【活動期間など】
- ●期間 :
- 2015年7月25日~9月12日の毎週土曜日出発 8日間
- ●場所 :
- 南太平洋バヌアツ共和国
- ●テーマ :
- 巨大サイクロン「PAM」による被害の復興支援、バヌアツ歴史・文化理解
- ●活動 :
- *海岸線・村内の清掃
*幼稚園・小学校等を訪問し、子供たちと一緒に遊び(日本語の簡易授業・遊び・歌い、被災後のストレスケアーのお手伝いし、子供たちとの交流をはかります。
*ローカル農作物の収穫・植付・畑地の整備など
*自然豊かなメレの滝など子供たちと共に訪れ森林浴をたのしむ
*その他、村が必要とするお手伝いを通し、村の人々との交流をはかります。
- ●持参する物 :
- 作業着・作業靴・帽子・サングラス・懐中電灯(必携)・常備薬・寝袋とエアーマット(あれば快適)・水着・傘(レインコート)・ウェットテッシュ・蚊取り線香・タオル
日焼け止め・飲料水・軽食(非常食)
- ●お土産 :
- 古着(T-シャツ、短パン、夏用衣類など)、もちろん新品で不要のものも可。文房具
【現地での生活】
●ホームステイ
*シャワー、トイレは共同施設となります。石鹸、タオルなどは持参して下さい。
*トイレにはトイレットペーパーは用意されますが、紙質が悪いのでポートビラ市内にてご購入の上、ご持参をお勧めします。
- ●電気 :
- 電話回線は殆どありませんので、インターネットの使用も不可です。夜は発電機稼働時のみありますが、基本は使用できないとお考えください。
- ●トイレ :
- バケツトイレ(使用後バケツの水で流す)
- ●風呂 :
- 水シャワーのみで、お湯は出ません。あるいは海岸で水浴になります。
- ●飲み水 :
- 現地では水道がないため、雨水を貯水し生活を補っています。なので、事前にポートビラ市内での飲料水の購入をお勧めします。
- ●洗濯 :
- 洗濯場はありますが、洗濯機はありません。
- ●食事 :
- 現地は自給自足のため、食事は野菜が主にです。場合によっては、牛肉、鶏肉、海産物もあります。
日本より、インスタント食品を持参した場合は、各家庭でお湯を沸かしてもらうことも可能です。
- ●炊事 :
- 炊事施設は各家庭にございますが、日本のようなキッチンはありません。
- ●医療 :
- 村付近には医療施設は有りません。緊急時は車で市内の病院へ向かいます。
- ●治安 :
- 強盗等の心配はないですが、紛失は有りますので、貴重品管理に気を付けましょう。
- ●衛星 :
- 蚊等がかなり繁殖しているため、虫よけスプレーを持参することをお勧めします。
- ●気候 :
- 夏期(11~3月)は日中はかなりの暑さになりますが、朝夕は涼しくなります。冬季(6~9月)は比較的に涼しい季節です。
国立中央病院が車で50分のところにあります。
【服装】
特別な服装は必要ありませんが、作業は土木作業が主ですので、Tシャツ、作業用ズボン、スニーカー、帽子、軍手を用意して下さい。尚、雨天は原則的に作業は行いません。
【日本より持参品】
作業用の服装、簡単な医薬品(防虫剤、虫刺され治療薬、消毒薬、絆創膏、風邪薬、胃腸薬、鎮痛剤、常用薬など)、洗面道具(歯ブラシ・歯磨き粉・シャンプー等は用意されていません)、
副食品(お菓子、インスタント食品、お茶、補助食品)洗剤、雨具、ティッシュペーパー、タオル、懐中電灯かヘッドライト。
日本製蚊取り線香、虫除け、寝巻き(すべての宿泊施設には用意されていません。)、防寒具、もし手品グッズ、簡単なゲームグッズ、折り紙等あれば、子供たちとの交流に役に立ちます。
【参加費 220,000円 ホームステイ時の食費,諸経費を含む。一人部屋追加代金10,000円】
【募集人員 1グループ10名まで】
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