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リスボンの西約30キロに位置するシントラは、1147年にかのアルフォンソ・エンリケスがポルトガルに併合して以来、夏の避暑地として古くから王侯貴族に愛され、今もその城館・別荘が残っています。リスボンから列車で40分ほどという立地もあり、現在では日帰り観光地としての人気も高い街です。1995年にはその緑不快山間に豪華な城館が見え隠れし調和する美しさから、シントラの文化的景観として、世界遺産に登録されました。
シントラのみどころ
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シントラ王宮
建てられたのは10世紀で、幾度かの増改築を行いムデハル、ゴシック、マヌエル様式などが合わさり、様々な時代の建築様式や装飾が残ることとなりました。
天井一面にカササギの絵が描かれた「カササギの間」や、美しいアズレージョで装飾された「紋章の間」など個性的な部屋が多く、調度品から天井に至るまで見所が満載。
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ペーナ宮殿
標高529mの山頂にそびえ立つ、カラフルな色使いの宮殿。
赤や黄で彩られた見た目だけではなく、イスラム、ゴシック、ルネサンス、マヌエル様式などが混ざった建築や装飾は、細部まで見るものを楽しませてくれます。イスラム風の建築の中にアズレージョが使われていたり、と奇抜でミステリアスな雰囲気を持つペーナ宮殿は一見の価値ありです。
「シントラの文化的景観」として世界遺産にも登録されています。
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ロカ岬
言わずと知れた、ユーラシア大陸最西端の地。北緯38度47分、西経9度30分。岬の先には、ポルトガルの詩人カモンイスが詠んだ詩の一節より「ここに地果て、海始まる」と刻まれた石碑が立ちます。シントラはロカ岬への玄関口となっており、シントラ~ロカ岬間はバスで約40分。カスカイスからも向かうことができます。
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ムーアの城壁
8世紀頃、イベリア半島を支配していたムーア人によってシントラに城が建てられ、現在は城壁のみが残されています。人気観光地の一つになっており、城壁から望む景色はまさに圧巻。一方にシントラの街並み、もう一方にペーナ宮殿があり、世界遺産にも登録されている「シントラの文化的景観」を堪能することができます。
入口から城壁までは片道30分ほどの軽いトレッキングコースのようになるので、スニーカーで観光に挑みましょう。
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レガレイラ宮殿
12世紀のポルトガル王族の別邸として建てられた宮殿が改装され、様々な建築様式が複合した不思議な趣のある建物となりました。中はゴシック様式を基調とした造りですが、まるでRPGのゲームの世界に迷い込んだような風景が大人気!魔物が出てきそうな洞窟や、異世界の入り口のような井戸など、冒険心がくすぐられる場所です。