カッパドキアでどこに泊まる?洞窟ホテル視察レポート | トルコの旅行記

支店
渋谷
福岡

カッパドキアでどこに泊まる?洞窟ホテル視察レポート

エリア
カッパドキア
/トルコ
テーマ
現地情報
時期
2011/04/26~2011/05/04
投稿日
2011/05/10
更新日
2020/8/3
投稿者
エスティワールドスタッフ

カッパドキアの奇岩に掘られた昔の住居を客室としているのが洞窟ホテです。その数は計り知れませんが、今回の研修で視察をしたホテルの中で、個人的にお気に入りの洞窟ホテルベスト5をご紹介いたします!

カッパドキア洞窟ホテル特集

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日数:7日間  
旅行代金:248,800円~545,800ツアーはこちら

  • 第5位<ユナック・エヴレリ>

    5,6世紀ごろに造られた洞窟部屋をホテルに改装。洞窟部屋は27部屋あり、19世紀に造られたギリシャ式の建物もあります。部屋の内装はアンティーク調で板張りの床と自然の洞窟の部屋は落ち着いた雰囲気です。

    ユナックとはその昔、村の広場に置かれた泉のことで、女性たちが家族の衣類や食器などを洗ったり、飲み水を汲んだり、とさまざまに活用していました。ユナックは日常生活になくてはならないものでした。「ユナック」という名前の由来はそこからきています。

    これぞ、「THE洞窟ホテル」と呼ぶにふさわしく、いわゆるクセのある洞窟ホテルと言えます。カップルから同性同士まで、幅広い客層におすすめできます!


    【写真左:階段をひたすら上がると洞窟部屋があります】
    【写真中央:絶壁には無数の穴があいています】
    【写真右:洞窟部屋の入口】

  •  

    ユナック・エヴレリ Yunak Evleri>はスタンダード、デラックス、スイートと3つのタイプのお部屋があり、全室テレビがありません。これは滞在客に洞窟ホテルでの時間をゆっくり過ごしてもらいたいというオーナーの意向です。その代わりにCDプレイヤーがあります。CDも2枚置かれており、好きなようにCDを聴くことができます。

    ≪気になるお部屋の設備≫
    冷房:なし 暖房:あり テレビ:なし インターネット:なし(ロビーのみ可) ミニバー:あり 湯沸しポット:あり ドライヤー:あり セイフティボックス:あり スリッパ:あり 無料の飲料水:なし バスタブ:なし(スイートのみあり)
     

    【写真左:デラックスルームのベッド】
    【写真中央:CDプレイヤーとミニバー、セイフティボックス】
    【写真右:清潔なバスルーム。スタンダードとデラックスにはバスタブがありません】

  • 第4位<カッパドキア・ケイブ・リゾート&スパ>

    ウチヒサール村の高台に建てられた石造りの重厚な建物で、夜は美しくライトアップされています。
     
    東の方向には富士山のように美しいエルジェス山(3,916メートル)のシルエットもくっきりと見え、カッパドキアで眺めを重視するならウチヒサールの右に出るものはいません。それぐらいの大パノラマが期待できます。
     
    ただ、このホテルは「ソフトな洞窟ホテル」という表現がぴったりで、すべてがキレイすぎて面白みが足りないかな・・・と思ってしまいます。もちろん、文句の付け所がないほど素晴らしいホテルなのですが、ホテルラバー(HOTEL LOVER)には物足りないかもしれません。また現在79室ある客室をさらに50室増やす工事をしており、完成後は129室・・・。これでは洞窟ホテルに求めたいエクスクルーシブ感が台無しですね。。。
     
     
    【写真左:ホテル敷地内からの眺め。エルジェス山も見えます】
    【写真中央:プールはひょうたん型のかわいいプールです】
    【写真右:岩山の斜面を利用した立地のため、敷地内は階段が多いです】

  •  

    カッパドキア・ケイブ・リゾート&スパ Cappadocia Cave Resort & Spa>は2007年11月にオープンし、女性スタッフを中心に、女性の目線で作られた、女性のためのホテルです。最高級のベッドや家具を配した客室はどれもユニークで、オーナーの思いがそこかしこにあふれています。洞窟の一部を利用して造られた部屋は、岩の質感と洗練されたインテリアとのコントラストがおもしろく、温かくほんのり暗い照明の中、静かでゆったりとした空間に癒されます。
     
    ツインベッドルームが多いので女性同士のお客様や、宿泊者の70%が日本人のお客様のため旅慣れていない海外旅行初心者のお客様におすすめのホテルです!

