こんにちは!フィリピン大好き竹下の旅日記に来てくれてSalamat po!(ありがとうございます!)
今回は、フィリピンのビサヤ地方にありますマラパスクア島という離島に来ております!
ダイバーの方はもう何を目的でこの島に訪れたかわかりますよね?
そうです!そうなんです!!
幻のサメ、ニタリザメを見にこのマラパスクア島にやってきました!
別名オナガザメ。その名の通り、長い尻尾が特徴です。
他の地域ではめったに見ることのできないこのニタリザメ。
なんとフィリピンのマラパスクア島なら80%の確率で見ることができてしまうのです!
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タイトルの通りです。
マラパスクア島に行くには、マクタン空港から、車とボートを乗り継いで約5時間弱。。
世の中そんなに簡単にはいかないものです。
珍しいものや絶景を見たいのなら、それだけの努力も必要なのです。
その代わり、その分見れたときの感動もものすごいです!
さて、話は変わりますが、マクタン空港のターミナル2(国際線)が昨年新しくなりましたね!
以前よりも広くなり、清潔でお店なども増えました!
空港を出て目の前が、ドライバーとのミーティングポイントなので、かなりわかりやすくもなりました!迷うこともないでしょう!
空港を出て間もなくすると、セブシティを通ります。セブシティを抜けるのにかなり時間がかかります。東南アジアでよく見る渋滞。これがすごいのです。でもイライラはしないでください。それを見越しての5時間です。セブシティを抜けるとその後の道は快調に進んでいきます。
ただし、ここで驚くのがドライバーの運転。追い越しや反対車線を走るのが当たり前、道路じゃないところを使って追い越しするなんてこともあります。スピードもかなり出します。ただ、安心してください。それがフィリピンスタイルです。ドライバーはそのような運転になれているので、危ないことはありません。安心してお休みください。早く着くことに越したことはないですから。笑
サンゴ礁に囲まれた小さな島であるマラパスクア島は、全長が南北に2.5km東西に1kmほどの大きさでまさに南国リゾートといった雰囲気。中でもホワイトビーチは第2のボラカイと呼ばれるほど美しく、ダイバーでない観光客も多く訪れます。
ですが、私はダイバー。ニタリザメを見るために来ています。
実はニタリザメを見るのにもまた努力が必要なのです。
ニタリに遭遇できるのは、早朝のみ。
どのダイビングショップも5時すぎ頃から、ニタリのいるモナドショールに向けボートを走らせます。
てことは、4時起きか!!!!
しかたがない。これもすべてニタリを見るためなのだ!
そう自分を奮い立たせ、超強力目覚ましをセットし、4時に起きられることを願い就寝。
眠たい目をこすりながら、超うるさい目覚ましを止める。
なんとか起きられた。前夜に準備していたダイビングに必要なものを持ち、
起床後、3分で顔も洗わずホテルを出た。
案の定まだ真っ暗。そりゃそうだよな。。
暗い夜空を見上げていると、そこにはなんと満点の星空が!!!
ニュージーランドのテカポ、アメリカのグランドキャニオンで見た星空の次くらいにすごいです!!
マラパスクアの星空が私の人生の星空ランキングトップ3に入りました!!!
予期していなかっただけにかなり感動しました。
なんかテンション上がってきたぞぉ!!
モナドショールまでは、ボートで約40分程度。
ボートの上から見る朝日もとてもきれいです。
そんな朝日を見ながら、レッツニタリダイブ!!!!!
モナドショールの説明を受け、ついにニタリダイビングです!
潜行ロープをつたって、一気に15mくらいの深さまで行きます。
海底に到着し少し泳いでいると、ガイドが突然指さします。
いた!!ニタリです!!!!!
え、ニタリって30m近くのところにいるんじゃないの?
ほんとに15mくらいのところにいました。ラッキーです!!
それも一瞬ではなく、そこをぐるぐると回っているようです。
私たちは泳ぐ必要はなく、その場でじっとしていれば見ることができます。
浅いのでエアにも余裕があり、じっくりと観察することができます。
ニタリも1匹だけでなく、1匹いなくなったら次のニタリと次々に現れます。
私は合計で3、4匹くらい見ました!
最高の気分です!辛いことが多かったですけどこれで全部ちゃらです!
水中で騒ぐとニタリがびっくりして逃げてしまうので我慢していましたが、本当はすぐにでも踊りだしたい気分でした!
