フランス北西部、サン・マロ湾に浮かぶ修道院 モン・サン・ミッシェル。
遥か昔、司教オベールが大天使ミカエルのお告げに従い、この場所に聖堂を建設したことからその歴史は始まります。 『聖ミカエルの山』という意味のモン・サン・ミッシェルですが、その用途は監獄、要塞と様々。時代を重ねるごとに改築や増築が繰り返された修道院内部は必見です。

【マイスターの一言】
朝霧、夕焼け、ライトアップなど、時刻とともに表情を変えるモン・サン・ミッシェルは何度も訪れたくなる不思議な場所です。オムレツが有名ですが、ガレットも美味しい!

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中部を流れるフランス最長の川、ロワール川。
その流域には、古来より貴族を魅了してきた美しい景観と古城の数々が今でも点在しています。 そのうち、世界遺産に登録されているのはシュリー・シュル・ロワールとシャロンヌ間の地域。 もともとは単独で世界遺産に登録されていたシャンボール城も必見です。

【マイスターの一言】
ロワール渓谷にはいくつもの城が現存しており、『フランスの庭園』とも呼ばれています。 パリから日帰りでの観光も可能なので、フランス訪問の際に合わせて訪問したい世界遺産の一つです。

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パリから南西におよそ20kmに位置するヴェルサイユ宮殿は、太陽王ルイ14世が贅の限りを尽くして建設した巨大な宮殿です。 豪華爛漫さが特徴のバロック建築の最高傑作と称される王宮。 その中でも、300枚以上の鏡が使われた【鏡の間】は必見です。

【マイスターの一言】
ヴェルサイユ宮殿はその壮大な庭園も有名です。
およそ100万㎡を誇る庭園は一部がシンメトリーなデザインとなっており、そこには1,400もの噴水が点在します。見どころがとても多いので、時間に余裕を持った訪問がおすすめです。

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マドリードの中心を貫くプラド通りや近くに位置するレティーロ公園、王立天文台などが、【光の景観】として2021年に世界遺産に登録されました。 緑と建築の調和が美しい景観を形成しているマドリードは、実はヨーロッパで一番最初に緑道が造られた都市です。 ヨーロッパの多くの国が参考にしたその歴史的都市景観は見る価値あり。

【マイスターの一言】
マドリード王宮付近は歩道が整備され緑も多く、のんびりと滞在したい方におすすめです。 プラド美術館やソフィア王妃芸術センター、王立植物園など、文化的要素も充実。 どんな方でも楽しんでいただける都市だと思います。

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バルセロナの代名詞とも言えるサグラダ・ファミリア。
造形を学び、自然を愛したガウディの最高傑作です。 聖堂内部はステンドグラス越しに鮮やかな光が射し、神秘的な雰囲気に包まれます。 カサ・ミラやカサ・バトリョ、グエル公園など、ガウディ建築は他にも点在。サグラダ・ファミリアと合わせての訪問がおすすめです。

【マイスターの一言】
ガウディ建築の特徴は『有機的』であること。 つまり、曲線や生き物をモチーフにしたデザインが多く使われていることです。 実際にサグラダ・ファミリアを見ると、その細部までこだわり尽くされた造形に思わず見とれてしまいます。

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ガウディと肩を並べるバルセロナ出身の天才建築家・リュイス・ドメネク・イ・ムンタネー。 彼が設計したコンサートホールと市民病院が、世界遺産に登録されています。 そのうちの1つ、カタルーニャ音楽堂のホールでは、天井の巨大なステンドグラスから射す自然光が内部を優しく照らします。

【マイスターの一言】
カタルーニャ音楽堂では、現在も実際にコンサートが開催されています。
ガイドツアーでの内部見学も可能ですが、クラシックコンサートの鑑賞もおすすめです。 もちろん、サン・パウ病院も見学可能です。

イタリア北部・アルプス山脈に位置するドロミテは、標高3,000m級の山々が連なる山岳地帯。 遥か昔に地殻変動によってサンゴ礁が隆起し、氷河に削られたことで今に見る独特な景観となりました。 尖峰や岩壁が形成するこの美しい景観を堪能するために、ドロミテには多くのトレッキングコースが整備されています。

【マイスターの一言】
遺跡や美術などの文化的な側面に加えてグルメなどでも輝きを放つイタリアですが、実は自然も負けてません。ドロミテでは化石も発掘されており、文化的・地質学的にも重要な役割を担っている美しい場所です。

イタリアが誇る水の都ベネチア。 本島には葉脈のように街を流れる170以上の運河があり、その運河を跨ぐように、大小400以上もの橋が掛けられています。 迷路のように複雑に入り組んだ道を抜けると、多くの歴史を刻んできた広場や大聖堂にたどり着きます。 そのうちの一つ、サン・マルコ寺院の黄金色に輝く内部空間は圧巻です。

【マイスターの一言】
ベネチアの象徴は『有翼の獅子』、翼の生えたライオンです。
毎年話題になるベネチア国際映画祭などで授与される『金獅子賞』などもこの有翼の獅子が由来。 カーニバルも毎年開催され、ベネチアではイベントも楽しむことができます。

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トスカーナ地方に広がる丘陵地帯を形成する田園、橋、聖堂などが世界遺産に登録されています。
まるで絵にかいたかのような美しい田園風景には、人間が土地を開墾してきた努力の歴史が隠されています。 シエナなどの周辺都市と合わせての訪問がおすすめです。

【マイスターの一言】
オルチャ渓谷の景観は多くの芸術家に作品へのインスピレーションを与えたそうです。
その独特な景観は日本の田園風景とも雰囲気が全く異なります。 大自然に囲まれながら、のどかな時間を過ごしたい人におすすめです。

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街を分断するように流れるブルタヴァ川とそこに掛かるカレル橋は、プラハ独特の景観を創り出しています。 旧市庁舎の天文時計やプラハ城など、見どころもたくさん。 中世ヨーロッパを感じるノスタルジックな雰囲気のプラハは、ゆっくりと滞在を楽しみたい方におすすめです。

【マイスターの一言】
スメタナやドヴォルザークなど、有名作曲家の故郷でもあるプラハ。
街並みはもちろんのこと、夜は教会コンサートでクラシック音楽を楽しむのも◎ 実はビール消費量も多く、お酒を楽しみたい方にもおすすめです。

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