「そろそろ台湾に行っておく?」から始まった今回の旅行。 当然の如く何の計画もなく取りあえず飛行機だけ予約! ホテルの手配、観光するところは後回し。 よって、出発前日まで泊まるホテルが無い、最悪、野宿の可能性も.... そんな状況でも、「観光さえ出来ればいいや」と呑気に構えていた。 台湾は今回が二回目、台北市内のメジャーな観光地には行かず、 現地のほぼ全ての乗り物を使い足を延ばして台湾を満喫してきました♪ 台湾に留学している元同僚と現地で合流し、男三人で....
朝10:00、台北松山空港着、仕事が始まる時間に台北にいる!
日本から近い分、早朝便だと到着してからも丸一日有意義に楽しめます
到着後、地下鉄MRT淡水線で【淡水】へ
「お腹が空いたのでここら辺で何か食べよう」 そう思って食べたのが『臭豆腐』
日本の「くさや」のようなあの独特の臭いを放つ臭豆腐
台湾に来て真っ先に口にしたのがこれだった!!
ココ【淡水】は水辺の美しさ、夕日がキレイな所で有名なデートスポットになっているのだとか....
そんな所に男だけで来て何をする??って感じでしたが、淡水河の対岸、【八里】 に船で渡ってみることに
河沿いは歩道が整備されていて歩きやすいし、川面を吹き抜ける風が心地良い!!
サイクリングロードも整備されているので、レンタル自転車でサイクリングも楽しめます
あいにく時間的に夕日を見ることは出来ませんでしたが、ぜひカップルで来てみてはいかがですか。。。。
台北市内に戻る途中、【北投温泉】に立ち寄り
ココでは温泉には入らず【地熱谷】という所を見ただけでしたが、日本でもよく見かけるゆったりとした温泉街の佇まいが心を癒してくれました
ココには、日本の旅館が海外に初進出したあの有名な【加賀屋】がありました
写真左: 淡水の対岸、八里からの眺め
写真中央: 淡水河沿いに整備された歩道
写真右: 北投温泉 地熱谷 約80℃の源泉が湧き出ている
チェックインしてビックリ!!
「スイートルームにアップグレードされてます」と一言
ただでさえホテルが取れたこと自体が奇跡に近いのに、スイートルームに泊まれるなんて....
嬉しいような、申し訳ないような、複雑な気持ち
重ね重ね「ありがとうございました!!」
前回来た時もこのホテルに泊まったので、今回は別のホテルが良かったなぁ~
なんて贅沢なことを言ってはいけない!
宿泊代タダ で泊まらせてもらうのだから!!
部屋は二人にとっては勿体無いくらい広いし、キレイでした
男同士でスイートルーム、これってアリですか??(笑)
写真左: ベッドルーム
写真中央: バスルーム
写真右: バスルーム
地下鉄MRT新店線で新店駅まで行き、そこからバスを乗り継いで約一時間
(バスはカーブの多い山道を進むので、乗り物酔いをする人は、酔い止めを飲んでおいたほうが良さそうです)
ココは台湾の先住民タイヤル族が多く住む、渓流の流れる山間の温泉地
郷土料理やダンスなどの見どころもありますが、それには目もくれず、トロッコとロープウェーを乗り継いで【雲仙楽園】へ
周りは木々が生い茂っていてマイナスイオンがいっぱい!
そんな中を散策していると、アスレチックを発見!
いい年した男三人、年甲斐もなく思わず遊んでしまいました
とんだハプニングがありましたが....
【雲仙大飯店】というホテルもあるので、静かにのんびり過ごすにはもってこいです
(ココまで荷物を持って来るのは大変ですが....)
お子様連れで訪れても十分楽しめます!!
写真左: 烏来老街
写真中央: トロッコ乗り場
写真右: 烏来瀑布
写真左: タイヤル族の像
写真中央: 雲仙楽園 アスレチック …この後、思わぬハプニングが!!
写真右: ホテル:雲仙大飯店
烏来から帰る前に、日帰り温泉に
今回の旅行は温泉に入るのも目的の一つでした
前日に「【春秋烏来】って温泉はいいところだよ」って教えてもらったので、行ってみることにしました
ホテルの中は木目調でシックな装いの高級ホテル
割引きしてもらって800元で入浴ができました(通常:平日850元、休日1,000元)
ジャグジー付きの温泉、露天風呂、サウナ、一通り入浴し、はしゃぎ過ぎて掻いた汗、日々の疲も取れて大満足!
