約600年に渡りインドンシナ半島で隆盛を治めたアンコール王朝。
ヒンドゥー教や仏教など様々な神が宿るこの遺跡群、それぞれの遺跡で全く異なる趣きを備え、
人々を癒してくれます。
前半は専用車チャーターをして郊外遺跡を、後半はトゥクトゥクを利用してアンコールワット、
トム、ロリュオスなどの市内に近い遺跡を周遊しました。
スタッフおすすめ!お得ツアー
成田発
≪ベトジェット利用≫世界遺産アンコールワットの玄関口・シェムリアップで自由気ままにフリープラン!1番売れてるアットホームな隠れ家リゾート・直営コッカトゥリゾート滞在 4日間 ※往復送迎付き
日数:4日間
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シェムアップから車で約40分。クメール芸術の花開いた10世紀後半の壮麗な遺跡です。
以前は修繕のために見ることのできなかった『東洋のモナリザ』と呼ばれる女神像も
2014年11月現在ではその美しい姿を見ることができます。
バンテアイスレイから車で20分。クーレン山丘陵に位置します。
遺跡が見られるポイントまでは登山道を約40分のトレッキング。途中、急な登り道もあるので
運動靴は必須です。
シェムリアップ川の源泉にあたるこの場所では無数のリンガ(thousand linga)を
水中に見ることができます。このリンガで水が清められると考えられていました。
その川底や周辺に遺跡が彫られています。
残念ながらその美しいヴィシュヌ神の姿は2003年に盗掘にあってしまいましたが、
現在ではその跡が分からないほど綺麗に修復されています。
世界に数ある遺跡の中でもなかなか川の中の遺跡はお目にかかれないので必見の価値ありです。
クバルスピアンから車で1時間。クーレン山の南山麓に位置します。
プリアヴィヘア、コーケー遺跡と並ぶ3大郊外遺跡の一つです。
遺跡自体はそのほとんどが崩壊しています。遺跡の周りに巡らされた濠や三重回廊は
アンコールワットの練習台とされたのではないかという一説もあります。
天空の城ラピュタのモデルともなったと言われているこの遺跡には滅びに美しさ、
神秘さが漂っています。
※ベンメリアはアンコールパスが利用できない遺跡なので、US5ドルの入場料が必要になります。
チケット売り場は遺跡手前に設置されています。
※この3つの遺跡(バンテイアスレイ、クバルスピアン、ベンメリア)はツアーであれば
1日で周遊することができますが、トゥクトゥクのチャーターでは難しいです。
郊外ではトゥクトゥクを拾うこともできないので是非ツアーにご参加されることをお勧め致します。
さて、ここからは市内に近い遺跡をトゥクトゥクのチャータで巡ります。
Q1、トゥクトゥクって??
⇒東南アジア特有の乗り物でオートバイに人力車の荷台がついたような乗り物です。
なかなかスピードも出ますし、風を切る気分は爽快です♪
Q2、どうやって乗るの?
⇒それはとっても簡単!街中にいるトゥクトゥクのおじさんに行きたい遺跡を告げればOK!
とてもたくさんのトゥクトゥクが往来したり、客引きをしているので拾うのはとても簡単です。
Q3、料金は?
⇒完全に交渉制です。おおよその目安は市内からアンコールワットで1台あたりUS5ドル、
1日(09:00-17:00目安)チャーターでUS15ドル程度です。
※今回はアンコールトムのサンライズ鑑賞を目的としていたので
前日に街中のトゥクトゥクのおじさんと約束をして05:00-17:00まででUS18ドルで交渉しました。
当日ちゃんとホテルまで来てくれるかなと少し不安でしたが、
ちゃーんとスタンバイしてくれていました。その他のトゥクトゥクを利用した時も
遺跡観光が終わるまできちんと待っていてくれて、トゥクトゥクのおじさん結構律儀・・・。
支払いは後払いなので安心です。
もちろんガイドはつきませんのでガイドブックを片手に自分で遺跡を巡りますが、
個人旅行がお好きな方は値段も安く効率的に遺跡巡りができてお勧めです。
04:00起床。。。
外はまだ真っ暗の中、市内を出発します。
前日に予約をしたトゥクトゥクのおじさんは律儀にホテル前でスタンバイ。
真っ暗な中、アンコールワットを目指します。アンコールワットまではトゥクトゥクで約15分。
道中、サンライズ目的の観光客がトゥクトゥクやバスに乗って同じく北へ向かいます。
絶え間なく連なるテールランプがなんとも印象的です。
アンコールワットに到着したら明けきらぬ夜の中、ただ静かに夜明けを待ちます。
06:30頃、東の空がぼんやりと明らんできました。
一旦ホテルに戻り、朝食を済ませた後は、いよいよ遺跡観光です。
先程のトゥクトゥクのおじさんと再び合流し、アンコールトムへ向かいます。
市内からはトゥクトゥクで約25分。「大きな都城」を意味するこの遺跡はその名の通り、
4km×4kmの城壁に囲まれてた壮大な遺跡で、その中に様々な見どころがあります。
アンコールトムからトゥクトゥクで15分。
ガジュマルの樹が生い茂るタ・プローム遺跡へ向かいます。
タ・プロームからトゥクトゥクで10分。
緑色砂岩寺院として有名なタ・ケウへ向かいます。
※ピラミッド型の遺跡に登ることはできますが滑りやすいので十分な注意が必要です。
タ・ケウからトゥクトゥクで20分。
もっとも有名なアンコールワットへ向かいます。
※アンコールワットサンライズ→アンコールトム→タ・プローム→タ・ケウ→(途中昼食)→
アンコールワットを回って05:00-17:00の約10時間チャーターで1台あたりUS18ドルでした。
シェムリアップからトゥクトゥクで30分。
クメール建築の原点ともいえるロリュオス遺跡へ。
左:バコン 中:プリヤコー 右:ロレイ
※ロリュオス遺跡群は別の日にトゥクトゥクをチャーター。09:00-15:00の6時間チャーターでUS15ドル/1台あたり。
今回は郊外遺跡まで周遊をしましたが、まだまだ多くの遺跡がアンコールワット遺跡群には点在しています。
通常のツアーの場合、2-3泊の滞在が多くなっておりますが、是非4-5泊の長期滞在もお薦めです。