    ≪気になるお部屋の設備≫
    冷房:あり 暖房:あり テレビ:あり インターネット:あり ミニバー:あり 湯沸しポット:あり ドライヤー:あり セイフティボックス:あり スリッパ:あり 無料の飲料水:あり バスタブ:あり ★すべてにおいて日本人にうれしい充実の設備です★

     
    【写真左:洗練されたツインベッドルームのベッド】
    【写真中央:これならカッパドキアでも安心な清潔なバスタブ】
    【写真右:女性にうれしいダブルシンクの客室もあります】

  • 第3位<ガミラス・ケイブ・ホテル>

    カッパドキアの中心地ユルギュップ近郊のアイバリ村に1999年にオープンしたガミラス・ケイブ・ホテルには、洞窟を念入りに修復した30の部屋があります。ホテルは、1000年以上前、ビザンティン時代に修道院があった場所に位置しており、5000年以上前から人類が住んでいたと言われるこの地域の瞑想的な雰囲気を壊することなく残っている、まさに「エクスクルーシブ感たっぷり」の洞窟ホテルです。
     
    カッパドキアの中心地であるギョレメやユルギュップといった繁華街から相当離れているため、滞在中これらの街の散策は難しいですが、洞窟ホテルライフと日帰りのカッパドキア観光だけでいいという上級トラベラーにはもってこいのホテルといえます。
     
     
    【写真左:岩山の中にひっそりと佇むホテル】
    【写真中央:ホテルの周囲にはまだ手付かずの洞窟がいっぱい】
    【写真右:本物の洞窟をくり抜いたホテル内のレストラン】

  •  

    ガミラス・ケイブ・ホテル Gamirasu Cave Hotel>は5つのスタンダードルームと6つのデラックスルーム、そして19部屋のスイートルームがあります。合計30部屋のうち、バスタブがなくシャワーのみのお部屋は3部屋だけです。
     
    さすが!と思ったのは、人里離れた山奥のリゾートなだけに、無料のミネラルウォーターという概念がなく、「ほら、お水は蛇口をひねったら、新鮮な天然水が飲めるわよ♪」とのこと・・・。トルコで水道水が飲めるとは。。。そして暖房は?と聞くと「洞窟ホテルの床や壁の中に温かいお湯を張り巡らして、いわゆる床暖房のような機能が備わっているのよ♪」とのこと・・・。トルコで床暖房があるとは。。。
     
    ≪気になるお部屋の設備≫
    冷房:なし 暖房:なし テレビ:あり インターネット:あり ミニバー:あり 湯沸しポット:あり ドライヤー:あり セイフティボックス:あり スリッパ:あり 無料の飲料水:なし(蛇口から出る天然水をどうぞ!) バスタブ:一部なし

     
    【写真左:トルコ女性がお嫁に行くときに持たされるトルコ刺繍をあしらったベッドカバー】
    【写真中央:アナトリアン風のリビング】
    【写真右:スイートルームの洞窟ジャグジー】

  • 第2位<アナトリアン・ハウス>

    ギョレメの高台の岩山に建つ洞窟ホテルです。アナトリアの歴史と自然を肌で感じることのでき、岩肌に沿うように建つ、古城のような趣をも漂わせる石造りの建物で客室は全室スイートタイプです。部屋ごとに造りやインテリアは異なりますが、いずれも伝統的な要素とモダンな雰囲気が調和しており、ユニークな滞在が期待できます。
     
    カッパドキアの繁華街・ギョレメの中心地へも徒歩圏内で、街歩きも楽しみながらリゾートライフも楽しみたいハネムーンやカップルのお客様におすすめです。ウチヒサールのような大パノラマは期待できませんが、宿泊者が無料で利用できる「洞窟プール」や宿泊者はいつでも無料の「ワインの泉」もあり、その心くすぐる仕掛けでロマンチックなひとときを過ごせること、まちがいなしです!
     
     
    【写真左:尖塔のような岩が印象的です】
    【写真中央:どこかの惑星に迷い込んでしまったような感覚です】
    【写真右:敷地内には洞窟プールもあります!】

  •  

    アナトリアン・ハウス Anatolian Houses>はその33室の客室がすべてスイートルーム!このホテルは宿泊者はホテル敷地内にあるワインの泉で蛇口をひねれば、白ワイン、赤ワインをいつでも無料で飲むことができます。
    岩場に建てられた岩つくりの建物が内部でカッパドキアの洞窟につながっていて、客室は昔の住居跡をそのまま利用しています。岩を削って作られているので、ざらざらとした質感が魅力です。 洞窟ホテルらしく、夏は涼しく、冬は暖かく過ごすことができます。なんとベッドも石でできています!
     
