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オランダ第二の都市ロッテルダムは他の街と比べて圧倒的に近代建築が多く、「マース川のマンハッタン」と呼ばれ、近代的で個性的な魅力に溢れています。
近代的になった理由としては第2次世界大戦でドイツ軍の攻撃を受け街の大半が破壊されてしまったことに起因していますが、現在では見事に復興し、世界有数の国際的な港町としてさらなる経済的発展を続け、高層ビルやモダンでユニークな建物が並ぶ建築都市になりました。
黄色いサイコロ型建築の集合住宅「キュービックハウス」、オランダ最大の屋内マーケットプレイスの「マルクトハル」、2014年に新しいデザインに改築された「ロッテルダム中央駅」など近代建築が目白押しで、建築めぐりも旅の目的のひとつとなります。
また、ロッテルダムにはオランダを代表する「ボイマンス・ヴァン・ベーニンゲン美術館」があり、中でも天国への階段で有名な「ハベルの塔」が展示され、見どころの一つです。他にも「クンストハル美術館」などがあり、アートな街の一面もあります。
ロッテルダムの古き良き街並と港の風情を感じながら散策したい「デルフスハーフェン地区」など、近代的な都会のなかに歴史的な街並も共存し、世界で最も訪れたい都市の一つとなりました。
アムステルダム中央駅から直通列車で40分で行け、アムステルダムから日帰りも可能です。
ロッテルダムのみどころ
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ボイマンス ファン ベーニンゲン美術館
ボイマンス・ヴァン・ベーニンゲン美術館はロッテルダムの代表的な美術館で、中世から近代までの芸術作品やデザインなど14万点を超える所蔵品を持つ美術館です。
有名なピーター・ブリューゲル作の「バベルの塔」が展示され、その他にも、レンブラントやライスダールなどオランダを代表する画家の作品やルノアールやモネなどのフランス印象派、シュルレアリスムの巨匠ダリやマグリットの作品など、幅広い分野のコレクションを楽しめます。
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マルクトハル(Markthal)
世界的に有名なオランダの建築家集団MVRDVの設計により、地下鉄ブラーク駅の前に2014年にオープンした複合施設で、オランダ国内最大の屋内食品マーケットを中心に専門店やフードコートが展開する注目のスポットです。
人目を引く斬新なデザインの建物の中は大きく取られた窓から明るい光が差し込み、内部の壁にかけて施された色鮮やかな壁画が、訪れる者を楽しい気分にさせてくれます。
この施設の面白い点は、なんとこの建物の中に228軒ものアパートが入っていることです。
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キュービックハウス(Kijk Kubus)
ロッテルダムのシンボルのひとつ「キュービックハウス」は1984年に建築家ピート・ブロムによってデザインされたキューブ型の集合住宅で、そのユニークな外観は、ロッテルダムを訪れる旅人の度肝を抜くほど特徴的です。
各住居は文字通りキューブ型な上に、45度傾いていて、ここに人が住めるのかと疑問に思わずにいられませんが、内部では一般の人々が生活しています。、
中の一軒は宿泊施設になっており、キューブハウスでの生活を実際に体験することが出来ます。
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デルフスハーフェン(Delfshaven)
デルフスハーフェンは、第2次大戦で壊滅的な被害を受けたロッテルダムにあって、唯一空襲の被害を免れた小さな港のエリアです。現代的な街並みに生まれ変わった今のロッテルダムの中心とは全く異なり、歴史的な建造物がいくつも残るこのエリアでは、在りし日のロッテルダムの雰囲気を感じ取ることができます。
現在、レストランやバー、ギャラリーなどが並び、のんびりと散策するのがおすすめです。
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ユーロマスト(Euromast)
ユーロマストは1960年に建てられた、全長185mの街のシンボルタワーです。高速のガラス張りエレベーター「ユーロスクープ」に乗って、頂上の展望室にアクセスすることができ、ロッテルダムの街の迫力ある大パノラマはもちろん、天気の良い日には、デン・ハーグや隣国ベルギーのアントワープまで見渡すことができます。