ポルトガルの王道周遊「リスボン」と「ポルト」へ | ポルトガルの旅行記

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ポルトガルの王道周遊「リスボン」と「ポルト」へ

エリア
ポルトガル
/ポルトガル
テーマ
世界遺産
時期
2017/11/20~2017/11/24
投稿日
2018/1/5
更新日
2019/12/2
投稿者
西向 慎一

皆様ポルトガルといえば何を思い浮かべますか?日本との縁は歴史的には深いですが、「首都がリスボン?」ぐらいではないでしょうか。今回ポルトガルの二大都市、首都リスボンと2番目の都市・ポルトに行って参りました。
私自身ポルトガルに今回行くのは初めてだったので、そんな皆様に「ポルトガルってどんなところ?」ということをご紹介できればと思います。
「ポルトガルおすすめ観光地10選」もぜひご覧ください。 

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  • ポルトガルはこんなところ

    まずポルトガルの魅力といえば物価がお手頃なこと☆☆ それなりのレストランで食べても1食2,000円ぐらいで収まることも。ポルトガルのソウルフード「ビファーナ」は200円~300円ぐらいと非常にお手ごろ。ビール1杯を一緒に飲んでも一食500円ぐらいで済むときもあります。

    朝からは街角のカフェで「ナタ」というエッグタルトにコーヒーというおしゃれなご朝食はいかがでしょうか?ナタはポルトガル市民のポピュラーなお菓子。こちらも1個200円前後で売っています。

    ただ観光客にとってうれしい物価がお手ごろという事実は、裏を返すとその国の経済力が弱いということ。現実的に家のない方々がいたりや観光客を狙った犯罪もちらほら発生しているようです。必要以上におびえることはないですが、特に繁華街に行く時は身の回りのことには多少警戒を

    また坂道が多いこともポルトガルの街の特徴。坂を上がるのは多少体力がいりますがそういうアップダウンのある地形がヨーロッパの他の都市にあまり見られない立体的な雰囲気を作り出しています。その坂道をさっそうと走るトラム(路面電車)がまた絵になります。坂の上から見る街並みはまた絶景です!!

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  • リスボンは丸2日あっても楽しめる!見どころご紹介

    今回、リスボン市内観光に1日、ロカ岬というユーラシア大陸の最西端に行くことに1日をかけました。結果…結構きつかったです。。足が棒になりました。

    ロカ岬に行くのであれば2日半から3日あってもよいと思います。今回リスボン市内はバイシャ地区という繁華街と坂の上にある・アルファマ地区・そしてべレン地区というところに行ってきました。

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  • べレン地区について

    まず1日目の朝からべレン地区に行ってきました。ここは世界遺産・ジェロニモス修道院を始めいくつかの観光施設があるところです。べレン地区は繁華街・バイシャ地区から列車で30分もかからない距離にあります!

    まずはジェロニモス修道院に行ってみることにしました。主な見どころはサンタ・マリア教会と回廊です。サンタ・マリア教会は無料で入ることができます。入った瞬間年季を感じさせる石の柱とステンドグラス・そして壁画に圧倒されます。これだけでも十分楽しめるのですがその横の有料の回廊がすごかったです。大きく作られた吹き抜け・整備された中庭、そして幾何学的な模様の回廊。その空間に圧倒されました。こんなものを16世紀に作ったのかと思うと、大航海時代にポルトガルがいかにすごかったのか、という歴史の重みを感じることができます。

    徒歩10分ぐらいのところにある発見のモニュメントを見たのち、川沿いを散歩。川といっても幅が大変広く海が近いので多少海の匂いもするので、思わず海沿いを散歩している感覚になってしまいます。

    そして同じく世界遺産・べレンの塔へ。入り口の看板をよーく見てみると「トータルで120人しか入りません」と記載がありました。理由は入ってわかりました。この塔階段で上るのですがその階段が狭いので一方通行なのです。信号機があって赤なら自分たちの反対側の人が来るので待つ、青なら行ってもよいということを示しています。また塔の頂上もそれほどスペースがありません。

    シーズンの時にべレン地区に行くなら、先にこの塔に行かれた方がよいかもしれません。頂上に上ると川とべレン地区が一望できます。

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  • アルマファ地区について

    ビファーナで腹ごしらえをしたあとはアルマファ地区へ。どんな感じなのかなと思ってふもとから坂道を上ってみることにしました。いやー思ったより急斜面できつかったです。さらに迷った時は地獄でした。坂の上にあるサン・ジョルジェ城を目指していたのですが、入り口を見つけられなかった時は絶望感を味わいました(笑)ただ、たどりついた時は何とも言えない達成感がありました!ちなみに後から知ったのですが、バスでサン・ジョルジェ城まで来れるそうですので、ご安心を。

