2021年度版
おすすめ水中ドローン
近年需要の拡大により、様々なタイプの水中ドローンが発売されています。 しかし、機体の種類やパーツが多く「どれを選べばいいのかわからない」という方も多いのではないでしょうか。 このページでは、おすすめの水中ドローンと、オプショナルパーツをご紹介します。
水中ドローンって何?
水中ドローンとは、人の手で持ち運ぶことのできる小型のROV(遠隔操作型無人探査機)です。 簡単に言うと空を飛んでいるドローンの水中版です。 水中の何かを見たい、確認したいと思っても、今までは重い器材を背負って、何日もかけてライセンスを取得し、限りある時間の中で自身で潜るしか方法がありませんでした。 水中ドローンがあればバッテリーが続く限り(オプションにより無限潜水も可能)、人が入ることのできない狭い場所や水深が深い場所にも簡単に行くことが可能となりました。 ここ数年で市場規模も倍以上になり、実際すでに船艇確認やダムや水中構造物の点検、水中生物を観察する課外学習など様々な場面での活用が広がっています。
水中ドローンの基本機能
複数枚のラダー(プロペラ)を使って、上下左右回転の動きや、写真・動画の撮影をすることができます。 通常のダイビング等では潜ることのできない、水深100m以上の深さにまで潜ることができます。 また、製品によって異なりますが、2000ルーメンの光を当て4kの映像も撮ることができ鮮明な映像を撮影することが可能です。 さらに様々なオプショナルパーツを使えば、アームで物を掴んだり、スケーラーで大きさを測定することができます。
水中ドローン活用の場
どんなことに使えるの?
水中ドローンは、趣味でもビジネスでも、様々な用途で利用できます。 毎年新しい水中ドローンが登場し、今では比較的安価で高性能なモデルも販売されています。 水中ドローンの市場は空のドローンと同じように、どんどん市場規模が大きくなってきています。 今はまだ法律による規制はありませんが、もしかしたら空のドローンと同じようにいずれ法規制の介入があるかもしれません。 今のうちに水中ドローンを使いこなし、安全かつモラルに沿って活用できるように、水中ドローン安全潜航操縦士の資格を取ることをお勧めします。
≪ビジネスで活用する4つの例≫
1.船艇調査
従来であれば船艇を確認するためには船をマリーナに上げるか、潜水士を雇って確認してもらう必要がありました。
その結果、異状がなくともマリーナや潜水士への支払いが発生し、コストが生じます。しかし水中ドローンがあれば、これらの船舶調査を簡単にすることができます。
いまではこのために水中ドローンを導入している海上保安庁も多くあります。
2.探索・救助
水中で事故が起きた時の捜索や救助にも水中ドローンは活用できます。事故現場でっ潜水士が潜って作業をするとそれには当然リスクが伴います。
潜水士の代わりに水中ドローンを利用することによって、水中の環境が悪くとも「人に対するリスク」はなくなります。
あわせて、陸から潜水士の作業状況等も確認することが可能となります。
また、潜水士が水中へ潜る場合はタンクから空気を吸うのと、窒素が体内に蓄積するため、潜水できる時間には限りがあります。
しかし水中ドローンならバッテリーの許す限り作業をし続けることが可能です。
3.点検
日本には戦後から高度成長期を経て、現在およそ2,700ものダムが存在しています。
それらのダムのおよそ半分は建設から30年以上経過しており、て件や補修が必要な状態です。
これからの点検をするときにも今までは潜水士がリスクを背負い確認作業をしていましたまた狭いパイプの中などはなかなか点検をすることができませんでした。
しかし水中ドローンがあれば、これからの点検も安全に、くまなく点検をすることができます。
4.養殖産業
養殖をしている事業者にとって養殖網の破れは一大事です。大きな養殖網を潜って点検するのは大変労力がいることです。
水中ドローンであれば、水温の低い冬の海でも、陸上からモニターで養殖網に異常がないか・魚が元気に泳いでいるかを確認することができます。
≪趣味で活用する3つの例≫
1.旅行
小型の水中ドローンを旅行にもっていけば旅行先で訪れた海や湖などの水中を探検することができます。
景観を楽しむ事が旅行の目的の一つであれば、いつもとは違った視点でより多くの素晴らしい景観を楽しむ事が可能です。
2.水中探索
水中ドローンは人間よりもとても小さなサイズとなります。その為、人が入ることのできない狭い洞窟に入ったり、危険な場所でも安全に観察することができます。
また、機体によっては水深100m以上の水圧にも耐えることができるので、ダイビングよりもさらに幅広く水中探検をすることができます。
3.釣り
趣味で釣りを行っている人にとっても水中ドローンの活用が可能です。
釣りをする前に水中ドローンを鎮めることにより、そのポイントの水深・地形・魚影などを確認することもできます。
水中ドローンの操縦に
資格は必要?
