コルカタ(旧カルカッタ)

インド東部に位置するインド第2の都市であるコルカタは、1690年にイギリス東インド会社が拠点を置いた時から発展が始まりました。1911年までは植民地インドの首都として繁栄し、現在でも経済、交通の中心地です。また、市内にはイギリス統治時代の建造物が残っています。インドの他の大都市に比べて、コルカタほど生活臭の濃い町はないでしょう。下町の雑踏に足を踏み入れると、人間や動物や車の喧騒が入り乱れ、その生のエネルギーに圧倒されます。コルカタがあるベンガル地方は、シタール奏者ラヴィ・シャンカルや映画作家サタジット・レイなど有名な芸術家を多く輩出し、ノーベル受賞者ではマザー・テレサや経済学者のアマルティア・セーンなどがいます。インドを代表する著名人や芸術家を数多く生み出している土地であり、その州都コルカタは文化的活動も盛んです。そんなコルカタでは、マザー・テレサが作った施設「マザーハウス」でのボランティア体験もすることが出来ます。特別な知識や技術なしで参加することが出来、日本からも多くの人がボランティアに訪れております。