    サン・ジョルジェ城からはリスボンの街並みが一望できます☆ リスボンの街並みと大河。リスボンが「大航海時代のロマン漂う」と言われる所以がわかった気がします。

    その後ふもとのバイシャ地区まで下りるついでにカテドラルも見学。このカテドラルは他の都市のカテドラルに比べると比較的質素に作られています。その前にはトラムが通っています。トラムとカテドラルの合い重なる光景はまさにリスボンを象徴しています。

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  • トラムに乗ってバイシャ地区へ

    せっかくなので名物のトラムに乗ってみることにしました。車内に入るとなんともレトロな雰囲気。そんな小さい列車が狭い路地を走る光景に浸っているとバイシャ地区、通り過ぎてしまいました。。

    また坂道を上ったり下ったり、車1台しか入れない細い路地に入ったと思ったら急カーブで広場に出たり。何だか某夢の国のアトラクションに乗っているようで、通り過ぎたことを後悔しないぐらい楽しんでしまいました。。また来た道を戻っても1回150円ぐらいですから1回アトラクションに乗ったとすれば安いものだと思います。

    バイジャ地区に戻ってきてからは夕食をとることにしました。夕食はバイジャ地区にあるレストランで。ポルトガルの名物料理「バカリャウ・ア・プラス」(干しタラとたまねぎとフライドポテトを卵でとじたもの)を食べてみることにしました。1皿900円ぐらいですがすごいボリュームでした!これだけでも結構お腹いっぱいになりました。

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  • ロカ岬の途中にある街・シントラ

    2日目はリスボンから遠出をしてロカ岬へ。ロカ岬へはリスボンからシントラという街まで列車で20分、そこからバスに乗り継いで行きました。乗り継ぎ地としか思ってなかったのですが、世界遺産ということなのでせっかくなので立ち寄って観光をしてみることにしました。

    シントラに着いてからはロカ岬付近も含めて1日乗り放題のバスチケットが1,500円ぐらいなので購入をされた方が便利だと思います。シントラ自体は山間にあるこじんまりとした街です。そしてここもご多分に漏れず坂道があります。。

    まずはペーナ宮殿に行ってみることにしました。路線バスで山道を上った先にあるペーナ宮殿。よくテレビに見る山の上にある古城そのものでした。内部は派手さはありませんが歴史を感じさせるたたずまいです。合計で30室ほどあり見学には1時間から長ければ2時間を見ておいておかれた方がよいかと思います。

    その後、シントラの街中に戻ってきて国立王宮へ。ここも派手さはないですが部屋の模様が印象的な施設です。

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    【日本語ガイド】【半日】シントラ、ロカ岬半日観光
  • ユーラシア大陸最西端の地・ロカ岬へ

    シントラの半日観光を終えてとうとうユーラシア大陸最西端の地・ロカ岬へ。シントラからロカ岬へはバスで40分ほど。山道を通るので車酔いしやすい方はご注意を。

    海が見えたらロカ岬もすぐそこ。運転手さんも「カボ・ダ・ロカ!(ポルトガル語でロカ岬の意味)」と叫んでくれますし観光客がたくさん下りるのでわかりますのでご安心を。

    ロカ岬に着いた時に「あっ、そういえは昼ごはんを食べてないや」ということに気付いたのでロカ岬にあるカフェで昼食。ユーラシア大陸最西端の地で食べる昼食は何とも特別な気持ちになります。お土産屋さんも併設されていて、「ロカ岬」と書いたワインも売っています。ポルトガルはワインも有名なので荷物にならなければお土産にひとついかがでしょうか?

    そしてロカ岬付近を観光。といってもユーラシア大陸最西端の碑のまわりを散策するだけなので30分もあれば散策ができます。眼下に見下ろす大西洋を眺めていると、まさに大航海時代にこの大海原に飛び出した冒険家の気持ちが少しだけわかるような気がしました。なお風が非常に強いので冬に行く際は、防寒対策ばっちりでお願いします!