水中ドローンの操縦に、資格は必要ありません。 しかし、水中ドローン安全潜航操縦士の資格を取得することで、水中ドローンに関連した法令等の知識、機体の操縦方法、適切な機体の選び方などを最短で身に着けることができます。 それにより、機体紛失や故障等の事故を未然に防ぎ、安全に水中ドローンを利用することができるようになります。 また、ビジネスで活用する場合では、信頼、信用の担保ともなりますので、水中ドローン安全潜航操縦士の資格は必須とも言えるでしょう。
水中ドローンを選ぶ際の
5つのポイント
1.利用目的や用途
まずは水中ドローンでなにがしたいのかを整理しましょう。もし旅先やレジャーの際に利用したいのであれば、持ち運びに便利な機体を選ぶ必要があります。
Youtubeでの公開など動画作成をメインにしたいのであればカメラのスペックや機体安定性能を重視する必要があります。
また、水中での軽作業等が必要なのであればオプショナルパーツやバッテリー容量を重視する必要があります。
その為、選ぶ際はどのような目的で利用するのかを改めて確認をしたうえで選ぶようにしましょう。
2.機体性能と価格
現段階では機体性能と価格は比較的比例するのが現状です。安価な機体であれば手に入れやすいことは確かですが、水中での機体の安定性やカメラ性能が劣る場合があります。
また、最大潜航可能深度やバッテリーの最大連続運用時間も変わってきます。その為、購入しようとしているドローンが自分の利用目的にあった性能を満たしているのかも必ず確認するようにしましょう。
なお、水中ドローンのオプショナルパーツはほぼ互換性がありません。
その為、購入予定の水中ドローンが自分の利用したい目的に合ったオプショナルパーツなどがそろっているかも選ぶポイントの1つとなります。
3.サイズ感
利用する場所などによっては大きすぎる機体が入ることができない場合などもあります。
また、海の上での利用となるといくらスペックが良くてもボートの上などにもっていくことが難しくなる場合もあります。
その為、よく使う場所や利用用途に合った水中ドローンを選ぶようにしましょう。
4.機体とコントローラーの接続方法
現在の水中ドローンは空のドローンと違い、ほぼ有線での接続となります。その理由としては水中には電波が届かないことです。
ただ、近年超音波を使ったドローンリリースされ始めました。各機体のメリット・デメリットは下記となります。
有線接続の水中ドローン
メリット タイムラグがなくスムーズな操作が可能・機体の回収が容易
デメリット 行動範囲が狭まる・持ち運びが大変
無線接続の水中ドローン
メリット 持ち運びが容易・ケーブルにとらわれない自由な動きが可能
デメリット 操縦不能になった場合の回収が難しい・レスポンスが遅い。
無線接続の水中ドローンは開発がどんどん進んでいる状況ではありますが、有線接続の水中ドローンの信頼性にはまだ及びません。
その為、現段階では有線接続の水中ドローンをお選びいただくことをお勧めします。
5.技適マークの有無
ドローンを選ぶ際には、必ず「技適マーク」の有無を確認するようにしてください。 ドローンは送信機とドローン本体との間に無線通信技術を使用し、操縦を行います。 その際の無線通信の利用に関しては、国の法律「電波法」によってルールが決められているため、それを守らなければなりません。 具体的には、「技術基準適合証明等のマーク」(※通称「技適マーク」)がある送信機とドローン本体を使用する必要があり、これがないドローンを使用すると、法律違反となります。 そのため、技適マークがあるか、必ず確認するようにしましょう。
2021年おすすめ水中ドローン
No.1「CHASING M2」
4Kカメラを搭載したプロフェッショナルな水中ドローン
CHASING M2はプロ向けの軽工業用水中ドローンで、8其のクラスターを搭載している為、全方向に360度移動できます。
また、多種のマウントをサポートして複数の場面の応用ニーズを満たします。