    ≪気になるお部屋の設備≫
    冷房:なし 暖房:あり(床暖房) テレビ:あり インターネット:あり ミニバー:あり 湯沸しポット:あり ドライヤー:あり セイフティボックス:あり スリッパ:あり 無料の飲料水:あり バスタブ:あり(スタンダードのみジャグジーなし。それ以外はジャグジー付)

     
    【写真左:カップルにぴったりのワイドサイズのベッド】
    【写真中央:ふたりでも十分なサイズのジャグジー】
    【写真右:このホテルの代名詞でもある「ワインの泉」】

  • 第1位<ミュージアム・ホテル>

    ウチヒサールの高台に建つ美術館のように美しいホテルです。洞窟を利用した温かみのある空間や美しい調度品やインテリアなど、ロマンチックな雰囲気を演出しています。ホテルの立地は抜群で、アヴァノス、ギョレメ、鳩の谷、ローズバレーなどカッパドキアの代表的な素晴らしい絶景が部屋から、レストランから、そしてテラスから見ることができます。

    どうして「ミュージアム」ホテルなのか??
    建設を立案したオメル・トスン氏はセルジュク朝、オスマン帝国、ローマ時代、ヒッタイト時代など幅広いコレクションを保持する骨董品のコレクターで、宿泊客にカッパドキアの歴史や文化を体感できるよう、まるで博物館に来たような印象を与えたいという思いから「ミュージアムホテル」と名付けることとなったようです。
     

    【写真左:重厚なホテルの入口】
    【写真中央:オスマントルコ・スタイルのレセプション】
    【写真右:これぞ絶景かな!インフィニティープール】

  •  

    なんといってもウチヒサールという立地を最大に活かしたこのプール。プールの端から下は断崖絶壁かのような錯覚にさせるインフィニティープールは、カッパドキアではここだけです。ホテルで飼っているゴールデンレトリーバーがプール周辺をうろうろしたり、レセプションからプールへ続く庭には陸ガメが放し飼いになっているなど、ちょっとした癒しとサプライズが、このホテルへの期待を高めます。
     

    【写真左:プールからはエルジェス山の大パノラマを!】
    【写真中央:雨の日は屋内で、、、晴れの日は屋外テラスで朝食】
    【写真右:カッパドキアでも有名な本格トルコ料理レストラン「リラ」】

  •  

    アンティークが彩る洞窟ホテルの客室は全部で30部屋。デラックスルーム7部屋以外はすべてスイートルームです。客室はそれぞれに個性的で、アーチ天井の部屋や石壁造りの部屋、自然の岩をそのまま活かした洞窟のような部屋などがあり、それぞれにアンティークな調度品やトルコらしい絨毯、タペストリーなどが配され趣深い造りとなっています。
     
    ≪気になるお部屋の設備≫
    冷房:なし 暖房:あり テレビ:あり インターネット:あり ミニバー:あり 湯沸しポット:あり ドライヤー:あり セイフティボックス:あり スリッパ:あり 無料の飲料水:あり バスタブ:あり

     
    【写真左:清潔感のあるホワイトカラーのベッドカバー】
    【写真中央:ゆったりのジャグジー】
    【写真右:洞窟リビングルーム】

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    本当にこのホテルの気遣いを感じたのは、上記写真のワインの泉のあるお部屋。実はこのお部屋はウチヒサールの大パノラマを望める立地にありながら、その大パノラマをお部屋から見ることができない反対側に位置するお部屋なのです。
    でもそのお部屋にはオーナーの気遣いで「ワインの泉」が・・・。お部屋からの眺望が悪いので、このお部屋に宿泊したお客様は無料で赤ワインと白ワインが飲み放題なのです。実はカッパドキア地方は言わずと知れたワインの名産地。とってもワインがおいしいのです。
     

    【写真左:ここにも出ました!室内にワインの泉!!!】
    【写真中央:大パノラマを見ながらジャグジーでのんびり♪】
    【写真右:さらに重厚な趣あるリビングルーム】

  • 魅惑の洞窟ホテル

    カッパドキアには洞窟ホテルはたくさんありますが、その中でも研修スタッフ選りすぐりのホテルをチョイスしてご紹介いたしました。いずれも客室数が少なく、予約の確保が難しいホテルばかりです。洞窟ホテルの宿泊をご希望の方はお早目のご予約をおすすめいたします!
    こちらでご紹介した洞窟ホテル以外にもエス・ティー・ワールドでは多数の洞窟ホテルの取り扱いをしております。お問い合わせお待ちしております。