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    【日本語ガイド】【半日】シントラ、ロカ岬半日観光
  • リスボンからポルトへ移動

    ポルト行きの列車はサンタ・アポロニア駅からご乗車いただくのが一番便利。駅には改札がなくそのまま入ることができます。(車内で検札が来ます)各ホームには列車の種類(特急か急行かなど)と列車番号が書いてあるのでわかりやすいです。ただ、終点が違う駅のケースが多いので基本は列車番号を見て自分の乗る列車かどうか判断いただくとよいと思います。

    今回APという一番早い特急列車に乗りました。シートは2列-2列で日本のように回転はできません。(すなわち進行方向の反対側の座席の場合はポルトまでずっと反対側です)

    大きな荷物を置ける荷物置き場も列車の中にあります。この列車は最高時速220km/hで走りますが、日本のように新幹線の路線が別にあるわけでなく在来線をそのまま走ります。ちなみに余談ですが日本の在来線の最高速度は東京(日暮里)と成田空港を結ぶ「スカイライナー」の160km/hですが、そう考えるといかにすごいかがわかっていただけると思います。座席自体は快適ですが、時々モーター音がすることが玉に傷かな、という感じです。

    ポルトではカンパーニャ駅という中心地とは少し離れた駅に着くので、そこから市内まではメトロ(地下鉄)で行くことができます。

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    【日本語ガイド】<プライベートツアー>鉄道で行く!日帰りポルト1日観光
  • ヨーロッパのすばらしさを凝縮した街・ポルト

    いわゆる「歴史地区」というところを見た瞬間、あまりの街のすばらしさに言葉を失ってしまいました。クラシカルな街並みにトラムが走る光景。定時になれば街に響き渡る教会の鐘。そしてこの街も坂はありますが、その坂のあることによって街が立体的に見えるのでそれがよりダイナミックに見えます。今まで私がプラハやフィレンツェなどいわゆる美しい街に行ってきましたが、このポルトはそれをもしのぐすばらしい街で、ヨーロッパの魅力的なポイントをギュッと凝縮しています☆★

    街自体は小さいので丸1日あれば十分ですが夜景が美しいので、是非2泊いただきその夜景を2回お楽しみいただきたいです。

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    【日本語ガイド】<プライベートツアー>鉄道で行く!日帰りポルト1日観光
  • ポルト街歩き

    まずは街の高台にある、クレリゴス教会へ行きました。展望台がありそこからポルトの街が一望することができます。そのあとカテドラルへ。このカテドラルの内部の建築物が豪華で目を見張るすばらしさがあります。カテドラルも高台にあるのでここからもポルトの街を一望できます。個人的にはカテドラルからの眺めの方がポルトの街全体が見渡すことができるのでお勧めです!

    もう1つサン・フランシスコ教会という有名な教会があるのでそこにも行ってみました。こちらも豪華絢爛のバロック建築のすばらしい教会です。その隣にあるボルサ宮に行こうとしたのですがここはガイドツアーでないと入ることができない、とのことでした。すなわち決まった時間にボルサ宮のガイドと一緒に入らないと見学ができない施設ということのようです。(残念ながら日本語のガイドツアーはありません)

    少しボルサ宮に行くまで時間が空いたので少しお土産を探しに街歩きをしてみることにしました。ポルトガルはコルク製品が有名だそうで、街歩きをしているとお手頃なコルク製品のお店を見つけました。
    英語を話せないおじいさんがやっているお店でしたが、スペイン語で「ウノ(1)、ドス(2)、トレス(3)」とか言うと喜んで、そしてコルクを持ってきて必死に説明してくれるお茶面なおじいさんでした。何とか筆談とかも交えてお土産用のコルク製品を買いました。

    そしてボルサ宮へ。ポルトが繁栄していたころの建物で広く作られた歴史を感じる空間に圧倒されました。

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    【日本語ガイド】<プライベートツアー>鉄道で行く!日帰りポルト1日観光
  • 夜も楽しめるポルトの街

    ポルトがすばらしい街であることは上に記載させていただきましたが、夜景がまたすばらしかったです!特にカテドラルから見た夜景がきれいでした。カップル達が語らいをしていましたが、それもうなずけます。いつまでも目に焼き付けておきたい夜景…。こんなに感動した夜景はプラハ以来でした。

    この日の夜はポルトの名物料理、フランセジーナを食べてみることにしました。パンにベーコンなどを挟み上からとろっとしたチーズ、そしてまわりにはポテトフライ。非常にボリュームがあり、これだけでお腹いっぱいになりました。これでビール1杯を頼んでも2,000円いかないぐらいでした。観光地だけあって夜になっても人通りがあり、街を歩いていても雰囲気が悪い感じはしなかったです。

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  • いかがでしたか?

    行くまではポルトガルがここまで奥深く・そして素敵な街だとは思いませんでした。お隣のスペインとの周遊ツアーも組むこともできます。WEB上に掲載のない組み合わせも組むことができますので、お気軽にご相談くださいませ!

    この旅日記を見て少しでもポルトガルに行きたい、と感じていただければ幸いです。お問い合わせ・ご予約お待ちしております。


    「ポルトガルおすすめ観光地10選」もぜひご覧ください。

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