- 8其のクラスターに搭載による360度移動可能
- 交換可能なバッテリーで運用時間の拡大も可能
- 最高速度1.5m/s、最大水深100m 最大水平半径200mにより広範囲な移動
- 4K対応+EIS搭載のカメラで安定した高画質の撮影
- 用途により様々なアタッチメントの取り付けが可能
- 砂を防ぐモーターと解放された機体により、解体不要のメンテナンスが可能
- 記録メディアは着脱可能なSDカード
- 3段階調光2000ルーメンのLEDを2基搭載し、暗い水中でも被写体の詳細の撮影が可能
2021年おすすめドローン
No.2「CHASING M2 PRO」
業務用水中ドローンのスタンダード
最大深度、速度、パワーが従来機種(CHASING M2)よりさらにパワーアップし、作業効率が大幅アップ。オプションにより無制限運用も可能。
- 従来機種より、モーター出力50%向上
- バッテリー:オプショナルにて無限運用も可能
- 最高速度2m/s、最大水深150m、最大水平半径400mの移動範囲
- 1200万画素、1/2.3インチCMOSセンサーカメラ搭載
- 専用アタッチメント多数
- 4000ルーメンのLEDライトを2基搭載
2021年おすすめドローン
No.3「GLADIUS MINI」
小型、軽量、高性能な水中ドローンのスタンダードエントリーモデル
GLADIUS MINIは世界初の5スラスターを搭載した、水中ドローン。チルトロックモードで最大仰俯角 ±45°を設定、潜航・浮上が可能。
- 潜水艇のような流線型のボディに搭載された5つのスラスターで、かつてない高い機動性を実現
- チルトロックモードで最大仰俯角 ±45°を設定、潜航・浮上が可能
- 最高速度2m/s、最大水深100m
- 1度の充電で1.5 ~ 2 時間の稼働
- 本体は15インチのノートPCとほぼ同じサイズで、重さ2.5kg弱の軽量ボディ
- 1200lmのLEDライトと、1200万画素の4K Ultra-HDカメラ搭載
2021年おすすめ水中ドローン
オプションパーツ
テザーケーブルをコンパクトにまとめる事が可能です。
機体に取り付け、コントローラーのボタンで開閉が可能なメカニカルアームです。
機体標準搭載のバッテリーと同様の97Wh or 約2倍となる大容量の200Wh。
長さ100メートルのケーブルをわずか1分できれいに自動で巻き取ります。※ケーブルは別売りとなります。
機体標準搭載のバッテリーと同様の300Wh or 約2倍となる大容量の700Wh。
高輝度モニターを搭載し、強い陽光下でも見やすいモニターです。オプショナルを追加することにより、マップの表示や無人船の同時操作も可能。
対象物にレーザーを照射することで、APPの画面上で対象物の大きさを計測することができます。
オプショナル製品を2つ以上同時に利用することを可能にします。
機材購入者様限定
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STWのドローンスクール ウミガク
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他校では簡易プール等で実技の講習を行う場合が多いですが、 ウミガクでは3.5mの深さのあるダイビング用プール、もしくは常設のスイミングプールで講習を行います。 また、海の目の前ですので、ご希望がございましたら実際に海で水中ドローンを利用していただく事もできます。
マリンアクティビティも充実
ウミガクには宿泊施設が併設していますので、講習日前日の宿泊や、夕方終わったあとにゆっくりしお過ごしいただけます。 また、カヤックやSUPなどのマリンアクティビティも充実していますので、講習翌日に楽しんだり、 水中ドローンの練習をすることも可能です。
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