ニタリの写真を撮るのは普通のカメラでは難しいです。モナドショールはあまり透明度が良くなく、肉眼ではしっかり見えているニタリですが、写真を撮ろうとするとキレイに写りません。動画をおすすめします!動画であれば比較的きれいに撮ることができます!
それにしてもニタリ、かっこいいです。。。惚れました。。
ボディはかっこいのですが、顔をよく見てみると、まん丸お目め。かわいい。。
かっこかわいいニタリ!是非あなたの目でとらえてください!!
多くの方はマラパスクア島はニタリザメ!というイメージがつきすぎて、
それ以外は特におもしろいところはないと思いがちですがまだまだあります!
まず、マラパスクア周辺のポイント。
ここはマクロポイントです。ウミウシやカニ、エビなどがたくさん生息しています。
マクロはちょっと、、というそこのあなたへおすすめポイントを紹介します!
マラパスクア島からボートで約40分の遠征ポイント、ガト島です。
ガト島は南北に通り抜けることが出来る不思議な島で、本格的なケーブダイブが楽しめます!
その洞窟の中にはホワイトチップシャークが眠っています。
ホワイトチップシャークは夜行性なのでこの洞窟で眠っています。
眠いからなのか人慣れているからなのか、かなり近くまで接近することができます!
がんばれば、ホワイトチップシャークとツーショットもとれちゃうかも!!
他にもナイトダイビングで見ることのできるような生物がたくさんいます!
モナドショールと合わせてサメ三昧というのもありですねー!!
そして、夕方はサンセットダイビング!
サンセットダイビングで有名なボートで15分のライトハウスというポイント。
ここでは、サンセットの時間帯にニシキテグリの求愛行動を見ることができます!
神秘的なその瞬間を是非お見逃しなく!
マラパスクアのダイビングは、サンライズからサンセットまでまさに1日中楽しむことができます!
サンセットダイビングも終わり、明日も早朝からダイビングだから夕食を食べて寝よう。
明日に備えて早く寝るのもありですが、せっかくの島滞在。ちょっと探検してみましょう!
右の写真がダイビングショップ、ブルーヘブンさんが作成したマラパスクア島の地図です。
これがあれば迷うことなくマラパスクアを散策できます!
マラパスクア島のメインはボウンディービーチ沿いです。
たくさんのリゾートが立ち並んでおり、リゾート内にレストランやバーがあります。
おしゃれな雰囲気で海沿いでのんびりと座ってお酒を飲める場所があったりと、秘境ながら意外と充実しています。
島の内側に入ると、現地の人向けのお店が多いです。
屋台が立ち並んでいる場所を発見しました!
どうやら好きな具材を選ぶとその場で焼いてくれるらしいです。
安くておいしそう!ですが衛生面は心配です。。
もう少し歩いてみると、バスケットボールの試合をしているところに遭遇しました。
なにやらかなり盛り上がっている様子。
大勢の観客と実況つき!
もしかして、有名な試合なのでは?と思い現地の人に交じって観戦。
んんん?
中学校の体育くらいのレベルでした笑
スポーツをするのはいいことです。バカにせず温かい目で見守りましょう。
このように海沿いは観光客向けのお店がたくさん、島内はローカル向けとなっています。
ローカルな体験ができるのも島滞在ならではの魅力。
ローカルに交じって島内散策するのもいいですね!
週末にはディスコなんかも開催されるらしいです。
さすが音楽好きフィリピン人です。参加したかった。。。
マラパスクア島を訪れる観光客は欧米人が多いです。
欧米からマラパスクアってどんだけ遠いんだよって思いますよね。。。
でもそれだけしてもマラパスクアに訪れたい理由があるってことなのです!!
たしかに、移動時間は長いし、朝早起きしなきゃいけないし、大変なことはたくさんありますが、海の中も陸の上も大満足で帰国できること間違いなしです!
ここで一つだけ注意して欲しいことをお伝えします。
マラパスクア島は小さな島です。最近では水不足や環境破壊が進んでいます。
なので、ホテルにはペットボトルの水ではなくてタンブラーに入った水が置いてあります。
ホテルのシャワーも海水が50%くらい交じった水です。
それも全部この美しいマラパスクア島の自然を守るためです。
少々不便なこともありますが、そういうところなのだと思って気にしないで頂けたら幸いです。
少し真面目な話になってしまいましたが、マラパスクア最高です!
海の中で幻のサメ、ニタリザメを見て、島では現地の人たちと一緒にニタリしましょう!!
みんなでレッツニタリ!!!!
以上、フィリピンの秘境マラパスクア島からお届けしました!