庶民の暮らしが息づく華僑の街
チョロン地区でひと味違うベトナム情緒を発見
華僑の街、チョロン地区。 自転車やバイク、様々な漢字の看板を掲げる商店や
市場、喧噪と活気にあふれた濃密な中国色の街です。 ホーチミン市街やドンコイ通りとはひと味違った、熱気や情緒を感じる散策に出かけてみました。
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日数:4日間
旅行代金:55,600円~103,600円ツアーはこちら
シクロは自転車の前に座席を付けた人力車です。
ゆっくりしたペースでしかも座席が運転手の前にあるので景色をゆっくり見ることが出来ます。 通常、シクロ乗車の料金は交渉制ですが、ツアーに参加すれば交渉の煩わしさとは無縁です。
(写真:左) 意外とゆったり ひったくりには要注意
(写真:中央) 狭い路地もスイスイ移動 雑多な感じが雰囲気出ています
(写真:右) じっくり街を見ることが出来ます
チョロン地区最大の中央市場で1階には雑貨、食料品など。 2階はお菓子や化粧品などが所狭しと軒を連ね、商品の束が天井高く積み上げられてます。 束で売られているようで、卸が中心の市場のようです。 市場の中は地元の方を中心に、かなりの混雑ぶりです。 しかも建物の周囲にも小さな店が取り巻き、どこからどこまでが市場なのか判断がつかない状態です。 ビンタイ市場は中国人のクアック・ダム氏が始めた市場で、中国商人の熱気が感じられます。
(写真:左) ビンタイ市場外観 市場前は人と荷物の往来が多いです
(写真:中央) ビンタイ市場内部 まとめ買い、値切りは当たり前
(写真:右) ビンタイ市場内部 スリとひったくりに要注意
1760年に建てられたベトナム最大の華人寺のうちの一つ。 華人が信仰するティエンハウ(天后聖母)が祀られてます。 長い棒のような線香や渦巻き型の線香など、大小さまざまな線香が燃えていて一日中、線香の香りが絶えません。 いかにも中国のお寺といった雰囲気が漂ってます。
(写真:左) 華僑の方は信仰に厚いです
(写真:中央) 境内は線香の香りで充満してます
(写真:右) 円錐形の大きな渦巻き型線香が印象的です
通りの両側に多種多様な骨董品店が軒を連ねています。 基本はアンティークな家具や陶器、仏具などが主流ですが、 中には本物かと疑うような縄文時代風の土器や骨董品というジャンルにはふさわしくない最新の時計がショーケースに並べてあったり、 買わないで見るだけでも面白いです。 通りでは、ネコと戯れる子供や麻雀を打つ大人たち、軒先でフォーを食べているひとなどがおり、庶民の純朴さ、生活感が滲み出ている通りです。
(写真:左) 骨董街 (レコンキュー通り)
(写真:中央) 店では色々な品物が置いてあります 掘り出し物があるかも・・?
(写真:右) 通りで麻雀に熱中する大人達 生活の一端を伺えます
ベトナム・ホーチミンの街歩きと言えば、おしゃれなカフェやレストラン、 ショップなどが軒を連ねる 「ドンコイ通り」 近辺が有名ですが、庶民の生活の一端を垣間見ることが出来る、 熱気に溢れたチャイナタウンのチョロン地区もお薦めです。
人やバイクや物が溢れ、喧噪と活気に満ちたこの場所で、華僑のパワーを感じつつ、混雑した市場や通りで掘り出し物探しをするのも面白いかもしれません。 今回はそういった意味で、ドンコイ通りとはまたひと味違った庶民の街の雰囲気を満喫しました。
ちょっと違った雰囲気を感じたい方、お問合せお待ちしております。