以前あるテレビ番組の「99％行かないかも知れない世界の秘境」で特集されたこともあるスロヴェニア。 旅行先として近年人気あるクロアチアの隣国だから、次いでにちょっと立ち寄ってみようかなというイメージの国ですよね。 しかし、実はスロヴェニアは首都リュブリャナを含め、緑豊かでカラフルでとっても可愛い場所がいっぱいなのです♪ 是非まだ知られざる自分だけのお気に入りな場所を見つけにいきませんか？

世界遺産シュコツィヤン鍾乳洞はカルスト地方にあって、石灰岩が多く、川や雨水の浸食によって出来た場所。 雄大な山地の地下に広がる巨大な地下洞窟であるシュコツィヤン鍾乳洞は約3億年前の起源をもち、 紀元前3000～1700年には人が住んでいたといわれています。 自然パワーを感じられる絶景シュコツィヤン鍾乳洞を探検してみよう。

まるで一幅の絵のように、四季折々の美しい世界が広がるレイクリゾートのブレッド湖。 夏の新緑の中、鏡のように澄み切ったブレッド湖はもちろんのこと、紅葉した秋の時期に出かけるのもお勧めです。

農業の盛んな内陸部では、重労働の農作業のスタミナをつけるために、ハイカロリー＆ボリューム満点な料理が食べられてきました。 家畜として飼育している豚を加工したものがメインで、そのバリエーションも豊富です。この地域一帯で採れるそば粉の練り物やパンプディングが添えられるのが定番。 それらの代表的なものを盛り合わせたクメチュカ･ポイェディナ（農夫の祝祭の意）は、その名の通り祝祭日のご馳走。 ブラッドプディング（豚の血のソーセージ）やローストポーク、ベーコンなど、素朴で滋味あふれるおいしさの農家の味が楽しめます。

スロベニア人は無類のハンバーガー好き。ここ数年はさらにハンバーガー熱が加速しており多くのレストランでオリジナルのハンバーガーを味わうことが出来ます。 上質なビーフを使ったハンバーガーだけでなく、ベジタリアンバーガ－も楽しめます。フライドポテト共にワンプレートに所狭しと盛り付けられたハンバーガーはインスタ映え間違いなし。 そしてハンバーガーにビールがこちら流の楽しみ方。スロベニアは地ビールの種類も豊富で年に2回ほどハンバーガーとビールのフェスティバルイベントがあるほど、定番の組み合わせなのです♪

どの町を歩いても夏に限らずカフェやレストランがアイスクリームスタンドを出しています。 スロベニアの塩田セチョウレで採れた塩を使った塩キャラメルアイスクリームや果実のうまみが凝縮された色鮮やかなフルーツアイスクリームが通年楽しめます。 街歩きをしながらアイスクリームスタンド巡りをしてはいかがでしょうか。

朝早く起きて散歩がてらに、リュブリャナの青果市場に足を運びスロベニア産の旬な果物味わってみてはいかがでしょうか。 新鮮な果物がお手頃な値段で手に入ります。春から夏は摘みたてのブルーベリーやラズベリー、夏にはスイカや日本では珍しい新鮮なイチジク、 太陽の光をふんだんに浴びた桃、秋から冬はリンゴや柿がお手頃な値段で手に入ります。 市場で買ったフレッシュなフルーツをその場で洗って食べるのが、ローカルスタイル♪

蜂の日は5月20日。現代養蜂家のパイオニア、スロベニア人養蜂家のアントン・ヤンシャの誕生日にちなんで記念日が作られるほどスロベニアと蜂蜜は切っても切り離せません。 緑が多く大気汚染の少ない環境で採集される良質なはちみつは、種類ごとに味も色香りも異なるため小さな瓶でいくつか購入するのがお勧めです。 瓶のため割れるのが心配な方には蜜ろう（BEE　WAX）から作られたプロポリスが豊富に含まれたリップクリームやハンドクリームなどのスキンケアグッズや こちらも蜜ろうでコーティングされたフードラップ（繰り返し使えるラップ）をお勧めします。

森林の国スロベニアでは木製のキッチン用品を使う家庭が多いので大きなサラダボールや繊細に細工されたコースター等種類も豊富です。 木の種類や切った箇所によって風合いが変わり、木本来が持つ自然美が温かみのある食卓を演出してくれます。

人口200万に対し2万8千ほどのワイナリーがあるほどのワイン大国なのですが、その大半は地産地消されるためあまり市場には出回っていないスロベニアワイン。 特にスパークリングワインをお勧めです。赤や白、ロゼから選べる手ごろな値段のスパークリングワインは、地域によっても風味が異なるのでまずはティステイングをお勧めします。 お気に入りの味が見つかったら、自分へのご褒美に一本購入してはいかがでしょう。