マナドでマクロに大興奮の巻 | バリ島他インドネシアの旅行記

支店
渋谷
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マナドでマクロに大興奮の巻

エリア
メナド
/バリ島他インドネシア
テーマ
ダイビング
時期
2009/06/23~2009/06/28
投稿日
2009/08/6
更新日
2021/9/24
投稿者
エスティワールドスタッフ

バリ島の先のインドネシアへ―。 長年の夢がかない、ついにマナドで潜ることができました。 想像をはるかに超える豊かな海に、久々の大興奮。 やっぱりダイビングはやめられない! 「おまけ」では、初めてのスパ体験レポートもあります。 写真:カクレクマノミ

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日数:5日間  
旅行代金:271,800円~428,800ツアーはこちら

  • いきなりですが、ダイビング当日。

    出港前に、各種書類の記入、Cカードのチェック、レンタル器材のサイズ合わせなどを済ませ、ブナケン国立公園入園料US$5(領収書は50,000インドネシアルピア)を支払います。
    今回お世話になったエコダイバーズ(キマ・バジョ・リゾート&スパに併設)では、毎朝8:15に出港し、
    ブナケン島周辺を中心に午前中2本、昼過ぎに戻り、昼食休憩をはさんで午後に3本目を潜るのが基本スタイルになります。
    シンガポールからシルクエアでマナドに入れば、到着した日の午後からダイビングを楽しむことができます。
    ダイビングボートは、最大8~9名のお客様が乗ります。
    今回は、私以外に2、3名のお客様がいる程度だったので、船内はゆったりです。
    桟橋でクルーの笑顔に迎えられながら、いよいよ出港~♪
    サンダルを脱いで箱に入れ、裸足でボートに乗り込みます。
    日焼けを楽しみたい方は屋根の上に、日陰が良い方は船内に陣取ります。
    ボート内には、水中カメラ用の水槽もあります。
    水、お湯、ティーバッグ、インスタントコーヒー、砂糖、ミルク、クッキーが用意してあり、自由に飲食できます。タオルは、1人一枚用意されています。
    タバコは、屋上やボート後方で。携帯灰皿は必ず持参してください。
    水洗トイレと水のシャワーがあります。トイレの紙は、流さずにゴミ箱へ。

    写真左:ECODIVIERSの日本人ガイド、ミホさん
    写真中央:ECODIVERSのボート(外観)
    写真右:ECODIVERSのボート(中)

  • 1本目

    6月25日(木) 「Labasong」 曇→晴
    最大深度:23m 潜水時間:60分間 水温:29℃ 透視度:20m 流れ:なし
    キマ・バジョ・リゾート&スパからボートで約20分、1本目のポイント『Labasong』に到着です。
    日本人ガイドのミホさんからブリーフィングを受けた、いよいよエントリーです。
    バックロールでエントリーした瞬間の感想は「あたたかい~」。ダイコンの表示水温は、なんと29℃。
    こんなにあたたかい海で潜るのは久しぶりなので、それだけで嬉しくなります。
    アルミタンクなので、ウェイトを6キロにしてみましたが、水深3mを過ぎたあたりからズブズブ・・・。
    少々重すぎたようです。
    ドロップオフの壁伝いをのんびりと泳いでいくと、カスミチョウチョウウオの群れや、色あざやかな海綿、元気なサンゴが次々と姿を現わします。
    予想よりも透視度がよく、明るく感じました。
    新たに購入したSEA&SEA製のG2に慣れるための1本目としては文句なしのポイントでした。

    写真左:カスミチョウチョウウオの群れ
    写真中央:ドロップオフの手前
    写真右:浅瀬

  • 2本目

    6月25日(木) 「Pangalisan」 快晴
    最大深度:18m 潜水時間:60分間 水温:29℃ 透視度:20m 流れ:ゆるやか
    ポイント到着後、待ちきれずに先頭を切ってエントリー。
    海の中で寒さを感じないので、身体に余計な力が入らず、リラックスできます。
    2本目は、ゆるやかな流れの中、ドリフトダイビングを楽しみました。
    エントリー直後、視界に飛び込んできたのは、浅瀬一面に広がるサンゴと大きな群れをなすスズメダイでした。
    水面が、鏡のようにサンゴを反射していて、眩しいくらいです。
    「サンゴにスズメダイの群れ」は、私にとっては、これがダイビングの原風景であり、この風景を見かけると、なんとなくほっとします。
    スズメダイを追いかけながらやや深い場所に移動すると、タカサゴの群れが目の前を静かに通り過ぎていきます。スズメダイもタカサゴも、明らかに育ちがよく、大ぶりです。
    目の前にいるクマノミも、見慣れているサイズの1.3~1.5倍はありそうです。
    G2のSEA&SEAモード(水中写真モード)の感覚がつかめてきたので、マクロモードにも挑戦してみました。
    しかし・・・オラウータンクラブやウミウシ、ガラスハゼの仲間は、大失敗(涙)
    2本目のダイビングが終わると、いったんリゾートに戻り、ランチタイムです。
    ミホさんとキマ・バジョ・リゾート&スパのレストランでランチをとりました。
    ビーチ近くの建物の2階にあるレストランは、マナド・トゥアを臨む海に面したオープンエアで、そよそよと潮風が心地良く吹き抜けていきます。