ホテル内にはスパもあるようです
落ち着いた雰囲気の中、高級感を味わえるホテル
ココはおすすめですが、12歳以下のお子様は宿泊ができません、ご注意を。。。
写真左: ホテル:春秋烏来
写真中央: 大浴場
写真右: 休憩室
烏来から台北市内に戻って【金品茶樓】というレストランで食事
ホテル:晶華酒店 ≪リージェントホテル≫のすぐ近くの店です
よく考えたら、台湾に来てからこの時まで、ちゃんとした食事をしていませんでした!!
小籠包・海老焼売・空芯菜とニンニクの炒め物・高菜と豚肉の炒飯・酢辣湯・ゴマ饅頭 を堪能
このお店は日本人観光客もよく来るお店で、どの料理も美味しかったです
店内では『東方美人』・『高山烏龍茶』などのお茶も売っていました
写真左: 金品茶樓
写真中央: 小籠包
写真右: 海老焼売
本当は高速バスに乗って【基隆夜市】に行こうとしたのですが、乗り場へ行ったら乗車待ちの人達がものすごく、諦めて近場の【饒河街夜市】へ
台北駅から一駅、台湾鉄道「松山駅」の近くにある夜市です
士林夜市とともに台北の二大夜市とも言われているそうですが、士林夜市ほどの規模ではなく、一本道を往復すればすべてのお店を見て回れます
ココの夜市であるものを発見
『クレヨンしんちゃんとスポンジ・ボブ』が合体した絵柄、ドラえもんがスーパーサイヤ人に変身した絵柄 のTシャツが売られていたので、思わず衝動買い
日本じゃ考えられない組み合わせ!
写真左: 饒河街夜市の門
写真右: 夜市で売っていたTシャツ
台北駅で駅弁を買い、新幹線で【新竹】へ、ビーフンを食べに
「台湾に行ったらビーフンが食べたい」とリクエストしたら、同行者がココをチョイスしてくれました
ココ、新竹は風が強く「風の城」という異名があるのだとか
この強い風が美味しいビーフンを作ってくれるのか....?
日本の築地市場みたいな市場の中、殆どの店がビーフンを出す店でした
ニンニク入りの、ソースがかかってるビーフン
刻んだセロリが入っているワンタンスープ
イメージしていたのとは違ったけど、美味しくてあっという間に完食
ただただビーフンを食べるためだけに新幹線に乗り30分
なんて贅沢だ!でも料金は日本円で約1,000円
この新幹線
車両は日本製なだけあって静かで揺れが少ない
外観のデザインもシンプルだし、車内はキレイで明るい色調
乗り心地抜群でした
台北までの帰り、今度は【自強号】(日本で言う特急)に乗って1時間
新幹線にも乗り、特急にも乗れて満足満足♪
写真左: 新竹 城隍廟
写真中央: 城隍廟内の市場
写真右: ビーフン
帰りの飛行機に乗るべく、台北松山空港へ
着いてみてビックリ!! 18:10発の便だったハズが機材メンテナンスのため遅延
出発は 20:40、羽田着は....?
これじゃ間違いなく日にちをまたぐ! 二泊三日のハズが二泊四日に!!
台湾に来てここまで順調にきていたのに、最後にこんなオチが待っているとは思わなかった
取りあえずチェックインを済ませ、やることが無いので空港を出て免税店に行くことにした
【エバーリッチ:EVERRICHI DUTYFREE SHOP】
ココは松山空港から歩いて約15分ほどなので、時間潰しにはちょうどいい場所です
が、しかし、ココでも思わぬ事態が待っていた
お土産を買おうと、物色しながらウロウロ
と、そこに、二人の悪魔の囁きが......
「高いバッグ買うとこ見てみたいなぁ~」
「買っちゃえば?」
欲しいのはヤマヤマなんだけど、高い買い物をする勇気がオレには無い
それにも関わらず、悪魔の囁きが続く
この悪魔の囁きに勝ったか負けたか....ご想像にお任せします
今回は地下鉄、新幹線、特急、台湾鉄道、バス、タクシー、船、トロッコ、ロープウェー
ありとあらゆる乗り物に乗った旅行だった
美味しいものを食べれたし
行きたかった所にも行けたし
温泉にも入れたし
でも一つだけ心残り......野宿もしてみたかった
また今度台湾に行こう
一人で台北の街を歩き回ってみたくなった
今回、日程的にムリだった【太魯閣】【日月譚】に次こそ行きたいけど、一人で行けるかな......
お世話になった方々、本当にありがとうございました
写真左: 台湾鉄道 各駅停車
写真中央: 台湾新幹線 新竹駅にて
写真右: 特急 自強号