大雨に降られ、大きな葉っぱを傘代わりに使い深い、ジャングルを歩くこと1時間・・・
かすかに水の音が聞こえてきました。
切り立った崖を、木の梯子で下りると、そこにあるのは深い深い洞窟、ミレニアムケーブが口を開けていました。
ヘッドライトの明かりひとつで、真っ暗な洞窟を進みます。
足元には茶色の川が流れて、頭上にはコウモリの羽音が響きます。
命からがらミレニアムケーブを抜けたあとは
更なる試練が待ち受けていました!
なんと、ライフジャケットの浮力一枚で、激流の川を下るのです。
途中、これ悪い冗談かな?と思いました。
足がつかない川を(雨で増水していました。)流されている自分に、しまには変な笑いがこみ上げてくる始末。。。
精神的にも極限状態に追い詰められました。
ヘリコプターで救出されたりするのかな、と思うほど、
もうこれ以上進むのは無理だろう、と思う危険な箇所をいくつも通過しました。
まさに命がけの遊びです。
ミレニアムケーブツアーを終えた後は
妙な安堵感と、達成感がこみ上げてきました。
遊んできた後なのに、
体力は限界を超え、思わず出てきた言葉は
「生きててよかった・・・」(笑)
ミレニアムケーブは、まさに究極のアドベンチャーです。
但し、体力に自信の無い方にはお勧めしません。
命がけの遊びだと思いますので、体力に自信のある方も万全の準備をしてのご参加をお勧めします。
靴はビーチサンダルでは駄目です。リーフシューズがベスト、サンダルでも、靴底のしっかりした物、ストラップのしっかりしたものが
良いでしょう。
かなり長い時間水に浸かりますので、防寒対策も万全に!
カメラを持って行きたい場合は、防水対策を忘れずに
ちなみに私達は、カメラを途中までしかもって行きませんでした。
持っていれば、激流くだりのシーンや、ド迫力の滝を撮りたかったです。(残念・・・)
(バヌアツ滞在記①【サント島編】 終)