    写真左:サンゴとスズメダイ
    写真中央:タカサゴの群れ
    写真右:ウミシダ

  • 3本目

    6月25日(木) 「ウォーリー・ベイ」 晴
    最大深度:9m 潜水時間:61分間 水温:29℃ 透視度:7m 流れ:なし
    午後3時前、桟橋からボートで5分程度沖合いに出たウォーリー・ベイで本日ラストのダイビングです。
    3本目からミホさんを卒業(?)し、地元のガイドさんと一緒に潜ることになりました。
    まさか、この3本目が、この10年でもっとも興奮したダイビングになろうとは思いもよりませんでした。
    エントリー直後は黒っぽい砂地で水が濁っていたのでがっかりしましたが、ガイドさんの指差すその先には、「マクロ・パラダイス」が広がっていました。
    カエルアンコウに始まり、ミミックオクトパス、タツノオトシゴに、コワい顔のアナゴの仲間にカクレエビ、カニ、エイと、息をつく間もなく次々とお出ましになる彼らの姿に大興奮のダイビングとなりました。

    写真左:ミミックオクトパス
    写真中央:タツノオトシゴ
    写真右:アナゴの仲間

  • 4本目

    6月26日(金) 「ブナケン・ティモール」 曇のち雨
    最大深度:18m 潜水時間:60分間 水温:29℃ 透視度:20m 流れ:ゆるやか
    この日は朝から雲行きが怪しく、波風がある中でのエントリーとなりましたが、海中には相変わらず素晴らしい非日常の世界が広がっていました。
    今日も地元のガイドさんと潜ります。
    昨日の2本目のポイントを凌ぐ元気なサンゴとスズメダイの群れに迎えられ、根を降りていくと、ドロップオフになります。
    カスミチョウチョウウオの大群や大きなウミウチワ、ソフトコーラルにムチヤギなど、昨日潜ったポイントとは一味違う海が広がっています。
    G2の使い方にだいぶ慣れてきたので、内蔵フラッシュを用いたマクロにも挑戦しました。
    フラッシュが当たると、青の世界がまったくその色あいを変えて視界に飛び込んできます。
    改めて海の不思議に驚かされる瞬間です。
     
    ダイビング後、ランチの間に雨足が激しくなったため、午後は海に出るのはやめにして、スパでマッサージをしてもらうことにしました。
    マナドの海は、1日半ではほんの一部を見たに過ぎませんが、その素晴らしさ、底力を実感できた4ダイブでした。

    写真左:ソフトコーラル
    写真中央:これは何でしょう???
    写真右:ウミウチワ

  • おまけ1:スパ体験レポート

    6/26(金)の午後のダイビングがなくなったので、人生初のスパに挑戦。
    60分間の全身オイルマッサージをやってもらうことになりました。
    個室に通され、シャワーを浴びてから備え付けのTシャツと短パンに着替え、マッサージ台に横になります。
     
    ろうそくの火がゆらめく中、オレンジの良い香り(香りは好きなものを選べます)と心地よい雨音に包まれ、足裏からマッサージが始まります。 
    最初はくすぐったいなと思いましたが、10分もしないうちに眠ってしまっていました。
    仰向けになるように言われて目が覚め、身体の向きを変えてまた爆睡・・・
    至福の時間はあっという間に終わり、お茶をいただいて部屋を出ました。
    最近こりがちだった首から肩が楽になっていて、身体が軽く感じます。
    肌もモチモチしていて、自分の肌ではないような感触です。
    スパにハマる理由が、少しわかった気がしました。

    写真左:深い緑に包まれていますが、すぐ近くは海です。
    写真中央:受付で好きな香りを選びます。
    写真右:心地よい暗さが眠りを誘います。

  • おまけ2:マナドと日本

    マナドには、戦前から日本人が多く移り住んでいました。
    今は、街中に日本製の車やオートバイがたくさん走っています。
    また、インドネシア有数の親日都市としても知られ、中学校の外国語の授業では、日本語を選択することもできるそうです。
    今回お世話になったエコダイバーズの皆さんは、「心の友(五輪真弓)」を日本語で
    歌っていました。調べてみると、1987年頃インドネシアで大ヒットしたそうです。
    私たちにとってマナドは遠い場所ですが、マナドの人たちにとって、日本は身近な存在のようです。