水の都ヴェネチア、日本のテレビでもよく取り上げられていますし、行かれたことのある方も多くいらっしゃるのではないでしょうか。
今回はおすすめホテルを探しにヴェネチアに行ってきましたが、アクア・アルタ直後ということで普段とは変わったヴェネチアを見ることができました!
おすすめホテルと合わせて、ヴェネチアの町の様子も紹介します。
スタッフおすすめ!お得ツアー
ベネチアのサンタ・ルチア駅から出て左に進んでいくと、写真左の様なちょっと見逃してしまいそうな細道があります。そこを入って少しいくと左に見えてくるのがアバッチアホテルです。
修道院を改装してできたという趣のあるこのホテルは広めのホールなどがあり、当時の面影を今でも残しています。
フロントの男性たちはさすがイタリア人!と言いたくなるくらいとても陽気で、彼らとお話するだけでこちらも元気になるくらいです。
緑いっぱいの中庭もあり、ぽかぽか暖かい日は外のソファでゆっくりというのも良いかもしれません。
現在は改装中でしたので、全体を写すことはできませんでしたが、きれいになった今後のアバッチアに期待です!
ローマ広場から徒歩2分という好立地にあるこのホテル。
ローマ広場といえば空港からのバスやタクシーの発着地であるため、早朝のフライトや深夜の到着でも安心です。
ホテルはパパドポリ庭園にあり、全体的にピンク色をしているため、歩いていると遠くからでもすぐに見つけることができます。
私の1番のお気に入りは正面玄関の奥にある、緑に包まれた朝食会場(写真左)。まるで森林の中で食事を取っている気分になれること間違いありません!!
サンタ・ルチア駅から徒歩3分。重たいスーツケースをゴロゴロと引いて長い距離を歩きながらホテルを探す必要もない好立地!
運河に面している4つ星ホテルで、ハネムーナーの方にぜひおすすめしたいホテルです。
正面玄関を入ると広々としたロビーがあり、奥まで進むと運河への入り口が・・・
ホテル専用の水上タクシー乗り場もあり、運河を使ってホテルから直接空港やサン・マルコ広場へ出ることも可能です。
天気がよければ外で運河を見ながら朝食を召し上がっていただけます。
また、運河が見えるお部屋をご指定いただくことも可能で、まさにヴェネチアに来た!!と実感できるホテルです。
もしサン・マルコ広場の近くにお泊りになりたいという方がいらっしゃっいましたら、ぜひおすすめをしたいのがサボイアエジョランダというホテル。
外装が赤茶色のヨーロッパ風のこのホテルは、全体的にはこじんまりしていますが、ヴェネチアらしさを感じられる内装で、こちらもお部屋によっては窓から運河(対岸のサンタ・マリア・テッラ・サルーテ教会付き!)を眺められます!!
ホテルはヴァポレット乗り場のすぐ目の前にあり、サン・マルコ広場へは徒歩5分もかかりませんので観光にもとても便利です。
まずはサン・マルコ広場を見てから周辺を散策。今度はヴァポレットに乗って運河を上がり、リアルト橋へ・・・(もちろん徒歩でも大丈夫!)ヴェネチア観光の計画を立てるのが楽しくなりそうですね。
イタリアでぜひ食べてみてみたかったのが真っ黒なイカ墨パスタ。
というわけで、イタリア最後のご飯は魚市場の対岸、さらに路地の奥にあるレストラン・アラヴェドバ(ALLA VEDOVA)でこのイカ墨パスタを食べました。
初めて食べるので、その黒さに少し躊躇しましたが、とてもおいしかったです。
今回のスタッフで歯が黒くなるのもお構いなしに堪能しました!
おつまみにと頼んだコロッケもワインにとてもよく合いました。
このアラヴェドバはホテル・アバッチアやホテル・プリンチペから徒歩15分ほど。
到着後、荷物をホテルに置いてちょっとヴェネチアをぶらり・・・という時にもぴったりです。
食後のデザートは日本にもお店を出しているジェラート屋GROM。冬はほっとチョコレートも販売しているみたいです。
この日は雨が降っていたので気温が低く、かなり迷いましたがやはりジェラートをチョイス!フィレンツェのVENCHIといい、イタリア=ジェラートはかかせません!
ちなみにこの後空路でパリに移動しましたが、空港でもやはりVENCHIを食べてしまいました・・・
ヴェネチアで年々深刻になっているのが、水位が上がって町が浸水してしまう、アクア・アルタという現象。
この現象はとくに今くらいの時期と春先によく起こるようです。
ちょうどヴェネチアに到着した日の朝にかなり浸水していたようで、(到着時にはほとんど引いていましたが)道の真ん中には人が通るための桟橋が、浸水を受けたホテルは1階部分が水浸しになってしまったようで、普段は置いてあるソファなどをどけて清掃した痕跡が各所で見られました。
サン・マルコ広場はまだ完全に水が引ききっておらず、場所によっては桟橋を使わないと通れない所も。広場の顔であるサン・マルコ寺院も開館はしていましたが、入り口前には水が残っていたため、人々は桟橋を使って中に入っていました。
水の都と呼ばれるがゆえに、常に浸水の危険にさらされているヴェネチア。
前回旅行したときは晴天の中、優雅に走るゴンドラを橋の上から眺めていましたが、今回はヴェネチアの違う一面を見ることができました。