地球上で最も標高の高いヒマラヤ山脈。
その山脈には、標高8000メートルを超える14の山々が連なりますが、実にその内の8座はネパール国内にあります。
それらの中で有名なのがご存じの世界最高峰エベレストです。ヒマラヤの麓に位置するネパールでは、
そんな高峰を舞台とした絶景を見ることができます。また、ネパールは「神々が住む国」と呼ばれています。
いくつもの神々がいて、その数は人よりも多く棲むともいわれるほどです。人々の生活にも根付いていて、寺院や街角など至る所に神様が祀られています。
そんな神々を祀る街や寺院も神秘的で、これもまた絶景といえるのかもしれません。そびえ立つ山々と、神々の住む国と呼ばれる神秘的な街並み、そんな絶景に出逢う旅に出ませんか。
ネパールを訪れた人々は、その国を「神々の住む国」と話します。
そんな謎を秘めたネパールを訪れる人々が、まず最初に足を踏み入れるのが、カトマンズです。
かつて、「カンティプール」(栄光の都)と呼ばれ、古くから文明を築いてきました。
今もなお、その街には多くの寺院や記念碑が立ち並びます。街の至るところに神様が祀られており、そこに居る人々よりも神様のほうが多いと言われていました。
それが、「神々の住む国」と呼ばれる所以なのです。そんなどこか神秘的な街ですが、最近では人口も交通量も増え、喧騒溢れる街となりました。最初はその騒がしさに慣れないかもしれませんが街を歩くに連れてその活気溢れる雰囲気に吸い込まれそうになります。街の姿は変わっても、人々を惹きつける魅力は今も昔も変わりません。
第二の都市ポカラは、山々と湖に囲まれた緑豊かな街です。
街の中心にはフェワ湖と呼ばれる穏やかな湖があり、それを囲むようにレストランやホテルが軒を連ねます。また、天気が良い時には、ポカラの象徴でもある「マチャプチャレ」(魚の尾という意味。)を望むことができます。まさにのんびりとした時間を過ごすにはぴったりの場所です。湖の中心に浮かぶバラヒ寺院や、少し怖い言い伝えのあるデヴィスフォールなど魅力が詰まっています。街から少し離れると、有名なヒマラヤビューポイントであるサランコットや日本山妙法寺もあるので、ネパールの一番の魅力である「高峰」を望むには絶対に外すことのできない都市です。
ネパールを訪れた際にはカトマンズのみでなく、是非ポカラへも足を運んでみて下さい。
カトマンズから東へ約12km、車で40分ほど走ると古都「バクタプル」に到着します。
マッラ王朝時代の3つの都の1つとして知られるその街へ一歩足を踏み入れるとまるでそこは別世界。赤茶色のレンガ造りの建物がびっしりと連なり、まるで中世にタイムスリップしたかのような気分になります。映画のロケ地として使われたこともある古き良き香りが漂う街です。別名をバドガオン(帰依者の街)というこの街には、他の都市とは違ったゆったりとした時間が流れる。ダルバール広場、トウマディー広場、タチュパル広場と呼ばれる3つの広場を持ち、それぞれを入り組んだ迷路のような路地が結ぶ。道を歩くと美しいレンガ造りの建物や、現地の方々による彫刻、のんびりと過ごす人々など、様々なものを眺めることができます。街に光が差し込むと壁面が輝き、より一層雰囲気をドラマチックに演出してくれます。
美の都(ネワール語でYALA)と呼ばれる、マッラ王朝時代に3つの都の1つとして栄えたパタン。カトマンズから車で30分程で辿りつくことができます。その名前の通り、寺院や旧王宮など街全体が芸術作品のように美しい佇まいを見せています。工芸の街としても知られるパタンには絵画や彫刻の才能に秀でた人々が多く、街を歩いているとそれらの作品を垣間見ることができます。この街の一番の見どころは街の中心にあるダルバール広場で、カトマンズやバクタプルよりも古い歴史も持つとされる旧王宮をはじめ、様々なかたちをした寺院が建ち並びます。その他にも金箔で装飾された「ゴールデンテンプル」や、パタンで最も古く、ネパールではめずらしい五重塔を持つ「クンベシュワール寺院」なども必見です。
街を歩くと分かりますが、パタンにあるネパール建築物だけでなく、そこに住む人々が作り出す、パタン特有の穏やかな街の雰囲気は、他の都市にはない美しさがあります。「美の都」と名付ける気持ちが分かるような気がします。
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